AC4/fAのスピンオフ小説を読む方法
AC6からAC4/fAをプレイして面白かったので、雑誌で連載されていた（※）というスピンオフ小説を読みたくなったけれども、何しろ2006年/2008年発売のゲームですので、2024年現在では古い雑誌をネットショップで探すのも限界がありました。
※後述しますが、wikiによれば雑誌掲載以外の情報媒体もあるそうです。フロムソフトウェア様…まとめて再出版してくれませんか……
したがって雑誌連載小説を効率よく読むためには、雑誌を所蔵している図書館で取り寄せて読むなり、遠隔複写申込を行うなりといった方法が、かける時間も労力も相対的に少なくできるかと思われます。
この記事は同じくAC4/fAの小説を読みたいという方向け、および自分の備忘録を兼ねて書いております。
未入手のものもあるので完全に網羅できているわけではありませんが、何かしらご参考となれば幸いです。
AC4／『ARMORED CORE Retribution』（電撃ホビーマガジン）
ネクストACに先立ってコジマ技術を導入し試作された特殊ノーマルAC部隊「サフィラス・フォース」をめぐるフォトストーリー。コトブキヤからリリースされているプラキット、V.I.（ヴァリアブル・インフィニティ）シリーズの作例を用いている。
読む方法
そもそもの話ですが、AC4予約購入特典で付いてきたという『ARMORED CORE 4 Another Story Complete File（小説小冊子）』があればAC4のスピンオフ小説は全部読めるそうです。
2024/04/29 追記：
Twitterでいただいたご指摘を記載しておきます。
>一応修正点として、アナザーストーリーコンプリートファイルはvol1〜vol4までで、レトリビューションは未掲載です
当然ながら入手は難しそうなので、他の方法で読めるものから読んでいきます…
こちらは電撃ホビーマガジン掲載のみのため、ウェブアーカイブでは読めません。かつ全15回と掲載号が多かったので、ネットショップで探すのは諦めて、国立国会図書館に行ってページ数を確認しコピーを取りました。
本編は雑誌1冊のうちの僅か数ページなので、著作権法の範囲内でコピー可能かと思います。
余談ですが、国会図書館の検索ページではなぜか「Dengeki hobby」とローマ字で入力しないと出てこないです。大宅壮一文庫は漢字カタカナでも出てくるので見やすいのですが、国会図書館より若干コピー料金が高いです。
電撃ホビーマガジンは分厚くて重い雑誌なので、何冊も借りて新館2階の雑誌カウンターと1階の複写カウンターを行き来するよりは、遠隔複写が楽だとおもいます。
以下、各回のページ番号です。手入力なのでミスがあったらすみません、、
小説本編と、AC関連の特集ページを抜き出しています。
ご参考程度にご覧いただければと思います。
掲載箇所
第1回：
電撃ホビーマガジン、2006年10月号、
プラモ特集：p.122
本編：pp.123-125
第2回：
電撃ホビーマガジン、2006年11月号、
プラモ特集：p.137
本編：pp.138-139
第3回：
電撃ホビーマガジン、2006年12月号、
プラモ特集：pp.144-145
本編：pp.146-147
第4回：
電撃ホビーマガジン、2007年1月号、
小説特集・用語解説：pp.58-61
本編：pp.62-65
第5回：
電撃ホビーマガジン、2007年2月号、
本編：pp.140-143
プラモ特集：p.144
第6回：
電撃ホビーマガジン、2007年3月号、
プラモ特集：pp.168-169
本編：pp.170-172
第7回：
電撃ホビーマガジン、2007年4月号、
プラモ特集：pp.148-149
本編：150-152
第8回：
電撃ホビーマガジン、2007年5月号、
プラモ特集：pp.156-157
本編：pp.158-160
第9回：
電撃ホビーマガジン、2007年6月号、
本編：pp.130-133
第10回：
電撃ホビーマガジン、2007年7月号、
本編：pp.146-148
プラモ特集：p.149
第11回：
電撃ホビーマガジン、2007年8月号、
本編：pp.128-131
プラモ特集：pp.132-136
第12回：
電撃ホビーマガジン、2007年9月号、
本編：pp.224-226
プラモ特集：pp.227-229
第13回：
電撃ホビーマガジン、2007年10月号、
本編：pp.146-149
プラモ特集：pp.150-153
第14回：
電撃ホビーマガジン、2007年11月号、
本編：pp.124-126
プラモ特集：pp.127-132
第15回：
電撃ホビーマガジン、2007年12月号、
プラモ特集：pp.176-181
本編：pp.182-186
後書き対談：p.187
AC4／アナザーストーリーVol.1 『海上空港奪還作戦』（アーマード・コア公式ウェブサイト及び雑誌広告）
ローゼンタール所属のリンクス、ミヒャエル・フランツィスカーナの挑むミッションを描く。
ミヒャエルさんは戦闘に明け暮れるうちに疑似戦闘狂みたいな感じになってしまっているのですが、同じくローゼンタール所属のレオハルトさん、ジェラルドさん、ダリオと比較してみるとなんとなくああ…分かるかも…（ローゼンタール感が）といった趣がありますね（個人の感想）
読む方法
週刊ファミ通・ファミ通PS2とWEBとの連動連載とのことで、一応ファミ通PS2の広告も漁ってみました。が、、内容としては各回の前半1/4くらいを雑誌に掲載し、「続きはWEBで！」方式だったので、ウェブアーカイブで読むのが一番楽なのではないでしょうか…
以下、ウェブアーカイブの生きているリンクを貼っておきます。
せっかく調べてきたので雑誌についても記載しますが、冒頭の広告ページはノンブルがないので諸々間違っていたらすみません。（国会図書館に週刊ファミ通が収蔵されてなさそうだったので、ファミ通PS2のほうになります）
掲載箇所
第1回：
ウェブアーカイブ：https://web.archive.org/web/20070127003811/http://www.armoredcore.net/ac4/as_vol1/1-1.html
雑誌：
ファミ通PS2、2006年10月27日号、pp.4-5
ファミ通PS2、2006年11月10日号、pp.4-5
（なぜか2回掲載？）
第2回：
ウェブアーカイブ：
雑誌：
ファミ通PS2、2006年11月28日号、pp.4-5
第3回：
ウェブアーカイブ：https://web.archive.org/web/20070127094045/http://www.armoredcore.net/ac4/as_vol1/3-1.html
雑誌：
ファミ通PS2、2006年12月22日号、pp.2-3
AC4／アナザーストーリーVol.2（店頭フライヤー連載）
旧政府軍残党の掃討を命じられたレオーネ・メカニカ所属の最年少リンクス、セーラ・アンジェリック・スメラギの戦いを描く
読む方法（わかりません…）
店頭フライヤー連載て…！！
なかなか難易度が高いです。。気長に探します。
逆に教えてほしいくらいです！どうぞよろしくお願いします。
AC4／アナザーストーリーVol.3 『リンクスレポート』（アーマード・コア公式ウェブサイト）
後にオーメル・サイエンステクノロジー所属のリンクスとなるミド・アウリエルが綴るブログ。普通の学生だった彼女がリンクスになるまでの過程を辿る。
読む方法
フロムのサイト内で、ブログ形式で連載されていたそうです。今はページが削除されているので、ウェブアーカイブに残っているものからなら読めます。
掲載箇所
ウェブアーカイブ：
AC4／アナザーストーリーVol.4 『熱砂の嵐』（GyaO）
タンク型のノーマルACで世界を転戦するレイヴン、シーモック・ドリがネクストACとの絶望的な戦いに挑む。
読む方法
『熱砂の嵐』はまだミラーサイトがあり、そこから読むことができます。
2024/04/29 追記：
Twitterでいただいたご指摘を記載します。
>vol4のミラーサイトだと「いつか見てろよ」で終わりっぽいですが、コンプリートファイルのほうだと、そのセリフのあとに後日談があります
こちらのサイトによると、GyaOの連載のほうは2007/1/15に配信終了したそうです。そしてGyaO自体も2023年度終わりにLINEヤフー株式会社に吸収合併されることでサービス終了しているそうです。インターネットの情報は儚く消えていくもの……
掲載箇所
ミラーサイト：
ACfA／『ARMORED CORE for Embrasure』（電撃ホビーマガジン）
「電撃ホビーマガジン」で連載されていた公式外伝小説。カラードのリンクス、ハリの戦いを描く。
読む方法
またまた電撃ホビーマガジン連載小説です。
自分は全3回程度なら…と思って雑誌をネットショップで探して買って読みましたが、前述の通り分厚い雑誌で場所も取るので、図書館でコピーでも良いかと思います。
掲載箇所
第1回：
電撃ホビーマガジン、2008年5月号、
本編：pp.191-194
プラモ特集：pp.195-197
第2回：
電撃ホビーマガジン、2008年6月号、
本編：pp.194-196
プラモ特集：pp.197-199
第3回：
電撃ホビーマガジン、2008年7月号、
本編：pp.176-178
プラモ特集：pp.179-182
後書き
今回調べた内容は以上です。
同じく4/fAのスピンオフ小説に興味がある方の、何かしらのご参考になれば幸いです。
図書館でコピーもなかなか大変ではあるので、フロムさんがいつか再掲載してくれることを…祈りましょう…！
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