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アライさんと釣りをするのだ~番外編~

はじめに

今回はいつもよりより具体的に特定のフレンズに向けた内容になっているのだ。前提として「初心者であり、MLクラスのロッドと2500番のリールを買ったばかり。釣り場は海の堤防でエサを中心に。」向けの記事になるのだ。

竿のおはなし

まずは手持ちの竿なのだ!
7フィート6インチのMLで公式サイトによると適正ルアー重量は5g~25gと書いてあるのだ。
つまりこの範囲内でおもりの重さを選べば問題ないのだが...…実はこれって投げる時の適正重量だったりするのだ。つまり投げずに真下に落とすようなサビキ釣りなんかでは25gをオーバーしても余裕ということなのだ!
適正ウェイト5g~25gってことはたぶん投げてて気持ちのいい重さは15g~20gくらいなんじゃないかなと推定するのだ(個人差ありなのだ)

糸のおはなし

お話を伺ったところ現在巻いてある糸は12lb(ポンド)のPEラインとのことだったと記憶しているのだ。12lbはナイロンでは3号相当なのでリールに巻いてあるミチイトは3号と解釈して仕掛けを選ぶといいと思うのだ!
どういうことかというとミチイト(リールに巻いてある糸)がハリス(ショックリーダー、仕掛けの糸)より太いと
ミチイトの強さ<ハリスの強さ
の強度になってしまって、負荷がかかった時にミチイトとハリスの結束部で切れがちなのだ。そこで切れてしまうと、仕掛けは全部失くしてしまい海に長い糸を針を残すことになってしまって、自分にとっても自然にとってもよくないのだ。そこで
ミチイトの強さ>ハリスの強さ
にしてあげると結束部の強度より根がかりないし負荷のかかってる部分のほうが弱くなってそこで糸が切れてくれやすくなるのだ。
ひっかかり部分だけが切れてなくなっちゃうような状況を想像してもらえたらわかりやすいかと思うのだ。

おもりのおはなし

糸の強さによって投げられる物が規定されるのだ。
これは簡単な話で弱い糸で重たい物を投げると糸が切れて物だけ飛んでいくというのは想像できると思うのだ。
具体的には12lbということだったので適正ウェイトは7g~18g程度が理想なのだ。ヒュンと音が出るような初速で投げなければ30gくらいまで投げられるけれど、投げるのに慣れていないうちは15g前後のウェイトが一番使いやすいと思うのだ。
lb(ポンド)=g(グラム)
で考えると12g程度が適正になると思うのだが、多少重たいほうが簡単に飛ぶので×1.5したとき(=18g)の重量くらいを上限に考えておくといいと思うのだ。
ただしこれはハリスの話でもあって
ミチイト→錘→ハリス
ミチイト→ハリス→錘
の時ではハリスが細い後者のほうが耐えられる負荷が違ってくる感じなのだ。
ややこしいことさんざん書いといてあれなのだが、めっちゃ雑に言うと12lb~10lbなら20g弱が安全に投げられる上限なんじゃないかなと思うのだ。
錘の号数でいうところの5号~6号が上限なのだ。
ただ実際のところ、よほど水深があるような状況や潮の流れがきつい場合でない限り4号(15g)くらいがメインになっていくと思うのでそんな神経質にならなくて平気なのだ!

ハリスを変えたらどうなるの

いいことに気が付いたのだ!
ハリス(ショックリーダー)が12lbだの10lbだの、そんなんじゃ軽い仕掛けを投げられないじゃないのだ!
空気抵抗の割に仕掛けが軽すぎて、飛距離がでない。
そんなときはショックリーダーを細くしてあげたらいいのだ!
ミチイトより強度が無ければいいって理屈なので、6lbとかのショックリーダーに変えたら5gくらいのルアーでヒイラギやカサゴ、アジと戯れたりもできるのだ!
対象によってショックリーダーの太さを変えてあげたら、投げた時に竿が曲がる範囲で細い仕掛けやルアーがより快適に飛ばせるようになるのだ!

リールのおはなし

ごめんなのだ。こればっかりは動画を見てもらったほうが絶対早いので動画で覚えたほうがいいのだ。投げ方とかはこんなのを参考になのだ。
ただ個人的な話になるのだが、ハンドルが初期状態では右ハンドルになってると思うのだが、これを抜いて左に差し込み左ハンドルにしたほうが使い勝手が絶対いいと思うのだ。多少の好みはあれど、右利きのフレンズは左ハンドルにすれば利き手の右手で竿を操作できるという理由なのだ。

意外と大事なドラグ設定

リールにはドラグという機能があって任意の力以上で糸が引っ張られたときに糸がリールから出てくれて糸が切れるのを防ぐ機能があるのだ。
仮にの話なのだ。
12lbの糸を使っていて6lbの負荷がかかるとリールから糸が徐々に出ていく設定にしたとき、リールの糸がなくならい限り糸が切れることはないのだ。
実際は複合的な要素が絡まるのでそんな単純な話ではないのだが、使ってる糸の一番弱い部分を頂点に考えて、それらの1/4程度に設定するのがベターとされてるのだ。
例えば
メインライン12lb+リーダー10lb
の時、弱いのは10lb(約4.5kg)なので10lbの1/4、『2.5lb(約1.1kg)』が設定すべきドラグテンションということになるのだ。
そんな都合よく糸を引っ張れる測なんてもってなくっても大丈夫なのだ!
1.1kgなら500mlのペットボトル2本分なのでリールからペットボトルに直に糸を結んでもらって、ペットボトルが自重でチリチリ落ちていく重さが1kgということになるのでそこに合わせたら大丈夫なのだ!

個人的仕掛けノススメ

ここからは個人的な仕掛けのおすすめなのだ!

胴突き仕掛け

サビキやちょい投げ仕掛けもいいけどなんといっても胴突き。これなのだ。
こんなん
とか
こんなん
なのだが、あまりメジャーじゃないけど魚の引きが感じやすく、かつ勝負がめっちゃ早いので面白いのだ。
仕掛けで売られているのでPEから結ぶだけというメリットもあるのだ。
もし足元が垂直な堤防で遊ぶなら胴突きを足元に落とすだけの簡単な作業で結構楽しめると思うのだ!
使う錘の重さは仕掛けに書いてあるやつでもいいけど2号~6号くらいのナス型錘があればよくて、基本的に錘はスナップで簡単に変えられる仕掛けになってるので各種の重さを用意しておくといいのだ。
ひとつ飛ばしで2号、4号、6号の3つあるだけで問題ないのだ。
アライさんは3号だけで全部やりがちだしあまり深く考えなくていいのだ。
エサはLサイズのオキアミ一択なのだ!

ブラクリ

ブラクラって昔あってよねなんて語ってる場合じゃないのだ。
ブラクリなのだ。
錘に糸が付いただけの単純な仕掛けなのだ。
テトラポットの隙間とか、怪しそうなスポットに落とすだけの簡単な遊びなのだ。
ブラクリのエサはゴカイがベターなのだが、オキアミでもよっちゃんイカとかでも釣れるのでその日の気分でって感じなのだ。
ただしこちらは仕掛けらしい仕掛けではないのでハリス(ショックリーダー)をPEの先に結んでからブラクリを結ぶ必要があるのだ。

テキサスリグ

最推しなのだ!というかもはやルアーなのだ。
これはもう最適解がわかりやすくて、10gのバレットシンカー#2のオフセットフックを組み合わせたら間違いないやつなのだ!
ルアーは2.5インチ~3インチ程度のワーム(初心者の鉄板はグラスミノーMなのだ)で色はオレンジ~ピンク系がおすすめだけど場所にもよるのでお好みでなのだ。
こちらもブラクリとかなり似てる仕掛けなのだが、針先が隠れているというのが最大のメリットなのだ。
つまり餌釣りの人が投げられないようなちょっと沖のテトラの隙間とか海藻だらけの場所に自分から突っ込んでいくタイプの仕掛けなのだ。

おわりに

くぅ~疲れましたwなのだ。
最後に挙げた3種類の仕掛けはどれもこれも勝負が早い仕掛けなのだ。
投げる→底につくまで落とす→10秒待つ→ちょっと動かす→10秒待つ→回収
といった感じで待ち時間が最長1分程度の仕掛けなのだ。
そのぶんいろんなところに投げれるので、堤防をうろちょろしながらやるにはうってつけなのだ!
待つイメージの強い釣りだけど、自分から攻めていく釣りも面白いので気が向いたらぜひやってみてほしいのだ!





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