【記録(霊媒)】 UFOが知らせに来た?そして初めての霊媒

私は霊的なことに関して修行や勉強をしたことは
一度もなく、ある日突然このようなことが起きて
自然に出来るようになってしまうのです
​あとから思えば用意周到に準備されていたことが
見計らったような絶妙のタイミングでやって来ていたと感じます。

おそらく私の人間力、精神力、霊力などの
成長に合わせているのでしょう。

幼いときは肉眼で霊体が見えていたのですが
この頃をきっかけに霊媒が出来るようになり
今現在は頭の中に映像や”メッセンジャー”
が現れてメッセージを伝えて来たり
意識はハッキリとあるのに私の意志とは関係なく
口だけ乗っ取られたように
依頼者様しかわからないことを話し出したり、と
言うことも出来るようになりました。

​今回は霊媒が出来るようになった
きっかけのお話です。

​☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*

​1995年1月11日午後5時46分頃

​何気なくベランダに出て上空を見上げると
向かいのおうちの上空一面に白いぼーっとした
大きな楕円形の雲のようなものが数十個
ダンスするようにお花や星の形を作り
サインを送っているかのように
浮かんで、というかひしめいておりました。

その日は晴れていて雲一つないお天気だったので
雲ではありません。
なにより、そのなめらかな動きが何とも言えず不気味でした。

​あまりの光景にしばらく呆然と眺めていたのですが
言い知れぬ恐怖を感じて我に帰って部屋に戻り
近所に住む友人に電話しました。​

あれほど巨大な物体の大群であったのに
ニュースにもならず、友人にも
「そんなの見えない。寝ぼけてたんだろう」
などと、からかわれたのですが一人だけ
「霊感が強い人だけが視えるモノかもしれないよ」
「もしかしたら地震かなにか起きるから
知らせに来たのかも・・・」と言ってくれました。

そして1月17日の朝。
友人からの電話でたたき起こされ
「お前ご両親今関西だよな? テレビつけろテレビ!!!」

わけもわからず寝ぼけ眼でテレビをつけると
そこには火の海と化した街が写っていたのです。
震える手で実家に電話をしましたがつながりません。
「この地区での通話回線の制限」とかなんとか・・・
完全パニックになって掛けつづけること一時間ほど(迷惑)
ようやく実家につながり無事を確認出来ました。​

聞くとあの時間、「ただいま!」と私の声がして
また急に帰って来て驚かそうとしているのかと
玄関に向かったとたんに揺れが来たのだそうです。
(以前、思いつきでヒッチハイクして
早朝実家に遊びに行ったことがあったので)
もちろん実際に私が行ったわけではありません。

揺れが収まり両親が寝室に戻ると、
高いところに飾っていた人形ケースが落ちて
枕のあたりで粉々になっていたそうで・・・
あのまま寝ていたら確実に怪我を
していたと言っていました。

​電話を切り少し冷静になってテレビを見ると
それは大阪ではなく神戸だったのですが
たまに遊びに行く大好きな街ですし
神戸に住む友人の安否も気になり
ずっとテレビにかじりついていたのですが
亡くなった方の人数に呆然となりました。

結局友人たちはみな無事だったのですが
ずっとテレビを見て感情移入をしすぎたのか
しばらくは暗い気持ちで過ごしていました。
しかし、立ち直ろうとしている現地の力強さに
逆に励まされた感となり、自分に出来ることで
支援させていただきました。

それから2ヶ月たった3月11日。
神戸の友人が遊びにくるということで
家に泊めることになりました。

*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*

​早めに着いたから駅前のパチンコ屋さんで
待っているという彼らを迎えに行ったところ
そう広くはない店なのに見当たらないのです。
常連さん、店員さんたちに
「ねね、腰くらいまでの髪の
 ロック系兄ちゃん2人組みなかった?」
と尋ねたのですがだれも見ていないと言う。

​しばらくすると、後ろから肩を叩かれ
「さっきからなにしてんねん」と声が。
振り向くと友人でした。皆に紹介がてら連れて行き、再度たずねても
「いやー見なかったよ?」と不思議顔。​

友人に聞くと私が入ってきて自分たちの後ろを
何度も素通りしていくので逆に
不思議に思っていたそうで、
大当たりが終わったので呼びにきたと言うのです。
連れられて彼らの席に行ってみると
確かに足元に箱が積んであります。

​そしてわけのわからないまま我が家へ。​

食事も終わりまったり話をしていたときです。
急に頭から上半身を押し付けられた感じになり
机に突っ伏したまま動けなくなりました。
不思議と怖さはなく、心の中で
「あなた誰?死んでしまったの?」
と自然と言葉が浮かんだとたん、
生前の彼女に意識がリンクしたようで
おなかの辺りがぽぅと温かくなったので

​「妊娠していた?もうすぐ赤ちゃんが生まれる予定
だったのかな?なのに死んでしまったのか。辛かったね・・・」

と言葉をかけました。
すると楽しかった頃の思い出などが
鮮明に頭に浮かんで、彼女は無念を語ったあと身体から出て行きました。そこで終わると思いきや次は男性がはいってきました。
あとで知ることとなりますが所謂憑依です。

自分の意識はハッキリあるのですが
身体と声を乗っ取られている感じです。

「うおおおおっ 脚がっ脚がないいーーーっ!!」
と叫び暴れまわる私に、それまでふざけていると
思いこんで笑っていた友人たちも驚き
「どうした??」と押さえつけに来ました。
突然のことにおろおろしながらも
話しかけてくれたりがんばって対応してくれていました。

​人工呼吸をされていたけれど
そのまま息絶えた方が入ったときは
呼吸が止まった時点でそのまま出て行こうと
しなかったので、私の呼吸も止まり
危なかったのですが友人たちや、待機中の
たくさんの見えない方々の応援もあり無事復帰。

残りの方々も同じように代わるがわる
私の身体に入ってきて、無念や想い出を
語っては出て行きます。

​30人くらいまでは覚えていましたが
後は意識がなくなったようで気がついたら
ベッドの中で友人に抱っこされていました。
「よかったあああっ やっと目覚めたか。
 お前トイレも行かんと2日寝たままやってんぞ」
と半泣きで言われました。

聞くと私の異変に気づき、もうひとりの友人が
知り合いの霊能者に電話してくれて指示を仰いだのだそうです。
その霊能者さんが​

「ああ、その子すごい神さんいくつも
 いてはるから大丈夫や。普通の人間やったら
 死んでるけどな。あはははは!2、3日したら
 意識戻るからそばにおったり」と仰っていたそうで。

​パチンコやさんで彼らの姿が見えなかったことも
「あんたらがその子に会うのを知った方々が
 ついて行ってたからや」ということでした。

要は彼らが私のところに来るということを
知った一部の方々が私がそういう体質だと
いうことで彼らについて来ていたそうです。

結局その方々は行くべきところに
行けたようでしたが様々な亡くなる間際の様子を
体験させられて心は複雑でした。

​当たり前の日常が途絶えてしまう恐怖。
愛する人と別れなくてはならないつらさ。
一番初めの妊婦さんは崩れたマンションで
瓦礫の下敷きになって亡くなったことが
わかったのですが、あんなにも身動きが
取れなくなるのかと今思い出しても
ゾッとしてしまいます。​

しかし、この世に生きている人間の魂だけでなく
亡くなった方の魂も癒されるべきなのでしょうね
今回それが出来たなら、少しでも彼らのお役に
立てたなら嬉しいです。

​霊媒は危険だと変に騒ぎ立てる方もいますが
友人の知り合いの霊能者さまが
おっしゃってくださったようにあの後
床に伏せることもなく何事もなかったかのように
日々を過ごし、今現在でも私は心身ともに元気に生きています。

​実体験をしたこともない方が
イタズラに騒ぎ立てて皆様の恐怖を
煽るほうが危険だと思います。

​人それぞれのお役目があるのでしょうし
私に出来ることであれば、出来る限りを
これからもしていきたいです。


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