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味方撃ちをやめないスペシュー

カート・ヴォネガットがスプラトゥーン3のナワバリバトルでスペースシューターを持ったなら、どのように言うだろうか。

これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ?

残念ながら私はカートをよく知らない。会って話したことがない。それでもこの偉大な作家がスペシューを手にナワバリバトルに参戦したら、きっとこう言うに違いない。

これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ?

高台から味方を撃つ

私は高台に陣取る。
海女美、ナメロウ、マサバ、ユノハナ、クサヤ。
私は死にたくないから、高台に陣取る。
その代わりに、私は撃ち続ける。
ただひたすらインクをバラ撒き続ける。
そして私は高台から味方を撃つ。

塗る。塗り続ける。以上。

前衛ブキが対面(タイマン)勝負をしていたら、躊躇うことなく味方を撃つ。撃ち続ける。
味方が敵二人に挟撃されそうだと気付いたら、躊躇うことなく味方を撃つ。撃ち続ける。
味方がインク切れ!と思ったら、躊躇うことなく味方を撃つ。撃ち続ける。
味方の足下をインクで満たすのが私の使命。

スペシューで戦場に生きる

私は敵を倒せない。
敵を狙ってもインクはバラけて当たらない。
レティクルの真ん中に入れても敵は死なずに味方を襲い続ける。
だから私は味方を撃つ。
味方の足下を塗りまくって、キルを取ってもらう。
程良いインクのバラけ方が味方の足下を満たしてくれる。

時にはポイントセンサーを投げて牽制をかけたり、さらにはポイセンでマーキングした上でメガホンレーザーを発動して味方にキルを取ってもらったりもする。
キルを取ってくれた瞬間に、私はナイスを連打する。

こうして私は今日、スペシューでじゅくれん度3、30勝を数えるに至った。キルを取ってくれる味方に感謝。

勝率≒31÷(55081÷1000)≒56.4%

スペシューでの表彰

この戦い方は表彰されづらい。
そんな私の目標は『味方のジャンプ先No.1』である。

リスポーンした味方が飛んでくる。
高台にいる私のもとに、次々に飛んでくる。
味方のジャンプ先No.1』は自陣〜ステージ中央に居座って絶対に死なないマンの数少ない表彰である。

動かないから塗りはせいぜい1000ポイント。
敵にインクが当たらないからアシストもトドメも表彰されない。
その代わり絶対に死なずにインクを吐き続ける。
時にはリッターのヘイトを買ってでも高台に居座る。
絶対に死なないマンの意地、脳筋砲台マンの誕生である。
なので『注目された時間No.1』や『耐えたダメージNo.1』も誇らしい。
これは必死に生き残った私の勲章である。

負け筋

私が死んだ瞬間に瓦解する。
ナワバリバトルで負けるパターンは残り1分未満で砲台マンが死んだとき。
メモリープレーヤーを見返すとだいたい私が死んでしまった瞬間に敵が自陣になだれ込んできている。
※味方がそもそも弱すぎるケースもたまにあるが、その場合は早々にリスキルになる。

私が死ぬときは味方3人が攻め込んでいて、私も高台から降りて敵陣に塗り進んでうっかり対面してしまったとき。
本来はスペシューの射程を活かして敵を近付けないようにするべきなのだが、たまに気付かず接近を許してしまうと、もう負ける。
私の所に迫ってくるということは前線で味方がデスっているわけで、私が死ぬ=戦線復帰のためのジャンプ先として機能しなくなることも大きいと思われる。
2分間バトルしてきて味方の3人が私をそのように見立てて動いてくれている以上、私は絶対に死んではいけないのである。
調子に乗らない。

感謝

特にマニューバー、シューター、ローラー、ブラスターのみなさんには感謝しかない。前に出ない(出られない、出たってどうせ瞬殺される)私に代わって戦ってくれる味方には感謝しかない。キルを取ってくれるみなさん、いつもありがとう。

今日も楽しかったです。

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