日記38

旦那さんについて最近思ったこと、忘れないように書き留めておこう。
①わたしが骨折してから、やれないことがでてきて、初めは自分がやるべきなのに、やらせてしまってるという罪悪感で、頼むのも億劫だった。でも、子ども達もそうだけど、気づいたら色々やってくれてる。もちろん完璧じゃないけど、お料理も、洗い物も、掃除も、子供たち連れ出して公園も行ってくれたり。無理ない範囲で、やってくれてる。それ見て、今まではわたしが勝手にやらなきゃと責任感背負い込んでやってたけど、わたしがやれなかったら、やってくれるということは、やらなかったら、気づいてやるのかな?裏を返せば、わたしがやってたことで、彼らのやる機会を奪ってたのかな〜とも思った。
こうなってから、一週間、2週間が過ぎた。いつの間にかこのペースが定着してきて、わたしも頼みやすくなった。罪悪感は完全には消えてないけど、それより感謝できるようになった。以前は、やってくれたとしても、わたしはいつもやってるのよという気持ちの方が勝って、心から感謝できてなかった。またその気持ちや行為を素直に受け取れない自分も、可愛くなくて嫌だった。でも、甘えないとどうしようもない状況になって、甘えていいんだと自分にOK出したことで、甘えらるようになって、そしたら心にもそれを受け取る余裕ができたのかな、あー助けたいと思ってもらってるんだな〜と感じれるようになった。それに対して心から嬉しいな〜ありがとう。と純粋に感謝できるようになった。それだけ何かをやってもらうに値しないと思ってたし、根底では与えることでしか存在意義がないと強く思い込んでた。そうした思い込みをとっぱらってく内に、自分自身を肯定できるようになったし、受け取れるようになって、感謝できるようになってきた最近の自分の変化が、すごく嬉しい。

男性は基本的に与えたいと思う生き物だと、先日どこかで読んだ。旦那さんは大事なことに関しては口下手だし、女心が分からない発言も多々あって、そのたびに傷ついてたけど、わたし自身も男心を理解してなくて、その行為や気持ちをきちんと受け取れてなかったのかもしれない。旦那さんに唯一言われるのは、笑顔で過ごして欲しいということ。これからは少しずつそう過ごせる気がする。

②旦那さんは脱いだものは脱ぎっぱなし。タンスはぐちゃぐちゃ。何度整理しても、一週間経てば元通り。ほんとに苦手なんだと思わざるを得ないんだけど笑、余裕がないとそこもめちゃくちゃ目につくポイントになって、毎回整理しながらイライラしてしまっていた。
でも、旦那さんはいつからか毎朝、美味しいコーヒーを淹れてくれるようになった。もちろんわたしより格段に上手。美味しい。幸せを感じれる。
そう思うと、それでいいのかも、とふと思った。わたしは、片付けしてあげられる。旦那さんはコーヒー淹れてくれる。きっとわたしは、旦那さんが整理整頓一生できないよりも、旦那さんのコーヒーが一生飲めない方が淋しい。ずっとずっと淋しい。比べることじゃない、別問題なのかもしれないけど、自分が気づいてないだけで、それ自体幸せなことだよね。隣にいてくれるから、そんなことで起こったり、笑ったり。つまり、生きていてくれてるからそう思える。毎日そういう気持ちで過ごすのは難しいかもしれないけど、ときどきでいいから思い出そう。いつかぜんぶ無くなってしまう日が来たら、きっとそのどれもが愛しいはずだから。

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