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隣に座った時がチャンス!一瞬で彼を落とす方法

男性とは、とかく五感の刺激に弱い生き物です。
五感を刺激することで、あなたを「女性である」と認識させ、場合によってはその一瞬で彼を虜にすることも可能です。

そもそも、五感とは何なのでしょうか。
「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」
この5つの感覚を総称して、五感といいます。

男性がボディタッチに弱いのは「触覚」が刺激されるから。
女子の髪がサラリと揺れ、シャンプーの香りにハッとする男子…という描写は、漫画でもよく見かける「嗅覚」刺激のド定番です。

実は私も、言われたことがあります。
当時、一緒に仕事をしていた男性3人と焼き肉を食べに行った時のこと。

「こんな男くさい職場で大変でしょ? でも、朝霧さんの横通るだけでいい匂いするし、みんな癒されてると思うよ」

多分、ヘアオイルか何か匂いだったのでしょう。
ショートヘアになった今となってはつねに洗いっぱなしなので、何の匂いもしないと思いますが。

ただ、「嗅覚」の刺激って意外と難しいんですよね。
匂いがキツすぎてはダメだし、食事の席ではNG。匂いの種類の好き嫌いもあれば、そもそも匂い自体がダメな人もいる。
香水の匂いをプンプンさせている女性に批判的な男性は、決して少なくありません。
私の身近にも「匂いが嫌い」という男性、何人かいましたし。

「触覚」を刺激するボディタッチは非常に効果的ですが、個人的には好きではありません。品がないと感じるので。
まわりの人も、結構見ていますよ。

むしろ、この記事の中のAさんとのエピソードのように「ふと気付いたら足が触れていた」程度の方が、無理なく実行できて(私はわざとやったわけではありませんが)、それなりの効果も得られます。

さて、ここからは、私がリアルに体感した「視覚」と「聴覚」で男性を一瞬にして落とす方法です。

まずは、ある式典での出来事。
会場内は厳粛なムード。私は役員席に座っていました。
隣の席のOさんが、演台で挨拶をして戻ってきました。席につくと小さな声で、
「あ~…すっごい緊張した……」
冬なのに汗までかいています。フォローのつもりで、

「緊張してるようには見えませんでしたよ」

と、少し顔を寄せて囁いた瞬間。なんとOさん、真っ赤になって固まってしまったではありませんか。
聴覚を刺激することの破壊力を知った瞬間でした。

“耳元で囁く”という行為は、静かな席に限らず、騒がしい席でも応用できます。ただし、まわりがうるさいからって耳元で大声を出すのはダメ。あくまでも“囁く”のです。目いっぱい優しい声で。
耳元で囁くことは相手の聴覚を刺激するだけでなく、ふたりの距離をぐっと縮める上でも有効ですよ。

次に、これは懇親会の席でのこと。
私の隣に座ったのは、公職でそれなりの地位にあるMさんという男性。
狭い4人席の堀座卓で、ちょっと距離が近いなと思ったのを覚えています。
お酒も入り(私以外は)、それなりに話も盛り上がり、Mさんと前の席の男性がくだらない話をしているのを、私はただ黙って聞いていました。ひたすら喋り続けるMさんの横顔を、隣に座ってジーっと眺めながら。
深い意味はありません。ただ、「よく喋るなぁ」と思って眺めていただけです(本音を言えば、ちょっと好きなタイプの顔ではありましたが)。
すっかり油断していた、次の瞬間。
「ね、朝霧さん?」と言いながら、Mさんが不意にこちらを向いたのです。不覚にも約30センチの距離で見つめ合うことになってしまった、私とMさん。
目が合った瞬間、Mさんは呆けたような表情になり、そのまま静止。
数秒後、ハッと我に返ると慌ててグラスを手に取り、
「イヤだな、この仕事は。縛りはキツイし、ほんとにイヤだ…」
誰に言うでもなく、ひとりでブツブツとつぶやきながら、再びお酒を飲み始めました。

その日、店を出たところで突然、背後からMさんに抱きしめられました。
ドキッとするよりも先に、私の頭に浮かんだのはMさんの立場。もしこんなところを誰かに見られたら、Mさんの立場が悪くなってしまいます。
「先生、ダメですよ」と、慌てて引き離すシラフの私。
Mさんは学校の教員、私は保護者。「不意に見つめ合う」という視覚からの刺激は、教職の理性さえも奪ってしまうようです。

視覚からの刺激というと、谷間を見せたり、太ももを見せたり、うなじを見せたりと、よからぬことを考える人も多いかもしれません。
だけど、実はこうした“見つめ合う”ことでも相手の視覚を刺激することはできるのです。

ぜひ、おためしください。ただし、乱用は禁止です。

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