見出し画像

Pastel à la modeの感想

はじめに

2023年5月31日に発売されたPastel*Palettesの2nd Album「Pastel à la mode」。皆さんはお聴きになったでしょうか?
今回は、Pastel à la modeを聴いて、自分自身が感じたことをこの気持ちが新鮮な内に書き連ねていこうと思います。

最初に結論から。Pastel à la modeを聴いて真っ先に感じたことは

フル初公開のオリジナル楽曲が素敵すぎる!!!

この一言に尽きます。Pastel à la modeにはオリジナル楽曲を収録したDisc1とカバー楽曲を収録したDisc2がありますが、今回はDisc1に焦点を当てます!

<Disc1 >
1.はなまる◎アンダンテ
2.パスパレボリューションず☆
3.SURVIVOR ねばーぎぶあっぷ!
4.Wonderland Girl
5.ゼッタイ宣言~Recital~
6.ぎゅっDAYS♪
7.Wonderful Sweet !
8.るんっ♪てぃてぃー!
9.パッパレ☆人生!バーン万歳!
10.Brand new Pastel Road !
11.あこがれacross
12.ハレハレ☆フォーチュン
13.ハナヒバナ

この中で今回のPastel à la modeでフルが初公開されたのは「パッパレ☆人生!バーン万歳!」、「あこがれacross」、「ハレハレ☆フォーチュン」、「ハナヒバナ」の4曲です。

既にフル楽曲が公開されているものは何百回と聴いており、新鮮さというよりもPastel*Palettesの楽曲の可愛さや良さを改めて噛み締める感じでした。

ただ、フル初公開の楽曲については未知であり、ドキドキしながらフルを聴きました。これから、それぞれの楽曲を聴いて感じたことを書いていきます!!

パッパレ☆人生!バーン万歳!

まずは、「パッパレ☆人生!バーン万歳!」。これは『モノノフ*アイドル純情伝』のイベント楽曲です。イヴちゃんの真っ直ぐさが仇となってしまったイベントでしたけど、それを長所だと認める千聖さんの姿が最高でした!!

この楽曲は和テイストなだけでなく、歌詞が褒め言葉が多くて個人的に自己肯定感が上がる楽曲です!!

イヴちゃんのラジオもこんな感じでリスナーを勇気づけているんだろうな…。そんなことを感じながら聴きました。天下トーイツA to Z☆の時にも感じたんですけど、イヴちゃんの楽曲は真っ直ぐさや素直さが伝わってくるのが本当に好きです!

それにパッパレ☆人生!バーン万歳!ってなんか言葉に出して言いたくなるんですよね〜

あこがれacross

続いては、「あこがれacross」。これは麻弥さんのイベントである『That Day, That Song』のイベント楽曲です。
まあ〜〜〜〜〜〜これはフルが楽しみでしたね。すっごく楽しみでした!!!
この楽曲が公開された日からフルが公開される日を楽しみにしていました!!
このイベントでは、ずっと昔に語られていた麻弥さんの原点となったドラマーに焦点が当てられました。憧れに対して自分の全てをぶつけようとする麻弥さん。そして、それを支えるパスパレのメンバーの絆も感じられる素晴らしいイベントでした!

試聴動画を聴いた時から、「あれ、ゲームで実装されているのは1番じゃないの?」と思っていたのでフルで聴くとどうなるのかずっと気になっていました。
そんな中、この楽曲を聴きました。最後まで聴き終えた時、胸が熱くなりましたね。感極まりました。

この楽曲は「麻弥さんが憧れに自分の全てをぶつける」というイベントの内容に沿った曲です。「約束を果たしに行こう」という歌詞にもそれが表れています!
ただ、それと同じくらい麻弥さんの「支えてくれるメンバーへの感謝」も感じられたんですよ!!

楽曲の中には
-だってわたしは もうひとりじゃない
-いつだって全力で奏でられるのは 大丈夫と支え合えるみんながいるからなんだよ
-いつだって全力で奏でられるのは 大丈夫と支え合えるみんながいるからなんだね

といった歌詞があるんですよ!!!
曲全体で麻弥さんがカナさんに全てをぶつけるために努力する風景を描きつつ、麻弥さんが皆んながいるから頑張れるということを伝えているこの曲には感動しました…..

-だってわたしは もうひとりじゃない
サポート時代はサポート先のバンドに合わせた演奏をしていた麻弥さん。そして、将来の夢としてミュージシャンと答えていた麻弥さん。

そんな彼女が伝える「だってわたしは『もう』ひとりじゃない」という言葉に涙が溢れました。そうだよ、麻弥さんは『もう』ひとりじゃないんです…パスパレの皆んながいるんだよ

-大丈夫と支え合えるみんながいるからなんだよ
-大丈夫と支え合えるみんながいるからなんだね
一見すると似ている歌詞ですが、「なんだよ」、「なんだね」と語尾が少し違っているんです。

何が違うんだと思うかもしれないんですけど、これは麻弥さんの想いと気付きだと思っているんですよね。

「みんながいるからなんだよ」では、こうやって自分が全力で取り組めるのは自分のわがままを聞いてくれた皆んなのおかげなんだよという感謝の想いを伝えてくれていると思うんです。
一方、「みんながいるからなんだね」は自分の全てを出しきれたのはみんながいてくれるおかげだという改めて感じた気付きを伝えてくれていると思ったんです。

たった1文字の語尾の違いですが、ここに込められた想いが堪りません….

この楽曲では、心なしか麻弥さんのドラムがより強く感じられるんですよ。これも麻弥さんの想いが前面に出たからかもしれないですし、こういうの大好きです!!

また、このイベントは本当に凄く良いのでこの曲を聴いてからイベントをもう一度見直すのもおすすめです!!!

あこがれacrossは麻弥さんとドラムの出会い、自身の全力をぶつけるために努力する姿。そして、メンバーへの感謝。これらを感じられる素晴らしい楽曲です。ぜひ1回「フルで」聴いてみて。

ハレハレ☆フォーチュン

そして、「ハレハレ☆フォーチュン」。これはウェディングイベントである『ウェディング・マスト・ゴー・オン!』のイベント楽曲です。
ここで実装された麻弥さんのウェディング衣装の特殊モーションは何回見たか分かりません。純白のドレスに身を纏った麻弥さんはまるで絵画のような美しさでした。イベントも番組Dの結婚式に参加したパスパレということで全体的に明るいイベントでした。

ここでの楽曲である「ハレハレ☆フォーチュン」は、結婚式の曲らしい「大好きな人への想い」を感じられるイベントでした。「オタクの推しへの想い」とも言い換えられるかもしれません。

取り上げたい歌詞はいっぱいありますが、ここでは抜粋します

-キラキラ その笑顔がほんっっとうに素敵ですっ!
-こんなにもきみが 大切で、大好きなんだ!
-キラキラ もらったものは数えきれない
-出会いから今まで支えてくれたね
-この先も世界で一番幸せでいてほしい
-きみへと 何度も伝えたい「ありがとう!」
-こんなにもきみが やさしくて 頼りになって
-自分の道を懸命に走る姿には 励まされますっ! 
-わたしにとっての きみはかけがえのない人

どうです?ここまでストレートに「好き」という気持ちを伝えている曲ってガルパにはあんまり無いんじゃないですかね?

私はPastel*Palettesの大和麻弥さんが大大大大大大好きなんですけど、この歌詞はまさに自分がこれまで麻弥さんに感じていたことでしたので、それらを全部言葉にしてもらったって感じがしました。これ、カラオケで歌ったら好きって気持ちが溢れて止まらなくなると思います。

歌詞だけでなく、この曲は歌詞分けも素敵なんですよ!!
例えば、
-こんなにもきみが やさしくて 頼りになって
-自分の道を懸命に走る姿には 励まされますっ! 

この2つの歌詞ですが、彩ちゃんだけでなく、麻弥さんが歌っているんですよ!!
麻弥さんはドラマーとして、そして裏方の経験を活かしてPastel*Palettesの皆んなを支えています。また、「ジブン、アイディアル」で見つけた麻弥さんらしさを胸に多くのファンを勇気づけています。自分自身も勇気づけられています。
そんな彼女が歌うこれらの歌詞は、「好きな人」への想いだけでなく、「麻弥さん」への想いも感じられるんですよ!!!!
この歌詞分けは本当に素晴らしい。感服しました。

歌詞も綺麗ですし、曲調もまるでディズニーのような雰囲気を感じられる明るい曲です!大好きな人がいる人にも、推しがいる人にも、そうでない人にも、みんなに聴いてほしい。そんな楽曲です。

ハナヒバナ

最後に、「ハナヒバナ」。ご存知のように『夏花火、瞬きもせず』のイベント楽曲です。これは、あみたによる彩ちゃんが歌った最後の楽曲になりました。

イベントとしては夏が終わりを迎えようとし、彩ちゃんの成長を見た千聖さんが変わることへの儚さを感じる。そんなイベントでしたが、あみたの降板を受け、結果的に、このイベントにはより特別な意味合いが込められるようになりました。

『夏花火、瞬きもせず』というイベント名は、夏花火が打ち上がってから消えるまで一瞬も目を離さずに見届ける。そんな覚悟を感じられるようなイベント名だなと勝手に解釈しています。普段から感じていることですが、ガルパのイベントのタイトル付け、本当に素晴らしい。

そんなイベントの楽曲である「ハナヒバナ」。個人的にもかなり楽しみで、それでいて覚悟を持って聴いた楽曲です。それはこの曲が普段のPastel*Palettesの楽曲とは違い、終わりや変化を感じさせるものだから。正直ゲームサイズのものだけでもかなり自分の琴線に触れていました。

そんな中、聴いたフルの「ハナヒバナ」ですが、聴き終わった時、儚さや充実感などまるで花火大会が終わった瞬間のあの感じがしました。

そう、あの感じです。

ハナヒバナは彩ちゃんと千聖さんのツインボーカルの曲ですが、変化を受け入れる彩ちゃんとそれに納得しつつも抗ってしまう千聖さんという歌詞分けが本当に素敵でした。これまでのツインボーカル曲では、聴くことのできない千聖さんの歌声の力強さはぜひ聴いてほしいです!

曲の力強さだけでなく、歌詞の言い回しもこの曲の魅力の一つです。

ハナヒバナの1番では、夏の終わりの儚さが中心に描かれているんですけど、2番からラストまでは、まるでたった一人の「きみ」のために歌っているように感じてしまいました…この「きみ」が誰を指すのかはご想像にお任せします。

それを象徴するセリフは、やっぱり「変わり続ける景色の中で 君のことを変わらず想う」という歌詞ですね…
Pastel à la modeのCMでの千聖さんの「変わり続ける景色の中で 君のことを変わらず想う」という台詞がまさかこのような形で回収されるとは思いませんでした。(確かにCMのテロップでハナヒバナとは書いていましたけど)
この歌詞は、全員で歌っているんですけど、きっとそれぞれが思い浮かべる「きみ」に向けて歌ったんだろうなと思いを馳せています。だって、Pastel*Palettesは曲が出るたびにイメージをすり合わせていますから。

大人の都合で作られたPastel*Palettesは、他のバンドよりもずっと「終わり」が近くに存在しているバンドだと思います。そんなPastel*Palettesが「ハナヒバナ」を歌うからこそ、この曲はより輝いているなと感じずにはいられません。

もちろん「ハナヒバナ」はイベントの楽曲のために書き下ろされた楽曲ですが、聴けば聴くほど降板したあみたに向けた曲。Roseliaの「軌跡」のような立ち位置にいる楽曲だと感じてしまいます…

ハナヒバナはとにかく多くの方に聴いてほしいですし、それぞれが感じたことを大切にしてほしい。そんなことを考えてしまうような楽曲でした。

Pastel*Palettes 2nd Album 「Pastel à la mode」。あみたの彩ちゃんとしてのアルバムはこれが最後になってしまうので、楽しみと同時に寂しい気持ちで発売日を迎えました。

寂しい気持ちはやっぱり消えません。けれどもアルバムを聴いたら自分はPastel*Palettesのことが大好きなんだなということも改めて認識させられました!

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に一言。

本当にありがとう、Pastel à la mode
これからも大切に聴き続けます



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?