12/7【違い】ってなんだろう。
私は昔から
「空気を読め。」
「周りに合わせて。」
「なんでそんな事ばかり考えているの?」
と言われることが多い人間でした。
段々と自分の考え方はおかしいのかもしれない。
他の人たちとは違う、その【違い】がマイナスの意味を帯びてきて
周りと違う、合わせられない自分がダメなんだと思うようになっていきました。
紆余曲折があり今は看護師として働いていますが
急かされたり、バタバタするのは得意ではない、という自分を克服したくて、あえて自分の不得意そうな忙しい職場に就職し、結果はズタボロ。同期がどんどん責任のある仕事についていくのをみて「自分ってここにいる価値がない人間なんだろうな…」と周囲にとって役に立たない自分に落ち込む日々が続きました。
自分が自分であることにだんだん自信がなくなっていって、看護師向いてない…働くことに向いてない、社会人失格だ…と弱点ばかりを見つめて思い詰めていた頃、なにかがひっくり返り、
「じゃあ私の強みってなんなの??」
と考えるようになり、そんな時にストレングスファインダーに出会いました。
結果は
着想:新しいアイディアを考える 調和性:対立を好まず、全体の一致を好む 内省:頭脳活動に多くの時間を費やす 収集心:より多くの知識を求める知りたがり未来志向:未来を考えてアイディアを生む
見事なほぼ青資質。でも一人でただやってみただけでは生かし方があまり分からなかったのでやってから2ヶ月放置しました(笑)
SNSで自己理解のWSがあると知り参加し、その場で色んな人たちとの話しを通して、
強みは人それぞれ。
【違い】は面白い。
を実際に体感して分かりました。
今までは「私はこう思うけどその考えは一般的に見ると間違ってて、~のように考えて~ように振る舞わなくてはいけないんだ。」と考えることが多かったのですが
今は「~と思われるかもしれないけど、そう思われないように振る舞ったところで、それは私じゃないから私は私の考え方を大切にして周りと接していこう」
と思えるようになりました。
そう思えるようになったのは自己理解に興味を持って集まった人たちとの会話。そこでは資質や【違い】に対して
「どうしてそう思うの?」
「こういうときはどう考えるの?」
と【違い】に対して否定ではなく、興味を持ってお互いに話をしたり、聞いたりできる環境は、一人で籠ってずっと自分について考えて、悩んでいた私にとって、とても楽しい環境でした。職場で「そんなに考えて働いてるの??」と驚かれたことがあるけど、自分にとっては考えることは当たり前で、行動する前に常に考えているから周囲の驚きに私は戸惑ったけど、そのときの違和感の答えを自己理解を通して探すことができるようになりました。
自己理解を始めたことによる自分の変化として、今は良くも悪くも自分という存在を知り、卑屈にならず、背伸びもせずに物事が受け止めることが以前よりもできるようになりました。
今までは優しくて気が利いて、バリバリ仕事のできる看護師になりたいという、どこからか借りてきたイメージの看護師として働き方が自分の求めていることだと思っていたけど
本当は、自由に自分の好きなことをしたい時に出来て、無理のない範囲で誰かにプラスを分けられるような生き方が望みだったんだなぁと気づきました。
自分の内面は大分変わったけど、すんごく無理をして頑張って背伸びして周りに応えようとしていた昔と、身の丈にあった振る舞いをしている今とでは、周りの評価はあまり変わらず、あ、こんなものなんだ。と思うのと同時に、自分的には幸福度が大分上がりました。
自分と他者との【違い】を否定して自分を変え続けようとするのではなく、【違い】を楽しんで向き合っていきたいなと思う今日この頃です。
実は明日12/8に私は25歳になります。24歳は自分の個性を理解し、そして受け止める勇気を持った1年でした。
25歳となるこれからは、もっと自分の個性を大切に、愛して、可愛がっていこうと思います。
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