本の感想、思ったこと
(1/120/year) (1/10/month)
年間120冊、月間10冊ペースの予定

宇宙からの帰還
 立花隆 1985年第1版

0.キッカケと本の内容
1.宇宙とは、地球とは、
2.時間の概念
3.宇宙に自分が行ったら宇宙空間で何を感じる?
4.地球に帰った後どうなるのだろう
5.宇宙飛行士の人たちの人生を見て
6.自分の在り方

注)自分で読み返して文章構成ヘタって思うくらいでした(笑)
ただ、これも最初の記録と思い、校正せずにそのまま載せます。
読みにくい文章ですが、よければお読みください。

0.キッカケと本の内容

読むキッカケは、お店に来てくれているお客さんと何かのキッカケで宇宙の話で盛り上がって頂いた2冊の本の1冊。

今まで読んだことなくて知らなかったけど、有名な本。
宇宙飛行士が宇宙に行き始めた頃の話。
多くの人が宇宙に憧れた1冊。

ザックリ内容を書くと、
始めは宇宙に行くにあたっての技術、技術訓練の内容、宇宙とはいかなる空間なのか。
その後は、様々な宇宙飛行士の宇宙での体験、その後の人生の変化、
何人かの人生のエピソードと書かれている。

レビューを書くわけでもないので
そんな本のまとめはそこそこにして、
本題は自分が何を感じたか。

1.宇宙とは、地球とは
宇宙にいることの過酷さを全然知らなかったと実感。本の頃と今では科学技術の発展の差があるから変化しているけれど、それでも宇宙環境について読んで宇宙は普通の生命の生き永らえる場所じゃないんだなと。

宇宙空間で潜む死へのリスクの多さ。
宇宙服がもし綻んでいたら内圧と外圧の差で
人は沸騰、破裂してしまう。
そのそも人が高地に行ったとき、酸素濃度が減って苦しくなる。
高度1万メートルまでは酸素分圧を増やせばなんとかなるけど、
高度2万メートルではそもそも大気圧の問題で息ができなくなる。
宇宙船の操作も誤れば、それがすぐにリスクになる。
今の宇宙船事情を何も知らないけど、観光でも宇宙旅行の難易度の高さをかなり感じた。
そんな操作何も出来ないし、健康でなきゃいけないだろうし、体も鍛えなきゃいけないだろうし。

また地球の話に戻ると、
地球には大気と水の2つの膜があって、
運動会の大玉を地球に例えると、
厚さ2mmの膜が大気の層。
厚さ0.16mmの膜が水(地球上の水を集めて均等に広げると)
そんな薄膜の中に生きていてること。

ガガーリンの「地球は青かった」
今まで水の青さの美しさを行っていると思ったら違って、
大気が青の波長を乱反射する性質を持つから青く見えるのであって
自分たちが空を見上げると青く見えるように
宇宙からも青く見えるそう。
想像の中の地球が余計に美しいものに変わった。

2.時間の概念
時間の概念って結構好きで、体感時間と現実時間だったり、
インターステラーみたいな次元のもの、
君の名は。みたいなタイムリープのものも好き。
で、ここで出てきたのは宇宙に行っている時の時間の測り方。
「打ち上げ後時間」
地球と月では1日の長さがぜんぜん違い、
宇宙は空間座標の目安がなくなる場所。
なにせ、どれもが動いてるのだから。
宇宙船も月も地球も。自分の位置の把握もままならない中
時間っていう地球では絶対的な位置もうまく計測できない。
今ではグリニッジ時間に合わせたりでととのってきてるみたい。
逆に火星探査機みたいな遠くのものは光の時間も関わるみたいで
またややこしいみたい。
こんな時間の概念も読んでいて想像が膨らんだ1幕。

3.宇宙に自分が行ったら宇宙空間で何を感じる?
宇宙に行った誰もがいうことが
「世界観が変わった」「前と同じ自分ではいられない」
といった言葉。
個人的には、
科学はあくまで現在の人間が認知できるものの世界であって
科学で証明されていないものがたくさんあるって思ってて、
(科学で証明されていないことを理論で仮定して話される内容も好き)
この本を読むまでは、
地球の膜で遮断されている何かであったり宇宙空間にしかない物質に刺激されて
体のどこかが「地球人」から「宇宙人」に変わるからじゃないかと思っていたけど、
それとは別の目線で見れるようになった。
(今でもその可能性もあると思っているけど)

その別の目線とは、地球への帰属意識。
宇宙での体験の度合いは
地球軌道上、地球と月の間、月、船外活動
とそれぞれ感じ方が変わるみたい。
地球から離れてみることで自分たちが生きている場を改めて見ることが出来て
離れていくことの不安感、真っ暗な宇宙に溶け込んでいき、方向感覚が今までのものではなくなっていく感じ
地球がどんどん小さく見えていき、ついには宇宙空間にポツンとある青い生命のオアシスに見えてくる
月に降り立てば、1/6の重力の別世界があり、見上げた先は青い空でなく、真っ暗な宇宙空間
船外活動中では、実際は地球上の何よりも早い速度で移動しているにも関わらず、そんな感じは一切せず。
縦も横もなく。あるのは自分と少し先にある宇宙船のみ。
宇宙船ではガラスを挟んでみている世界もその身1つで360度?どこでも見える感じ。
もしも命綱が切れたら、宇宙空間に放置。切れた反動でどこか別の方向に向かって
これまた、凄まじい速さで旅立っていく。
果たして、酸素切れで死んでしまうのか、恐怖でショック死してしまうのが先か。
そんな怖さもあるけれど、でも間違いなく感じるものは何かあると思う。

自分が生まれ育って、ここが全てって言う
まさに箱庭の中で過ごしていた中
それがピンポン球サイズに見えるってどう感じるのだろう?
重力のない空間、方向感覚の概念が覆らせられた後、どう感じるのだろう?
想像が絶えないけど、ぜひ体験したい。

4.地球に帰った後どうなるのだろう
この本に書かれてる宇宙飛行士の多くは世界を見る視線が変わるからか人生が一変している。
ビジネスを始めた人、宗教家になった人、
超能力の研究をする人、そのままNASAに残った人、引きこもりのようになった人
多くの人が共通していたのが、
平和になってほしい、地球への愛が深まった。
神の存在をより一層感じたという事。
(ここでの神は一神教での神とは別のものを言う人が多かった)
宇宙に行くと地球が存在する奇跡的な偶然を偶然と感じにくくなるようで、
「大いなる意志をもつ存在が意図して作った」
そう思えるくらい自分たちが、地球が存在しているのが奇跡的と身をもって実感するみたい。
そんな体験というか直感のようなものを感じて地球に帰った自分はどう感じ、どう行動していくのか、浅い想像しかできないけど、
気になる。

5.宇宙飛行士の人たちの人生を見て
当時の宇宙飛行士の人達はみな理系の人、技術者ばかりで文系の人、哲学的な人はゼロ。
そんな世界だった。なにせ、宇宙船を操作するのに足手まといになる人を乗せる余裕なんて微塵もなく、そもそも人の思想の方は全く興味を持たれていなかったのだから。

そんな宇宙船を操作していくために必要な宇宙飛行士たちは、いくつもの専門分野を大学で学んだトップクラスの人達。
そんな人たちですら
何年先に宇宙に行けるかわからない中
努力し続けて、目指すもの
それだけの価値があるもの。
それだけの夢になるもの。
それが宇宙に行くこと。
そして
それだけ努力できる人
それだけその夢を追いかけ続ける人
そんな人だからこそ宇宙飛行士になれたのかなと。

6. 自分の在り方

自分の人生はどうなのか?
好きなこと、興味のあることはたくさんある。
人よりも興味の幅はあると思う。
けれど、全ての情熱を費やす程のものはあるかと言われると、まだ見つかってない。

最近まではそう思い、探している現状の自分に満足していた。
といいか、そんなこと考えている自分は凄いんだみたいに思っていた。
けど、それって結局現状に留まったままで
なにも変わっていないって思った。
「行動すること」
よく聞いて当たり前のことって思っていたけど、
その当たり前ができてなかった自分。
つもりって怖い。そうも思った。
だから、こんなことも始めてみた。

正直、こんなことばかり考えているわけでもなく、のんびりしたり、のほほんとしてたり、している時間たくさんあって、
マンガを読みすぎたり、ネットサーフィンしてたら時間が経っていることも、テレビ見てたらやろうと思ってたことができなかった。

頑張ってやってます風に見えるかもしれなけど、
いい言葉聞いても、それが身体に染み込まず
流れていき、学ぶだけ学ぶ人、読むだけ読む人で
自分軸が結局明確になっているようでなっていない。
それがやっていく変わっていくといいな
そんな風に思いながら書いていきます。

思っていたより、話が広がってた...
まとまりのない文章、、、
それでも続けていくことで良くなると信じて続けよう。

最後に一言。
やっぱり宇宙に行ってみたい!

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