見出し画像

【霊媒?体験】

数十年前のことなので
細かいところはうろ覚えですが

入院している時に隣に入ってきた上品なおばあさまAさん
もう90過ぎとの事でしたが話が合うので仲良くしていました

それからしばらくして具合が良くないからと個室に移って行かれました
ある日寝ていると夢なのかなんなのかパタパタと廊下を走る音
数人の看護師さんの足元がみえてきました

なにやら周りが騒がしくなり先生がやってきた様子
ピッピッピッと聞こえていた心電図?の音が
ピーーーーとなり心臓マッサージをされているような感覚
それも長くは続かず「○時○分」と言われたと同時に
私の身体(意識)は天井にあがっていきました

そして下を見るとAさんがベッドに横たわっておられたのです
亡くなられたのだとわかりました

「お別れも言ってないのに」と悲しくなり
泣きながら目を覚ましたらちょうど検温時間だったので
看護師さんに「Aさん亡くなった?」と尋ねると
「え?!たった今の話やで?なんで分かったん?」
と聞かれたので先程の体験を話しました

「霊をみたとか音聞こえた、は
よく聞くけどそういうのは初めて聞いたわ」って

そのあと
「今なら少し行けるからおいで」
とこっそり個室(ICUでした)に
入れてもらいご挨拶が出来ました

Aさんの体験を私がする、という不思議体験
身体が浮いた時、私が死ぬの?と
ヒヤリとしましたが最後に仲良くしていた私に
もうあちらに戻るから、と状況を教えてくれたのかな?

そんな想い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?