染料のこと。
ALDRIDGEが次に進めている企画。
それはズバリ、<天然染料を使ってトレーナーを作る!>です。
ニット製品を作るには<染色>という工程が欠かせません。
糸を染める、生地を染める、先に縫って形にしてしまった製品を染めるなどのパターンがあります。
そして染料には天然染料と合成染料(化学染料)があります。
石油などを使って化学的に作られた合成染料は
安定して同じ色を作ることが出来たり、太陽の光などで変色しにくいとか、
保存がきくからストックしておけるし、なにより安く作れるというメリットがあります。
だから流通している洋服のほとんどは
この合成染料を使って染められているのです。
一方、天然染料は
植物や昆虫など自然資源を使った染料をです。
自然資源ですから、材料が安定して手に入るとは限りません。
そして色の再現性が難しく、太陽の光や摩擦にも弱めです。
でも環境への負荷は圧倒的に低く抑えられます。
そして色味も数値化しにくい余白が生まれるんですよね。
以前お話をきかせてもらった方は
色に<ゆらぎ>があるという表現をされていました。
とても素敵な表現だな~と思ってずっと頭に残っています。
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