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2/27 横浜コーディネーターキャンパス 勉強会 【学生と考える!魅力的な地域活動 〜地域の活動を学生目線でブラッシュアップ!〜】 開催❗️

こんにちは。
アクションポート横浜、学生スタッフの小川です💪

2月27日(火)に横浜市社会福祉協議会の会議室にて横浜コーディネーターキャンパス、勉強会を開催いたしました。
今回のテーマは「学生と考える!魅力的な地域活動 〜地域の活動を学生目線でブラッシュアップ!〜」ということで、横浜の団体、施設にご協力いただき、地域の活動を学生の前でプレゼン、学生が素直な意見をぶつけより良い活動にブラッシュアップしていくという内容で行いました。

今回の勉強は、



という流れのもと、14:00-16:00の間での開催でした。
プレゼンをおこなっていただいたご登壇団体は、「横浜市原宿地域ケアプラザ」、「都筑区区民活動支援センター」、「横浜市保土ヶ谷区社会福祉協議会」の3団体、そして9名の学生アドバイザーを呼び、ブラッシュアップを一緒に行います。

登壇団体のプレゼン

都筑区区民支援活動センター様のプレゼンの様子

早速、各ご登壇団体プレゼンに移りました。
ただその場で団体の活動プレゼンについて聞くだけではわからない事や活動にかける思いや背景なども見えてこないので、ご登壇団体に活動の概要や背景などについて書いていただいた概要シートを学生アドバイザーに共有をしてプレゼンを聞きました。
学生アドバイザーには、概要シートの内容をもとに書く団体活動がどのように行われたのかなどについてや「自分だったらその活動にどうしたら参加するのか」といったところまで考え、ブラッシュアップをするために真剣に聞きました。

学生アドバイザーとのブラッシュアップ

ブラッシュアップの様子
(都筑区民活動センター様のグループ)

ブラッシュアップでは学生アドバイザーが一人2団体と意見交換ができるように20分×2回というローテーションで行い、それぞれが、概要シートで事前に感じていた疑問や意見をぶつける学生もいれば、プレゼンで具体的に活動について知ったからこそ出てくる意見を交えながらブラッシュアップを行いました。
でた意見を整理すると、学生を集めるために必要な学生との「接点」、学生を「受け入れ」る体制、今後も学生に「継続」してもらうための工夫、大まかにこれらの地域が学生との間に抱える悩み・課題点が出てきました。

接点という課題において、大学やメディアに協力してもらって周知してもらうのはどうかという学生からの意見が出た際には、「どう大学と繋がれば良いのかわからない」、「接点がないからアプローチがしにくい」といった意見もあり、簡単に解決できない問題なのだなと参加して感じました。
しかしそこで終わるのではなく、「コーディネーターのつながりを利用して大学教授とつながるのはどうか」、「まちの掲示板は目に留まることが多いからチラシの見やすさや貼る場所を工夫して別の角度から学生を集めてみるのはどうか」といった意見が出てきており、学生とつながるきっかけは沢山あるが、それをどう見つけ利用するかは団体次第ではないのかなと感じました。

保土ヶ谷区社会福祉協議会様のグループ

受入れという課題点では、学生側と地域側どちらにも認識の齟齬があるため、それが受け入れを難しくしているのではとグループでの意見を聞いていて考えました。
例えば、地域側は「学生ってどんな生活をしているのか」「そもそも学生って何を考えているのかわからない」といった意見があり、学生側は「地域側の目的がわからない」などの意見が出ました。また受け入れる過程において、相手を理解するにも活動の具体性と学生の自主性のバランスを考えなくてはいけないという意見も出てきており、お互いを理解することが重要だということや、地域側は学生が何を求めてきているのかを理解することで学生を受け入れやすくなるのではないかということがわかったブラッシュアップでした。


横浜市原宿地域ケアプラザのグループ

継続という課題点については、地域活動に学生が数名きてくれるが、次来てくれる人が少ないということから、グループでは「フィードバックの機会を設けるのはどうか」という意見や「学生のプラットフォームを作るのはどうか」といった意見が出てきており、フィードバックをすることで活動を通して「成長」を感じてもらうことや学生にとっての居場所を作ることで「次も行こうかな?」と思える場所になるのではないかというブラッシュアップがなされていました。

全体でまとめ

全体でのまとめでは、各グループで出た意見をまとめ、学生から出た意見を今後どう活用していくのかなどを各ご登壇団体の方からコメントをいただき、今回の勉強会は終了しました。
今回、学生が大人にアドバイスをするという普段しないことを初めてやってみたということもあり、改善点は多々あると思いますが、登壇団体の方々からは「学生の素直な意見を聞くことができてよかった」など声をいただくことができたので、個人的に少し安心しました😅
ただ今回の勉強会を開催して、わかったことは学生側は地域をまだ理解しきれておらず、地域側もまた、学生を理解しきれていない、そういう場所がないということを改めて実感しました。
今回の学生の素直な意見を地域に取り入れることができたらまた地域活性化につながると思いますので、今後も横浜コーディネーターキャンパスにてこのような場を作っていきたいと思っております。


学生コーディネーターの皆さん

改めて、今回の勉強会にご協力いただいたご登壇団体の皆様、学生コーディネーターの皆様、当日お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

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