はむとれv6.2のwebhookアラート注文を試してみた
おしらせ
はむとれv7が公開されて、「はむとれ簡単導入マニュアル」の配布も開始されたそうです。
https://www.hamutore.erizo.co.jp/manual/
どうも、こんにちは。arakuma3です。
今回は、はむとれv6.2(無料)が公開されたのでBybitのtestnetにて動作確認を実施してみたので紹介いたします。
v6/v6.1の注目機能としては、Bybit対応でしたが、V6.2でwebhookアラート対応しました。
はむとれ紹介リンク:
公式マニュアルは、まだ配布されていないのが既存ユーザで試したい方は下記のメモが参考にしていただけると思います。
※新規ユーザの方は、公式版のマニュアルを取得してください
■v6.0 / v6.1→v6.2への移行手順
(すでにBybitで売買が可能になっている方向けです)
▼作業の流れ
・v6.2を導入して、Bybit-testnetの取引がwebookでできるように設定する
・TradingViewでBybit-testnetのアラートを作成する
・v6.2で取引できていることを確認する
(webhook方式に移行する場合)
・TradingViewのアラート設定を修正する
(トリガー方式を継続する場合)
・v6.0/v6.1のトリガーを削除する
・v6.0/v6.1のステータス、ヒストリーをv6.2にコピーする
・v6.2のトリガーを作成する
■配布用ファイルのコピー
・配布用の「システムプログラム」を自分のGoogleドライブにコピーする
・配布用の「ステータス&ヒストリー」管理を自分のGoogleドライブにコピーする
※簡単マニュアル「STEP.5」「STEP.6」相当
■設定プロパティの転記
・旧システムプログラムの「a_property【プロパティ】.gs」の値を
新システムプログラムの「a_property【プロパティ】.gs」に転記する
・spreadSheetのID値は、v6.2のものに置き換える
※簡単マニュアル「STEP.7」相当
■Webアプリケーションの公開
・公開→ウェブアプリケーションとして導入
・Deploy as web app:Project version(New)→更新→許可を確認→アカウントをクリック
・このアプリは確認されていません:詳細→TradingSystem_ver6.2_20200510(安全ではないページ)に移動
・Google アカウントへのアクセスをリクエストしています:許可
・Deploy as web app:Current web app URLをメモしておく→OK
https://script.google.com/macros/s/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/exec
※KaKeHa-System初期設定と同等の作業です
★はまるポイント★
ソースコードや設定値や変更した場合、ウェブアプリケーションを再公開しないと、webhook注文からの処理は前回公開したバージョンで動作します。
また、再公開する場合はProject version(プロジェクトバージョン)をドロップダウンリストから「New」を選択して更新、公開しないと正しく動作しないので注意が必要です。
■TradingViewでBybit-testnetのアラートを作成する
ポイントは、
・Eメール送付はチェックを付けない
・Webook URLにチェックを付けて、メモしたURLを貼り付ける
※簡単マニュアル「STEP.12」相当
■v6.2で取引できていることを確認する
アラートがでたら、2~3秒後にはhistoryシートに取引内容が書き込まれていると思います。
また、Bybitのtestnetサイトでもポジションを持っていることを確認しましょう。
※オープンしたポジションは、クローズしてノーポジ状態にしておきましょう
■まとめ
webhookのメリット
・アラート通知から、受信までが安定して早い(実測2~7秒)
・トリガーを使用しない
webhookのデメリット
・アラートが未達になったとき、何の原因か追えない
(メールトリガーなら、ある程度追える)
低頻度、スイングものならメールトリガーでも許容範囲
高頻度、短期足ものならwebhookの方が有利
webhookで通知さえ受信すれば、はむとれシステム内でリトライはしてくれます。(新しく追加されたretryシートで管理している)
■おわりに
ついに「はむとれ」が待望のwebhook機能が実装されました。
というわけで、「KaKeHa-System」のアドバンテージもなくなりましたのでプロジェクトを終了しようと思います。
ただ、既存ユーザ様の特典として「はむとれパワーアップキット」(仮称)の提供を考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
本noteの記事は、以上となります。
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