我妻三輪子

actor / radio personality / lyric writer / …

我妻三輪子

actor / radio personality / lyric writer / mom お問い合わせは info@asaikikaku.co.jp にお願いします。

最近の記事

20241009

小さじがまだ見当たらない。 昨日は久しぶりに天使に会った。 私の天使は「いひひ」と笑う。 ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ、へ行く。天使と地獄に行く、というコントラストも相まって、良い時間を過ごした。 お揃いでグッズのトートバッグを買ってしまうくらい、非常に見応えのある展示だった。 「半分の月が出ているよ」と熱がぶり返している娘が教えてくれた。

    • 2024 1007

      小さじがまだ見当たらない。 夕ご飯に食べた鯖の骨がまだ喉にいるし、 お仕事はうまくいかなかったし、 娘はお熱だし、 楽しみにしてた台湾カステラは楽しみにしすぎてカビちゃってたし、 昨日衣替えしたのに今日暑いしで、なんだかなぁな日。 仕事柄、私は徐々に、ではなくまず一瞬で誰かに愛され、選ばれなきゃいけない。 選ばれない感覚は、何回経験しても苦い。 年齢的に、ルックスや経歴だけではなく、今までの生き方で判断される部分も増えてきた。 ぎくっとする。 でも家族3人揃って3食ご飯

      • 2024 1003

        小さじが見当たらない。

        • 2024 1002

          ドトールのミラノサンドAを初めて食べる。 なんて美味しいの。安いし。 知らないままで生きてる事が本当に沢山あるなぁ、と旦那さんといるとよく思う。 ピラティスをしに代々木上原へ。 この街はいつもやわらかいなぁと思う。急いでなくて好き。1時間みっちり体を動かした。 好きなドーナツ屋さんでお土産を買って帰宅。 今日は良くも悪くも何も感じない日。 感覚が鈍くなっている。 そうゆう日は沢山食べてしまう。 カレーを大盛り食べて、ドライグアバをはみはみする。はみはみはみはみ。干し芋もは

          2024 1001

          病院で定期検診。 待合室に両腕に花柄のタトゥー、花柄のTシャツに、花柄のウエストポーチをしているおばあちゃんがいた。お花畑みたいだった。 違う人生について考える。 私は田舎に住んでいて、編み物をして、普段は会社員として働いている。休みの日にはパンを作ったり、大学時代の友達とだらしなくお酒を飲んだりする。 月に一回実家に帰り、だらだらと過ごして、年に一回は私がお金を出して、家族で旅行へ行く。 猫を飼っているから、あんまり外泊はしない。 ボーナスは毎年半分貯めて、半分はパーっと

          2024 0930

          娘と一緒だと沢山話しかけてもらえる。 エレベーターで会ったおばあさん 電車で隣だったおばあさん スターバックスで隣だった外国人の男性 高島屋の店員さん お仕事先のお姉さんたち みんな優しくて、嬉しくなった1日だった。 高校生の頃からずっと欲しかったVivienne Westwoodのニット帽を買った。 NANAでシンが被っていた形。 青とグレーのしましまにした。 高島屋の袋に入れてもらい、それをバギーにかけて歩く。あったかいままの焼き芋を運んでいるような、満たされた気持

          2024 0929

          昨日は結婚記念日だった。 家族になって一歳。 手紙には「みんながんばった!」と書いてあった。本当に、みんながんばった。 今日は植物園へ行った。 スタンプラリーをして、無事埋まって、景品にぬり絵を貰う。最近娘はクマノミはオレンジ、クラゲは青、など正解の色を塗るようになった。 成長はいつも、すごく嬉しくて少し悲しい。 わざわざ言う事ではないのかもしれないけれど、私には血の繋がりのない母がいる。 娘の出産を機に、疎遠だった父と再会して、父と再婚した母と初めて会ったのは4年前く

          2024 0927

          もう金髪何日目だか分からなくなる。 昨日旦那さんが出演している舞台「来てけつかるべき新世界」をあすかちゃんと観に行った。 お話もとても面白かったし、舞台上の旦那さんは生き生きしていて、いつも以上にチャーミングでした。 観劇後に旦那さんに会うといつも照れてしまい、どぎまぎする。 毎日あんな拍手喝采を受けている人と一緒に暮らしているなんて、不思議な気持ちだ。 あすかちゃんとお茶をして、ムーンなんとか計画の話を聞く。ムーンなんとか計画の事はあんまりよく分からなかった。 今日

          2024 0923

          金髪11日目。 身から出たワサビ!と書いてあるTシャツを着た人とすれ違う。いい日になりそうだ。 内藤礼さんの展示「生まれておいで 生きておいで」を見に東京国立博物館へ。 二週連続で上野公園でピクニック。 またモップで地面に絵を描くおじさんがいた。 展示は建物内の3箇所を巡るもので、娘曰く、 一つ目の部屋は「宇宙にきたみたい」 二つ目の部屋は「雨の中に入っちゃったんじゃない?」 三つ目の部屋は「水の綺麗なお部屋」だそうだ。 行きすがらに携帯電話を家に忘れてしまって引き

          2024 0922

          金髪10日目。 お休みの朝ごはん。 頂きもののソーセージを焼いて、みんなで美味しい美味しい言い合いながら食べる。 トーストにお義母さん手作りの枇杷ジャムを塗る。これもとっても美味しい。 2週間に1回、絵本の読み聞かせを聞きに図書館へ行く。勿論本も借りる。 今日は月や、黄色い丸や、丸をテーマにした本たちだった。 大好きな「あおくんときいろちゃん」があって、嬉しかった。 私はエッセイを2冊、「母の友」を借りて、娘は絵本を12冊と、大人の本が読みたい、と言って選んで持って来た

          2024 0921

          金髪9日目。 シミを消しに行ったら、ほくろだった。 散々悩んで悩んで、増える一方なんだし、予約もとれたし、と意を決して皮膚科へ行ったらほくろだった。 ほくろも勿論消せる。 でも「シミ」じゃなくて「ほくろ」と言われると、少しだけ可愛く思えてきて、今日はなにもしなかった。 私が花や、他人に感じるような、そのままであるだけで美しいのだということを、自分のこととして感じられる日が訪れますように。 近くの喫茶店に入り、アーモンドラテ、というものを初めて頼んだらポッキーがついて

          2024 0920

          比較的元気な人が見えやすいところを網羅している気がする。 そうじゃない人は、日頃見えづらいところにいる。 そんな中で「分かってもらえる人」を見つけるのは至難の業で、「みんなさ、なんとかやっているんだから」「だから頑張って」なんて簡単に一蹴される。 けれど「分かっている」けど親身になる価値がないと思われてしまうパターンも、あると思う。 みんなに優しくは出来ないし、みんなに優しくされる訳じゃない。 無論私は「日頃みえづらいところにいる」だ。 でも「分かってもらえる人」になれ

          2024 0919

          金髪7日目。 今日は朝の全てを旦那さんにお任せして、10時まで寝かせてもらった。 ずっと鎖骨の部分に金具が当たって痛くなってしまうショルダーバッグがあって、でもお気に入りだから痛くても我慢して使っていた。 それを旦那さんに相談して、逆の肩で背負うんじゃない?と言われて試してみたら、金具は上にいき、肩当ても丁度の位置にきて、なるほど私は逆に使っていたんだと判明した。 私がトイレに入っている間にポールラックも組み立ててしまうし、本当に魔法使いみたいな人だ。 近所の中華屋さん

          2024 0918

          金髪6日目。 久しぶりに親友と会う。 会うなりかわいいリップクリームをくれた。 私の親友は毒も欲も殆どなくて、会うと自分がどれだけそれに塗れているか、よく分かる。 中学生の時、学校を休みがちだった私のためにノートをとっていてくれた事、学校が離れても登下校を共にしてくれた事、今までの人生の底辺に近い時は、必ず凛とした姿勢を崩さないまま、そばにいてくれた事、逞しくて賢くて聡明な彼女に、私なんかが何故好かれているか分からないが、それは私の自信になっている。 新大久保で参鶏湯

          2024 0917

          金髪5日目。今日は十五夜。 お月見のことばかり考えて過ごす。 朝は旦那さんの新潟土産のちまきを食べた。 きなこかけるやつ。 去年も頂いたのだが、なんて!本当になんて! 美味しいんだろう! もちんもちん、ざらざら、じゃりじゃり、ぺたぺた、みよ〜ん。 今まで食べてこなかったのが辛くなるほどだ。 私にはデビューが遅くて、悔しい思いをした食べ物がいくつかある。 スッパムーチョ、カンパチ、回鍋肉、モスバーガー、バーガーキング、サーモン、福しん、などなど。 悔しい。どうせ生きてるなら

          2024 0916

          金髪4日目。 油断したら風邪をひきそうな、ここ数日。 来週親友と参鶏湯を食べに行く事にした。 それまで耐えてくれ〜 わたしの体〜 上野公園でピクニック。 美味しいパンを食べてまた眠くなる。 濡れたモップを使って地面に絵を描くおじさんがいた。曇り空の下、可愛らしい動物を、リクエストを聞いて何匹も書くおじさん。 パンを食べながら、風に吹かれながら、それを見る私たち。 国立科学博物館の常設展が大好きで、たまに足を運ぶ。最近娘が宇宙に行きたい、と言うので、宇宙を少し知ってもら