夜泣き0・背中スイッチ無しの赤ちゃんの育て方
生後3ヵ月で連続7〜9時間寝るようになった娘。
つられて(⁉︎)わたしも一緒に寝て、毎日元気です♪
もともと夜泣きは無くて、夜中の授乳後はすぐに眠ってくれるし、
物音で起きてしまうこともほとんどありません。
どんな風に育てたらよく眠る赤ちゃんに育つのか?
わたしはフランスに1年間留学したことがあったり、
今は月1回程度、海外の教育・子育て事情を学ぶオンライン勉強会に参加していたり、
海外から情報を得ることが多いです。
そんな中、とある海外の方から
「赤ちゃんの背中スイッチは日本にしかない」
という話を聞きました。
背中スイッチとは、
抱っこしている時には眠っていた赤ちゃんが、布団に寝かしたとたん、
まるで背中に起床スイッチがあるかのように起きてしまう、というもの。
日本にしかないのなら
日本の育児書や日本人からの子育てアドバイスから学んでも無意味だな、と思ったので
全く誰からのアドバイスも聞かずにオリジナルな子育てをしています。
そんなわたしが唯一大切にしているのは
「バーストラウマを癒す」
ということ。
「バーストラウマを癒す」子育てというとむずかしく聞こえますが具体的にしていることは
“スキンシップ”と“声かけ”です。
まず、「バーストラウマ」に興味を持つようになったきっかけですが
2人目妊娠前から、天外伺朗さんの
『「生きる力」の強い子を育てる』という本を愛読していました。
バーストラウマとは、すべての人間が生まれた途端に持っているトラウマのことです。
すべての人のバーストラウマを癒すことができたなら平和な世界を作れる、と天外伺朗さんの本にはあります。
その中にある
『出産直後に三〇分以上、母親と赤ちゃんだけで、誰にも邪魔されずに過ごすことがとても大切だ』
という1文を読み、ぜひ叶えたいと思いました。
ですが、実際の次女の分娩時には、赤ちゃんの頭が産道にひっかかり、吸引分娩になったため、産後すぐの30分のカンガルーケアができなかったのです…。
産後、小児科医が赤ちゃんの健康状態を確認した後、添い寝して、初乳をあげることはできました。
そのあとの4日間の入院生活中は母子別室でした。
吸引分娩だったため
赤ちゃんのバーストラウマが強いと感じたので、
自宅に帰って来てからは
とにかくハグしまくり、
スキンシップしまくりの生活をすることにしました。
まず腕まくらで一緒に寝ています。
常に母親のぬくもりを感じている安心感でよく眠ります。
0ヵ月の時は、眠っている間にわたしが赤ちゃんの顔の上に乗ってしまわないか気にもなりましたが、
赤ちゃんの心も体も包み込んであげるイメージを持って一緒に眠りました。
体が大きい赤ちゃんだったので腕まくらしやすかった、というのもあります。
足をあたためてあげるのも気持ち良さそうです。
ママの両手で赤ちゃんの両足をあたためてあげると、深い眠りにスッと入ってくれます。
また、皮膚は第二の脳とも言われます。
スキンシップをして、人のあたたかさを皮膚を通して伝えることが赤ちゃんの脳に直接安心感を与えるのでしょう。
赤ちゃんの肌に直接当たるものは肌触りのよいものを選ぶようにもしています。
布団、おくるみ、ベビー服・肌着、ママのトップスなどはできればオーガニックなものを。
ただ、わたしは古着もよく活用していることもありオーガニックではない生地のものも着ます。
なので、そこは完璧を求めすぎず、大人が一度触ってみて、気持ちいいかどうかを大切にしています。
もう一つ大切にしているのが“声かけ” です。
0ヵ月の時は赤ちゃんが泣く度に
「大丈夫だよー^ ^」
「生まれてくる時、よくがんばったね。」
「家族みんなで守ってあげるからね。」
と安心できるような声かけをし続けていました。
また
「おうちの外にはきれいなお花やいろんな動物がいるよ。」
「やさしい人がたくさんいるよ。」
ということも伝えていました。
この世界が、信頼できるものだと伝えるイメージです。
そうしたら、
3時間毎の授乳の時期も
真夜中は授乳が終わったらすぐに寝る、
または、授乳中に寝てしまうようになりとっても楽でした!
産後、2週間経った時に
家族全員がコロナに感染するという試練があったのですが、不安に流されず、
スキンシップと声かけを大切に毎日を過ごしていたら、さらによく寝る子に育ちました。
生後3ヵ月から、夜は7〜9時間連続で寝て、
日中は3〜5時間毎に起き、
授乳して、オムツを替えたら
ニコニコしてそのまままた寝る、の繰り返しです。
夕方は黄昏泣きを少ししますが
9歳のお姉ちゃんが抱っこしてくれたらニコニコしています。
4ヵ月になった今は首もすわり、寝返りを打つようになりました^ ^
夜ご飯の家族団欒の時にはできるだけ一緒に食卓を囲んでいます。
赤ちゃんも家族団欒に参加したいのかな^ ^
それと、お風呂も泣かないですね。
声かけは声の質も大切です。
やさしい声で話しかけると気持ち良さそうです。
一度、遊びで家族間で低い声で話ししていたら泣き出してしまったことがありました(^◇^;)
言葉の意味以上に、声の雰囲気が赤ちゃんにとっては大切なんですよね。
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もちろん個人差はありますし、
男女両方の子育て経験者は「男の子の方がぐずりやすい」と口を揃えて言います。
同じようにしてもうまくいかないからって
自分を責めないでね。
ただ、周りの大人の不安が減れば、もっとよく眠る赤ちゃんは増えると思うのです。
わたしの場合は、カンガルーケアができなくても落ち込まなかったのがよかったようです。
大人になってもバーストラウマは癒やせるということも天外伺朗さんの本に書いてあったので、今できることに注力しました。
子育てというのはスマホやおもちゃがない、何万年も前から繰り返されてきたものです。
だから、悩みに沿った子育てグッズやスマホからの子育て情報みたいな小手先のものではなく、
人間の本質に沿ったことをした方がうまくいくのだと思います。
本質に沿うというのは、例えば、
あたたかい→気持ちいい
人肌を感じる→安心する
よく寝る・食べる(母乳やミルクを飲む)→元気になる
みたいな単純でわかりやすいことです。
大人に置き換えてみても理解できることだと思います。
子育て世帯に資格を取るよう推進する
政策がすすめられていますが
睡眠時間が足りているから働けるのです。
睡眠不足では働けない。
世界で1番睡眠時間が少ないと言われる日本人は
睡眠時間の確保が異常にヘタ。
赤ちゃんから大人まで
質の良い睡眠を取ることが
日本の緊急課題だと、わたしは感じるのです。
ファッションの力で人も地球もHAPPYに
『アポルテコーデ マルシェ🇫🇷』代表
スタイリストあられ
わたしは認定メディカル呼吸®︎アドバイザー
『(一社)日本マミーボイスアカデミー協会』理事
でもあり、バーストラウマを癒すことの大切さ、声かけの方法を知れたのはこちらの立場からの学びでもあります。
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