映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ネタバレ有感想 ①

心臓が落ちつかないので今度はネタバレしかない感想書いてたのですが、まとまらずいつの間にか時間が経っていた……。
かなり日も開き、記憶があやふやな部分もある為、間違いがありましたら申し訳ありません。

プロローグ
灰色のキャラクターがひとりぽつんと佇んでいるシーンから始まるのですが、そのキャラクターの姿が時折ぶれるのです。
電波の接続障害で映像が乱れる様子をイメージして頂けるといいかと思います。
この時点で感じる不穏。
すみっコぐらしの柔らかい雰囲気からは想像出来ない演出。
何が起こるのか……と胸がザワザワしました。

キャラクター紹介
パッと画面は切り替わりすみっコ達の紹介へ。
愛らしいすみっコ達の姿や動きと、井ノ原さんの優しいナレーションが穏やかな心地にさせてくれます。
冒頭に感じた不穏はこの時点ですっかりどこかへ行ってしまいました。

今回活躍するすみっコ達
・しろくま、ふろしき
・ぺんぎん?
・とんかつ、えびふらいのしっぽ
・ねこ、ざっそう
・とかげ、にせつむり
花を添えてくれるすみっコ達
・まめますたー
・おばけ
・たぴおか
・ブラックたぴおか
・ほこり
キャラクター説明については以下の公式サイトでどうぞ。

冒険の始まり
舞台は喫茶すみっコへ切り替わり、豆の状態を確認するまめますたーと掃除するおばけが描かれます。
おばけはほこりを追いかけて倉庫へ。
薄暗いに入ってみると突然ガタガタという音が!
恐々と音がする場所へ行ってみると床に設置されている扉が揺れているではないですか!
少しだけ扉を開けるとそこにいたのは……。
大量のほこり!飛び出してくるほこり達!
ほこり達がいなくなり、落ち着いてみると地下へ続く階段があることに気づきおばけは階段を降りていきます。
余談ですが、ここの階段を降りる描写が好きでした。
おばけなのに一段一段降りているのがわかるんです。
いや、おばけだよね……?スーッて降りないの???(心の中でつっこんだ)

おばけが辿り着いたのは放置されていたであろう書斎でした。
お掃除できると嬉しそうなおばけは、お客さんが来たことを知りますが掃除を始めます。
掃除の達成感に浸るおばけを黒い影が襲って……。

場面は切り替わり喫茶店で注文を終えて待つすみっコ達。
おばけがいないことに気づき探しに行くことになります。
そして辿り着いた地下の書斎。
すみっコ達は床に落ちている絵本を拾います。
(あれ?その絵本、さっきおばけが机の上に置いてなかった?)
飛び出す絵本を読もうとしたところ、登場人物がいない……?
おや?となっていると絵本の中に引き込まれるすみっコ達。
ここから、お話が始まるんだなぁとまだのほほんとすみっコ達の可愛らしさを堪能していました。

そうそう、この映画においておばけは現象のきっかけとして描かれているようです。

出会い
気づくとそこは桃太郎のお話の世界。
割と無理やり登場人物としての行動を押し付けられる様にクスりとします。

そうこうしながら桃太郎の役割を押し付けられたねこが無理やり鬼退治へ向かわされているところに現れたのが灰色の「ひよこ?」
ここで一旦桃太郎の物語は中断し、すみっコ達はひよこと話をします。
「なかまは?」「どこからきたのか?」そんな質問に答えられないひよこ?
まいご=じぶんさがし=なかま!
と仲間意識がわいたぺんぎん?が家を探してあげよう!と提案。
優しいすみっコ達はもちろん賛成し、こうしてひよこ?の居場所を探す旅が始まりました。
ここからナレーションとして本上まなみさんが加わるのですが、優しい声で強硬に物語を進めていくギャップが面白いんです。

さあ、冒険だ!
しろくま、ふろしきはマッチ売りの少女の世界。
ぺんぎん?はアラビアンナイトの世界。
とんかつ、えびふらいのしっぽは赤ずきんの世界。
ねこはそのまま桃太郎の世界。
とかげ、にせつむりは人魚姫の世界。
とすみっコ達はそれぞれの世界で冒険します。
どういう経緯でバラバラになったのか失念しました、すみません(;・∀・)

可愛いしかない(偶に面白いがある)時間です。癒された……。


思ったより長くなったので分けます。


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