MUSiCフェスの話

2019/6/24 12:21

2019年6月22日(土)、桜エビ〜ずを見に横浜赤レンガで行われたMUSiCフェスに行ってきた。
前の週のやついフェスでひとつやりきった感があったしVAR判定の件もあったので、この日はバラード中心で聴かせるセトリで芝生で寝ながらゆっくり聴ければいいかな〜なんて考えながら電車に乗っていた。
横浜までは電車一本で行けるからすごい楽なんだ。

現地に着いたら予報通り雨が降っていて次第に強くなっていった。桜エビ〜ずが始まる前には横殴りの強いものになっていて雨具を持ってきていなかったからずぶ濡れになり身体の体温は徐々に奪われていったよ。



でもこの状況によって逆に自分の心に火が灯った。
ずぶ濡れで失うものが何もない「なるようになれ」の謎のハイテンションというか、火事場の馬鹿力というか、この時は逆境で燃えてきていた。頭の中にはスラムダンクの三井の有名なシーンが頭に浮かんでいた。


この日最大級の雨脚になった頃だろうか。
時刻は11時05分をすぎ、開演時間となった。
定刻通りステージの上手から6人が順々に、それぞれ想いを秘めた凛々しさを感じられるような姿勢で登場した。
めちゃくちゃ練習したverの登場も見たかったな。

雨の中とはいえど野外で、しかもあの広いステージで1曲目にエビバディのフォーメーションになった時の感動と高まりは今でも忘れないよ。



フェスという環境とあの尺の中で最高のセトリだった。
エビ・バディ・ワナ・ビーが終わって身体も十分に温まり雨も徐々に止んできて、気がついたら濡れていたTシャツも半乾きくらいまで戻っていて、そのまま最後まで一心不乱に楽しんでいたらあっという間に終わってしまった。
OAだから3曲くらいだろうな〜なんて考えていたけどいつもの対バンライブくらいの曲数やってくれたのには驚いたよ。校長粋な計らいかな。最高の時間でした。

そしてあの広いステージで、あの広い会場で、全く物怖じせずにいつも通りやりきった6人は本当にカッコよかったし可愛かったよ。それに敗けじと僕たちもいつも以上にがむしゃらにやりきったと思う。
次の日の昭島の水春生誕の際に昨日どこらへんにいたか認識してもらえてたって話を聞いたときは嬉しかった。

最高のOAを見終えた後は残りのアクトをゆっくりと見た。久々に見るももクロやエビ中は圧巻だったしあの頃と曲の感じや規模は変わったけど根本的な部分は変わってなくて、あの笑顔とか歌声とか踊ってる姿を見て懐かしい気持ちになったし見ててあの頃の初期衝動に似た胸の高鳴りがあった。アイドルってそういうことだよね。

ももクロの生バンドにJUDY AND MARYのTAKUYAさんがいた。参加してるのは知っていたけど実際にプレイしてるのは初めて見た。音作りだったりプレイスタイルだったり、僕の音楽人生に影響を与えてくれたプレイヤーの1人なので見られて感動したよ。その昔、最前0ズレでピックをもらった記憶が蘇った。

ゲスの極みだったりフジファブリックも見られたのもよかった。特にフジファブリックは完全に世代で曲も当時の曲を多くやってくれたのは嬉しかったよ。お願いジーザスのカヴァーをやる前のエビ中へのMCはきっとこれからも忘れないだろう。

悪天候だったけどいい感じに大規模なフェスっぽくのびのびとした雰囲気もあって見たアクト全部最高だったので、全部終わった後に入った銭湯は本当に気持ちよかった。銭湯は最高。人生である。そのあとの中華も美味しかった。


またこういう野外のフェスに桜エビ〜ずが出るんだったら行きたいな。てか野外で桜エビ〜ずフェスやってほしいな。
‎フジファブリックの"タイムマシン"
‎曲・4:56分・2009年
music.apple.com


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