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選曲リスト:披露宴編①
12. 村松崇継『大奥メインテーマ』
挙式での衣装や小物もそうですが、披露宴では、もっとオシャレを遊ぼう、という話になり、夫さんは帽子をかぶろう、という話になりました。そこから、あれよあれよと、ブーツを履こう、大正ロマンなトランクをもってみよう、帽子にお花を付けてみようと、色んなことが決まっていきました。
さて、男女逆転『大奥』の面白みは、男女の社会的権力が逆転すると、ジェンダーロールも逆転し、その影響で変わるもの、それでも変わらないものが、あぶり出されるところにあります。
作中では、上様になんとか気にいられようと、大奥の人々はオシャレをします。上様の妻さんと、そこに並んでオシャレした大奥の夫さん、みたいな視点でも見れて、面白いかな?と後付ながら思っています。
曲については和風で、凛としていて、文句なく格好いいです。サビ前のオーボエと、サビの打楽器(マーチングパーカッション風?)が私のオススメの聞き所です。
13. BRADIO『LA PA PARADISE』
今の職場は、高崎から赤城山の裾野まで片道約45分。そのお供にラジオをよく聴くようになりました。行きの毎朝と、帰りの木曜日はいつもFMぐんま。このFMぐんまで何度か耳にしていたのがこの曲です。
妻さんは鼻歌でよくドリカムを歌っているのですが、それならこの曲も鼻歌でどう?と聞かせたことで、まんまとハマってくれました。しめしめ。
歌詞からもわかるのですが、70's~90'sのブラック・ミュージックへのオマージュに溢れた曲です。Cメロから間奏が開けた大サビのハイトーンがとても気持ちいい!
乾杯の曲を決める際に、んー、BRADIOでいいよね!と妻さんが言い出し、鶴の一声でこの曲となりました。
14. 作曲:和泉宏隆 編曲:真島俊夫『宝島』
この曲は「あんなところにケーキの宝島があるぞ!入刀だ!」という感じで選びました。
妻さんが言うには、吹奏楽でとても親しまれている曲のようで、色んな学校やバンドで演奏されているみたいです。本来はアルトサックスがソロを吹くところを、バリサク(バリトンサックス)が吹くのがいいんだよ!とも言っていました。妻さんはバリサクを演奏していたこともあって、思い入れがあるみたいです。
原曲はT-SQUARE。私の中では、まさかの、でした。T-SQUAREは父が大のファンで、自分の結婚式の披露宴の、新郎新婦入場の時に『Adventures』をかけたんだよ、なんて話をしていました。私も、T-SQUAREの安藤まさひろには思い入れがあります。
ところで私は京都が好きで、大学4年生の時に深夜バスとネットカフェで1週間ほど一人で旅行したことがあります。その後、姫路城にも寄りました。そんなわけで、上記の動画のシーンで登場する京都駅には、馴染み深さを覚えます。よくこのエスカレーターに乗って、京都拉麺小路のラーメンを食べに行ったものです。
15. QUEEN『don't stop me now』
キムタク主演のテレビドラマで使われたことで、QUEENが再ブームになった頃があったと思います。弟か母がCDを借りてきて、それに便乗して何曲か聴いてるうちに出会い、他の数々の名曲よりもお気に入りになったのがこの曲です。ご機嫌で、スピード感があって、言われなくても誰も止めんわ!むしろどんどんやれ!って感じです。
ということで、ファーストバイトにはもってこいの曲かなと思います。
この曲をカラオケで歌いたくて必死に練習してみたものの、発音と滑舌の壁にぶちあたり、挫折したのはいい思い出です。
ところで今、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されていますね!口コミではどうやら、最後のライブシーンでは、本当にライブ会場にいるような感覚になるそうで。結婚式が終わったら絶対行きたいと思っています!
16. YUKI『プリズム』
どうも妻さんです。
夫さんが自発的にこのBGM紹介(?)を書き出したと思ったら、まさかの宿題を出されまして。ちょ、こっちも時間的余裕が…!!なんていう間もなく、3曲ほど寄稿することになりました。駄文・雑文お許しください。
高校生くらいでしたでしょうか。ジュディマリの解散があり、YUKIがソロ活動を始めたのは。こちらは、そんなYUKI名義での最初のアルバム『PRISMIC』に収録されています。
印象的なピアノから始まるこの曲は、ソロになってからの孤独や不安、でも前を向いて進んでいこうという気持ちで書かれているそうです。
わたしも、結婚に向けて不安になったり孤独を感じたり。でも、夫さんと一緒ならなんとかなるかな、なんてちょっと前向きになったりと、心情が重なったので選んでみました。
余談ですが、YUKIがこの曲で出た紅白歌合戦はちょっとした伝説になっています。奇跡のような偶然が起こり、とても印象的なので、興味を持った方はぜひ調べてみてください。
あと、この曲と最後まで悩んでいた「STARMAN」という曲もオススメしておきます。サビが最高!!
17. the pillows『この世の果まで』
溢れる涙はそのままでいいんだ。もしも笑われても。
行こう。
昨日までのキミを苦しめたもの全て、この世の果てまで投げ捨てに行こう。
結婚式でかける曲を探していて、なんて妻さんにぴったりな歌詞なんだと驚きました。しかしどうも、使い所が埋まってしまって見つからない。
the piloowsは通底して、報われない人達のことを歌っています。しかしそれをそのまま強さに変えるパワーがある。万年ブレイク直前と言われるthe pillowsの現実と、曲の世界観という虚構がマッチしているのが魅力の一つです。
the pillowsは、弟も好きで、弟の友達のうっちーと、よく一緒にライブにも行っていました。中座のエスコート役を決めるに当たり、この曲をバックに弟と中座するビジョンが浮かんだため、この曲をかけることにしました。
18. Dean Fujioka『History Maker (EP mix) 』
ディーン・フジオカは朝ドラでブレイクした俳優さんですが、彼の色んな曲を聴いていると、完成度の高いEDMがごろりと出て来て、イメージの違いに驚きます。
この曲はサビこそEDM感があるものの、イントロからホーンやストリングスがうまく配置されていて、組み合わせがおもしろい。主題歌である『ユーリ!!! on ICE』とマッチするようなアレンジだなぁと思います。
プロフィールムービーは生い立ちを辿るようなものになっています。ここでかける曲としては、曲名からして合致してると思い選びました。
と同時に、俺たちは歴史を変えるために産まれてきた!とドヤ顔するくらい、結婚式なら許してもらえるはずです。ですよね!
19. 梅林太郎『Yuri on ICE 』
この曲は作中で、主人公のフィギュアスケート人生を象徴し、かつ、憧れの選手への感情を表した曲として、フリースケーティングの時に使われる曲です。静かなで速いピアノの音色に、力強いドラムとしなやかなストリングスセクションが加わる、疾走感のある曲です。
プロフィールムービーでかかる曲として、昔を振り返りながら未来へ向かうイメージにぴったりということで選んでいます。
さて、この『ユーリ!!! on ICE』という作品は、色んな選手たちがフィギュアスケートに自分自身をぶつけていくスポーツアニメ。主人公を中心に描かれているものの、ライトな群像劇として成立していて、物語を重層的に楽しむことが出来ます。
挙式のBGMの紹介ページで、私の愛してやまないアニメに『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』を上げました。実は上記の要約を、フィギュアスケートからカーレースに変えるだけで、要約として成立してしまうくらい、2つの作品は共通点を多くもっています。続編がもしあったなら、こういう感じになっただろうなぁと、2つを重ねながらも本放送を楽しんでいました。
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