夏暮れ

夏が暮れていく肌寒さ纏う夜に
花火の音が突然 打ち上がったら
私はきっと泣いてしまうと思うの
儚い夢と残る火花の匂い

流れる水の音を背景にして
ぼんやり君のこと考えている
帰り道の途中コンビニで、ふと
買ってきたビールはまだ冷えている
風は冷たいな

フィルムに残せないあの日のワンシーンを
後悔と名付けて酔いしれているだけ
土砂降りの雨で雨宿りしている
じれったいような愛があった

夏が暮れていく肌寒さ纏う夜に
花火の音が突然 打ち上がったら
私はきっと泣いてしまうと思うの
儚い夢と残る火花の匂い

段々と温くなっていく
ビールを飲み干して
土砂降りの雨で雨宿りしていた
どうしようもない私たちに
じれったいような愛があった

夏が暮れていく肌寒さ纏う夜に
花火の音が突然 打ち上がったら
私はきっと泣いてしまうと思うの
儚い夢と残る火花の匂い

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