見出し画像

パイロットにはどんな人が多い?

こんにちは、あらいぐま機長です!
今日はパイロットにはどんな人が多いのかお話しします。

まずは思い込みを捨てましょう。
結構多いと思うんですよ。『パイロットなんてどうせ自分には無理』って思ってしまって、目指す前から諦めてしまう人。僕もそうでした。

『ああいうのは特別な専門学校に行ってなきゃなれないでしょ?』とか、『自分は特に頭もよくないから、目指してもダメだろうなー。』『パイロットって目がよくないとなれないって言うし、自分は運が悪かったな。』『飛行機の操縦免許って、取るのにめちゃくちゃお金かかるって聞いたことがある。うちはちょっと。』…などなど。

僕も自分がパイロットになるなんて発想をちゃんと持ったのは、大学に入ってからです。20歳とかそれくらいの歳です。
その大学だって別に一流大学じゃありません。親は普通のサラリーマンで、貧乏でもなくお金持ちでもない、ごく普通の家庭に生まれました。

おまけに田舎出身で、初めて飛行機に乗ったのは高校の修学旅行の時です。
あれは感動しました。北海道の新千歳空港までのそんなに長いフライトでもなかったんですけど、飛行機が離陸するときの興奮は今でも鮮明に覚えています。

何が言いたいかというと、僕もこの動画を見てくれている多くの中学生や高校生、大学生と同じ。めちゃくちゃ普通のあらいぐまだと言うことです。決してヒーローではありませんでした。

スーパーマンな世界線のあらいぐま

それがちょっとしたきっかけでパイロットを目指すことになって、まあそれからは結構な努力をしましたけど、運よくパイロットになることができました。

実際この世界に入ってみると、周りのパイロットも別にみんな特別な人達ってわけではありません。
みんな、めっちゃ普通です。たまにめちゃくちゃ頭のいい人や操縦の腕のいい人、性格のいい人がいますが、そんなのどこでも一緒ですよね。

だから、思い込みで諦めちゃうのはすごくもったいないことだと思うんですよ。
パイロットは雲の上の存在ではありません。
まずはその思い込みを捨てましょう。

僕がその思い込みを捨てることができたのって、運がよかったんですよ。
大学でとても尊敬していた先輩がパイロットになったことがきっかけでした。

それまで周りにパイロットになった人とかいなかったので、『どうせ自分のような凡人には無理』ってどこかで思っていたんですけど、憧れの先輩が自社養成パイロットの試験に受かったことで、自分にもやればできるかも。いっちょ頑張っちゃうかな!ってなっちゃったんですよ。

だから同時の僕のように、このnoteを読んでくれている人が、諦めていた夢にトライするきっかけになったらいいなと思います。

もちろんパイロットになることは簡単ではないし、上で言ったネガティブなことも本当のことでもあります。

お金がかかるとか、目が良くないと…

でもそれは正しい情報を集めて、自分が取るべき道をうまく選択すれば道は開けてきます。
目の基準は昔に比べてだいぶ緩くなっているし、お金に余裕がないならば自社養成や航空大を目指すという選択ができます。パイロットになる方法を読みましょう!
年齢がもう若くないし…というのも、リスクをどこまで取れるかという話と捉えることができます。

その取るべき道に応じた努力をすることは必要です。またこうすれば絶対にパイロットになれるというものではありません。また険しい道であることには変わりません。『絶対パイロットになるぞ!』と気合いを入れた僕も尻込みしていました。

でも僕、とても賢い従兄弟のあらいぐまがいるんですけど、学生時代に彼と話していてハッとさせられたことがあるんですよ。

僕が『パイロットになりたいけど、難しそうだしなー』と言った時に、彼は『人生どっかで頑張らないといけないと思うよ。ここで楽な道を選んでも、頑張りどころを先延ばしにしているだけで、後になって厳しい現実に向き合うことになるかもしれないわけだし。』って言われたんですよ。

なんか、深いですよね。彼も僕もその時20歳かそこらですよ。すげぇあらいぐまもいたもんですよね。
そんなんもあって、僕は色々と努力して、パイロットになることができました。

『次は君だ!』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?