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人生初のコミケ訪問を明日に控えて

生まれて初めてのコミケ訪問を明日に控えて、2つ書きたい。1つはお詫びの話。もう1つは準備と感謝の話。


①ただの「エロ本大会」ではなかった

いちいち書くことはないと思ったものの、訪問を前に調べれば調べるほど、関係者の熱意に胸を打たれたので敢えて書くことにした。お詫びである。

私はつい10年くらい前までコミケをロリコン系エロ本大会だと思い込んでいた。それを伏してお詫びしたい。エロだけじゃなかったのね。

そして今回自分が訪問するにあたって色々調べていくと主催者はもちろん、エロ本も含めて出展者の熱い想いが、もうエヴァンゲリオンもびっくりな、火傷しそうなくらいのパトスが迸っていた。

もちろん、いいおっさんの私はエロ本には一切の興味がない。私の目的はあくまで2日目の情報系である。

それでもエロも含めて、この日に向けて優先順位を上げて取り組んできた出展者の熱さは心底素晴らしいと思う。すでに人生折り返し地点を過ぎた私だが、何かしら打ち込んでみたいと思わせる熱量にお詫びを含めて敬意を表したい。

舐めてました。ごめんなさい。

②準備が楽しい、感謝

初めてのコミケ訪問を前にカタログをちゃんと買って、比喩でなく実際に片っ端から読み漁ってみて、あまりにニッチと思われる分野にも真面目に取り組んで書籍化してくれる人々がこんなにもいた。興味を惹くサークルがこれでもかというくらい湧き出てきて、とても回りきれない。

さらには経験者のみなさんの初心者向けTipsが優しすぎる。実は例の「コミケは戦場」とかいうフレーズを目にしてドン引きしていた。もう正直な話、バカジャネーノくらいに思っていた。

でもここまで様々な人々のパトスを目にした今は、「まあそういう人もいるよね」くらいのマイルドな受け止め方に軟化している。

で、これが楽しいんだな。準備が。

「風呂に入れ」ってさ

みな一様に「風呂に入ってこい」という。

は?当たり前だろ、とは言わない。素直に従う。もちろん風呂に入って備える。私は幸い体臭がなく汗もサラサラ系の人間だが、愛用のデオドラントシートは十二分に用意した。清潔感は最優先事項。

なお、私はまあまあのサイクリストなのでムダ毛処理をしている。コミケ訪問に際してももちろん最低限、脚の見える部分はツルツルで参加する。頭髪は、うるさいハゲって言うなこれはオシャレ坊主じゃザビエルが好きなだk

※見えない腰回りもいつも通り1センチの刃できちんとトリミングして行く所存。腰回りの手入れは男性にも超お勧め。めっちゃ快適。0ミリだと痛いので1.0〜1.5センチくらいに揃えるのが良い。

小銭準備

先達はみな「釣り銭が出ないように支払ってあげて」という。そうだよな、PayPayとかやらないよな。即売会なんて現金だよな。

しかしこれがまた楽しかった。キャッシュレス決済至上主義の私が買い物でガンガン現金を使って100円玉を用意した。500円玉も苦労したけど揃えた。今思えばゲーセンに行って両替機使っても良かったな。
私にとってゲーセンは薄暗くてタバコとカツアゲ

ジャリ銭、重い。重いけど頑張るよ。100円と500円を20枚ずつ、それぞれコインケースまで用意したのだ。ここまでやれば十分だろう。
※コミケって1冊あたりいくらするの?カタログに貼った付箋が20枚弱、3〜4万円あれば十分足りるよね?

乗換案内

私は新婚時代に2年ほど、勝どきに住んでいた。
そう、晴海通りを南に、銀座の先に行った、小綺麗な勤め人で賑わうギリギリ東京都中央区アドレスである。
そこから港区の職場までTOEICのリスニングがてら徒歩通勤をしていたアーバンボーイは国際展示場なんて電車に乗るわけもなく、なんならサイクリングコースであったが、それも今は昔。

自宅から意外に遠いな、奥さんと娘が帰省中だし、品川あたりの安宿やビジネスホテルに前泊するかくらいに考えていたがすでに満室だった。これは私のミス。まあ午後参加だし。

在京(?)の人間として、ひさしぶりにちゃんと電車を調べた。経路案内を確認して、ネクロゴンドの洞窟を彷彿させる大井町駅の階段、あれは今回は使わない(笑)。いやここではネクロゴンドを言いたかっただけだ。

雨具

台風。天気が良くないみたい。レインコートかな。傘は危なそうだ。風も吹くだろうし。靴とリュックに撥水スプレーを済ませてある。

改めて、先達に感謝

仕事も遊びも、成否の如何はすべて準備にかかっている。今回はたくさんの方の記事を参考にさせていただいた。インターネット素晴らしい。みなさんには本当に感謝している。

明日は午後入場の予定だ。午前中に売り切れてしまう本もあるかもしれないが、それは運だ。手に取れなくても死ぬわけではないし。

まずは己の偏見を改めて、とにかく雰囲気だけでも楽しむことにする。以上、お詫びと感謝であった。

いちいち挨拶しませんけど、コミケ初心者向けに素晴らしいTipsをまとめてくださった方々、特にnoteを利用されている出展者のみなさんのブースは時間の許す限りすべて回らせていただきます。感謝。

カタログにてすべてチェック済み


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