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2024.3.3 東京女子プロレス 新宿FACE 観戦雑感

新人が2人同時にデビューした結構重要な大会。七瀬千花選手の東京デビューと、湯本さんの来場もあり、リング上で新しい顔を4つも拝むことができました。

以下雑感
第1試合
キラ・サマーデビュー戦
わりと最初から呼吸の乱れが聞こえてきて、緊張をすごい感じた。異国でデビューなんで無理もない事だが。
体格差があるとはいえ体感がしっかりしている有栖さんを吹っ飛ばすタックルは良い。
この試合は有栖さんもそうだがそれ以上に奈穂さんの楽しそうな姿が印象的でした。千花さんの髪の毛離さないんだもの。そして、抑えられない気持ちがキラさん入場時に幻影(フライング)として表れていましたね。

第2試合
高見汐珠デビュー戦
汐珠さんはデビューしたころの鈴芽に近い印象。声が出ていてキビキビ動く。アプガの先輩方もいつもとちょっとした違いを感じられて、らくさんは普段見ない表情で戦っていたし、志乃さんはいつもより自信を感じる試合運びでした。未詩さんはお姉さんしてましたね。

第3試合
桐生さんは2回目の謝罪で一体何を謝るつもりだったのか。永遠のなぞ。
そして桐生→桐生→鈴芽の一連の謝罪の中でほとんど無視されている鳥さんの人権。

第4試合
かみーゆ&ぽむスタイル良すぎ問題(ミサヲさんも)
中島さん含め4人全員曲者なのにちゃんと試合がまとまるのはさすが。
あれだけわちゃわちゃと始まるのにスムーズにまともな試合に移行し、きっちりスリーで終わる。作りこまれた時代劇に類する満足感を感じる試合です。

第5試合
もはや立っているだけで面白いリカさんにハルさんがきちんと対応できるのかドキドキしながら見る。アームバーの攻防が一辺倒ではなく良かったです。それにしてもJKが使うには渋い技だ。

メイン
キャリア差が極端な試合。
一番短いHIMAWARIさんは、タッグとはいえメインで15分間きっちり試合できていて、かつみずぴょんに頼りすぎずで素晴らしい。粗さもあったけど終盤まで動けていた。この先が本当に楽しみ。

総評
東京女子は新宿FACEが起点となって景色が変化していくことが何気に多く、この日も新人のデビューというわかりやすいイベントがありました。
新たに加わった色がキャンバス全体にどのように広がり作品の印象を変えていくのか、それをじっくりと楽しんでいきたいと思います。

余談
ここ新宿FACEは、7階の会場までのルートがエレベータに限られているので並ぶのがめんどいものの、広すぎず狭すぎない面積、見やすい段差、暗すぎない照明、音響の良さなど様々なストロングポイントを持つ会場です。首都圏では後楽園ホールの次に好きかも。

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