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DarkWebへのアクセス2

さてVPNソフトですが、何を使えば良いのか?についてですが…
1.コストを抑える。
2.徹底したノーログポリシーによる安全性。
3.使い易さ。
この3項目で最も優れていると私が評価しているのがCyberGhostです。
他にも多くの方々から高評価を得ているVPNソフトがありますが、費用が高いという側面があります。その点、Cyberghostはリーズナブルで安全性が高いVPNソフトですので、先ずはこちらをチョイスすることをお勧めします。
但し、一つだけ難点があるとすれば、それは日本語版が無いこと。英語版での使用となります。
匿名ブラウザと言われるTorですが、完全に安全とは言い切れません。前回でご紹介した「入口ノード」「中継ノード」「出口ノード」とスタンダードな使い方では3つのサーバーを経由した暗号通信を用いることで発信者の特定が困難になる仕組みなのですが、その「3つのノード」は、基本的にボランティアが運用しています。そのボランティアの中に悪意を持つ者が居た場合、発信者である貴方の特定に至ることから思わぬ被害を受ける可能性はゼロではありません。
従って、安全なアクセス方法は、下記のような流れにすることが重要です。
〇『自宅PC → VPNソフトを起動 → Torブラウザ起動 → (入口ノード → 中継ノード → 出口ノード) → DarkWeb』
このような接続の流れを堅持することで、前述したようにTorネットワーク内のノードに悪意を持つ者がいたとしても、アクセスしてきた貴方のIPアドレスはVPNソフトで中継したIPアドレスしか分かりません。結果、自宅のPCから接続している貴方個人の特定に至る「生IPアドレス」は知られずに済みます。
因みに無料のVPNソフト・サービスはリスクが高いので止めておきましょう。ノーログポリシーが無いものがほとんどです。また、今回はアクセスの仕方についてご紹介をしておりますが、実際のところセキュリティーソフトの導入は必須となります。アクセスした先のサイトから危ない代物がダウンロードされてくる可能性はDarkWebの場合は極めて高いからです。
こちらのセキュリティーソフトも無料のものは、ほぼ役に立たないと考えて間違いないと思います。アクセス先はDarkWebであることを忘れてはなりません。こちらも私の一押しは「Kaspersky/カスペルスキー」です。ロシア製なので、米国政府は2017年秋から法律を制定して政府機関での使用を禁止していますが、セキュリティーソフトとしては最も優秀であると評価しています。この米国政府のヒステリックな反応と政策については、改めて私の考察を述べさせて頂きたいと思いますが、この場では割愛させて頂きます。今、言えることは使用しても何ら支障はないということです。

繰り返しますが・・・
①ノーログポリシーのVPNソフトを利用する。
②Torブラウザーを使う。
③セキュリティーソフトは必ず導入し稼働させる。
④VPNソフトもセキュリティーソフトも無料のものは使わない。
この4項目を守ってDarkWebを覗き見してみると広大なネットの海を自由に泳いで知見を広げることが可能になります。
次はDarkWebって一体どんなものなのか?どうやって覗き見れば良いのか?について語ってみたいと思います。

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