自分用下書 男尊女卑社会がいかに男にとって重荷かという話を殿下(※あだ名)にお手紙

#衆院選2021 開始までには書き終りたかったけど、終わらなかった!OMG
という訳で相変わらず中途半端な文ですが衆院選始まってしまったのでとりあえず公開します。
あなたの周囲にいる殿下タイプの方への情報共有、選挙行こう呼びかけへの一助になれば幸い。

【軽い読物】維新と依存と「日本」という宗教について

※返信不要です

※気分転換に軽く読むような読み物です


例え話をします

1: 例えば、あなたが独身だったとします。
職場に自分が出来ない分野で優秀な女性がいます。

ただしその女性は非常に自己肯定感が低く、依存性が高く、

「男性ならだれでも良いので自分と結婚して自分を養って欲しい、
四六時中一緒にいて欲しい」と望むような女性です。

尚、上記分析は、本人の自己申告による恋愛遍歴と、
彼女により依存されたりされかけたりして実際迷惑を被った
同僚男性2名からの話の総合で判断しています。

あなたは、彼女には「自己肯定感を上げて欲しい」「幸せになって欲しい」と思っていますが

少しでも褒めたり、優しくすると、妙な勘違いを生み、
粘着質ストーカーになる可能性が高い、と思っています。
そしてその女性はあなたの好みではありません。

さて、あなたは、彼女をどれくらい「褒め」ますか?
相手が望むように「優しく」接してあげますか?どの程度まで?


2:例えば、あなたはサラリーマンだったとして、上司は車椅子ユーザーだったとします。

上司はきちんと仕事をこなしていますし、自分ができない分野で活躍しています。

ただし、上司は自己肯定感が低く、その裏返しのようにプライドが高く、
こちらが車椅子ではなく「歩ける」事に常に嫉妬してきます。

そして「お前も常に車椅子を使え」と言ってくるか、無言の圧力をかけてきます。

あなたは、上司も時間をかけて訓練すれば、リハビリすれば、歩けるようになる可能性あるのにな、と思っていますが

常に「すべての能力においてあなたより上」でなければ気が済まない、
非常に気難しいプライドの高い上司なので
「リハビリの勧め」ですら、一歩間違えば
「お前リハビリもやらないなんて怠けてるんじゃないの」という嘲りとして相手に受け取られてしまう可能性があるため
勧めるのも厳しいなと感じています。

さて、あなたは、どこまで上司につきあって「車椅子で生活」しますか?
非常事態で急いで逃げなければいけない時でも車椅子に付き合いますか?
それとも立ち上がって上司を背負って逃げますか?

尚、上司を背負うと、上司のプライドが傷つき、「俺は赤ん坊じゃないから背負うな」と言ってきます。

一応繰り返しておきますが、女性の同僚も上司も「自分の出来ない分野で活躍」されています。


以上が、「日本」という宗教の不自由さ、
経済の停滞・遅延及び少子化を招いている因習の一部だと私は思っています。


日本という宗教における男性の不自由さ

ご存知のように、日本は歴史的・文化的に男尊女卑の激しい文化です。

男尊女卑の社会で苦しいのは、男性/女性、どちらがより苦しいでしょうか?

私は日本においてより「自由」に生きれるのは、男性/女性、どちらだろう?と、学生時代将来を考えるにあたりよく考えていました。
個人的な結論としては、女性の方がより「自由」で「楽」であり、
男性の方がより「不自由」で「苦しい」だろうな、と思っています。

確かに会社や社会で女性は生きづらい、日本では女性のトップが少ない、
給与や昇給が、「能力」ではなく「性別」により制限されてしまう、という苦しさはあります。
しかしながら女性は「主婦」という生き方を選択できるし、それが賞賛される。

日本社会で男性が「主夫」を選ぶと、今でこそ徐々に受け入れられつつはありますが、基本は馬鹿にされたり軽んじられたりしますね。

また、女性はその「能力」をそこまで厳しく問われる事はない。
サザエさんのようにおっちょこちょいでも、家事でミスしても、笑いごとで終わりますが、

仕事で億単位の損失を出すような立場なら責任は非常に重くなります。
昇進も給与も、また事業主になる場合なら売上も、常に「競争」に晒される、
つまり、「能力」が常に問われ続けます。

…もちろん、女性であろうが、「家事」ではなく「仕事」であれば
同じように能力や責任が問われるのですが。

更に、女性において「玉の輿」という一発逆転シンデレラ的な事象は賞賛されやすいですが、
男性が、自分よりも給料が高かったり名声が高い女性と結婚した場合、どうなるでしょうか?

身近なところではトップ女優とお笑い芸人が結婚したけれど結局離婚した、という事がありました。
歴史的な所ではマリリン・モンローと結婚したヤンキースのジョー・ディマジオは、新婚で訪れた日本にて、ディマジオそっちのけでモンローに注目が集まり、男としてのプライドが酷く傷ついたため離婚に至った、とも言われています。
もちろん、どちらも男女の事、真実は世間ではなく本人達しか知りませんが。

ご存知かと思いますが、アメリカもまた、日本と同じか日本以上に男尊女卑の激しい保守的なキリスト教社会です。女性が活躍出来る欧州諸国とは異なります。

「男は男らしく」は
カッコイイ面もあると同時に、非常に不自由だなと思います。

実際、日本での過労死も自殺も男性の方が非常に多いというのは、
そのまま日本社会の「男性の生きづらさ」を反映していると、私は思います。

この「男性の生きづらさ」「自殺し易さ」を作りだしている根本原因は何でしょうか?
それは個人に帰着するものでしょうか?
それとも社会に帰着するものでしょうか?

私が欧米文化圏内で経験した移民イスラム社会・価値観の話をした際、
殿下は、イスラムの激しい男女差別が引き起こす社会的弊害、民主化の遅れを嘆いていらっしゃいましたね。

私は、現在の日本の価値観も、イスラム社会とそう変らないと思っているんです。
昭和生まれの人々、地方出身の人々の価値観は特に。

「無償の愛」の不在

さて、殿下は、サラリーマン家庭における「父親の不在」や、昔いた「近所の怖いおじさん」の現代での不在を気にかけておられましたね。
そして私は敢えて「こどもの成長にはひとり以上の『男性の大人』が必要」という話をしました。本当は、最新の社会科学的には「ひとり以上の『大人』」でも十分なんですが。
但し、その『大人』は父の役割も母の役割も出来る必要があります。

現代日本における「理想の母」「理想の父」の役割とは、何であると考えますか?

私は、母とは『無償の愛』であり、父とは『哲学』であると思います。

現在の日本では、敢えて言えば、多くの昭和生まれの人々の家庭では、父親も不在でしたが、母親も不在だったと思います。

戦後復興は大変でした。
年齢的に大人である人々は皆、仕事に借り出されました。
金の卵とも称された世代、団塊付近世代は、男も女も、中学/高校卒業後は都会に吸い込まれ、つまり「地縁」を切られ、多くは団地住まい、人により憧れの建売マイホームを持ったとして、子育ては地域や祖父母の手を借りる事ができないまま「母」独りで行う必要がありました。
「母」とて「母」である前に「一人の人間」であり、自分のやりたい事や理想の生活が有る訳です。
しかしながら乳幼児は「一人の人間」の都合など一切考慮せず、大人の助けを必要とするし、自分の都合で相手をふりまわしてきます。

当時よく言われた病気を覚えていますか?

「育児ノイローゼ」 です。

最近は「産後うつ」という言葉がありますが、当時の「育児ノイローゼ」とどちらがより酷いでしょうか?
そんな苦しい立場にある母が、子供に、赤子に、優しく接する事ができるでしょうか?しかも、こどもが失敗したり騒いだりしたら、社会は、世間はすぐ母親のせいにしてきます。
厳しく「しつける」事が、世間的に求められていなかったでしょうか?

そんな中で、母親はどれだけ『無償の愛』を発揮する事ができたでしょうか。

最近の用語でよく「ワンオペ育児」と言われ、その大変さ、数々のエピソードがネット上で共有されていますが、本当に大変だなって思います。
育児だけでも大変ですが、同時に家事や仕事や、決まった「時間」に追われなければいけない。

子供をいとおしく思う瞬間があったとしても、上手くいかない事が沢山続いたらイライラして感情的に叱り飛ばしてしまうのは人の性だと思います。

※余談ですが、台湾の「坐月子(ズオ ユエズ)」という習慣、産後ケアセンターの話を知り、めちゃくちゃいいなって思いました。日本にも欲しい。
http://www.yaephone.com/babycare/434
https://mrs.living.jp/k_life/article/3376021

最近精神科医が書いた『子育てハッピーアドバイス』(2005年出版)という子育て本を読みました。
そこに

「甘えない人が自立するのではなく、十分甘えた人が自立出来る」

と書いてあり、個人的には本当にな、と思いました。

殿下は親に十分甘えさせて貰った経験はおありでしょうか?

私は現代的価値で判断するなら主に「ネグレクト時々虐待」で育った子供であり、実の親に甘えさせて貰った経験はありません。
ただ幸いな事に、こども時代は友人の家に良く出入りさせて貰っていた事、
大学の寮生活で「共同生活者に個人として尊重される」という経験をさせてもらった事、
そして何よりオーストラリアで経験した、ホストマザーが毎週教会に行くキリスト教徒でかつスカウトリーダーという、非常に利他心溢れた人であり、
英語が全然出来ない私に、帰宅の度に「今日はどうだった?」と訊いてくれたり、ハグしてくれたり、予定のない休日は付近の野山やショッピングセンターに連れていってくれたり…
これこそが「家族」であり「無償の愛」「利他的な愛」「相手を気遣う事」なのか、と実感をもって教わりました。
同じ語学学校の友たちは、所謂「ビジネスでホストをやる」家が多く、場所と食事を提供するだけ、という中、私は非常にラッキーだったと思います。勿論私のホストマザーがホストをやってる理由に金銭的なものもあったのですが。
私は学校以上にホストマザーから英語と、英語以上の様々なものを教わりました。

この日本に、「存在自体を肯定される」無償の愛を受けて育ったこども、はどれ位いるのでしょうか。

少なくとも、私の親はどちらも私と同じくネグレクトや激しい虐待で育っており、未だに自立できていません。
依存したい、甘えたい、という心を教え込まれた「プライド」で覆い隠し、孤独と闘い続けています。

競争社会の限界

殿下が仰ってた話で、非常に印象的な話があります。

「努力と工夫を重ね、残業等非常な時間を使い、限界まで努力して営業トップになった。
その翌年気付いたのは、競争相手が 『去年の自分』『去年の限界までの努力』になってしまった事、これ以上働いたらどう考えても過労死だけれど、会社は去年の成績を越える事を求めてくる」

私はこの話を聴いた時、本当に、これこそが競争社会、
ひいては資本主義社会の限界を端的に表していて素晴らしい話だし、凄い「気づき」だなって思いました。
そもそも「営業トップ」なんてなかなかなれませんしね。

殿下は「なぜ戦争は起るのだろう?」と考えた事はおありでしょうか?

私はずっと考えていたし、今も考え続けています。
私の小学校は平和教育に熱心な学校だったため、
1年生の時から6年生が平和記念公園に持って行く千羽鶴を毎年折っていました。

『世界人類が平和でありますように』

街中でよく見かける文言、素晴しいとは思いますが、
本気で世界平和を叶えるならば、
「なぜ戦争は起るのか」の分析と、
「世界平和を叶えるにはどういう行動をとるべきか」

「目標に向かい日々できる事」のスモールステップ化が必須だと思います。

私が殿下を素晴しいと思うのは、殿下が行っている事業、そして何より殿下の会社が掲げる理念が確実に世界平和へと歩みを進めている、と確信をもって言えるからです。

この世界に「平和、平和」と口にしながら、戦争へと突き進んでいる人達は多くいますね。
個人的には公明党は新興宗教創価学会で「平和の党」という名目で結成された党だそうですが、実際、現在行っている事はナチス支持者とそう変らず、戦争へと突き進んでいる党だな、と私は思っています。
もちろん内部にいる多くの人は平和を目指していると思います。
でも、「戦争はなぜ起こるのか?」の分析が出来ていなければ、その構造と本質が掴めていなければ迷走するのも自明の理でしょう。

ナチスの支持者の多くはユダヤ人を大量虐殺したくてナチスを支持したのではないと思います。
「自分達の苦しい暮らし」をなんとかいい方へ向けたくてナチスを支持し、結果ユダヤ人だけじゃない、「共産主義」とレッテルを貼られた人、「障害者」とレッテルを貼られた人、ありとあらゆる人が虐殺される、自分達の首を締める社会を造りました。
WW1後、ドイツは世界で一番民主的な憲法・法律を持っていましたが、それを壊し「全体主義」「恐怖と虐殺の社会」に染まったのは何故でしょうか?

規制や厳罰化が進む現在の日本は、確実に同じ道のりを進んでいると思います。

最近、新興宗教日本会議の安倍晋三氏らが、ご今上陛下が退室の折、万歳か何か非常に戦前的な宗教儀式をし、陛下が苦々しい顔をされていた、というニュースを読みました。

自民党が掲げる改憲案は読まれたでしょうか?

「頭が良い」と人が言う時、色んな場合が含まれますが、そのひとつは「先読みが出来る事」だと思います。将棋のように、この手を打つとその次はこういう手になり…と先の先まで考えられる力、風が吹けば桶屋が儲かるかもしれない確率計算が出来る力です。

殿下が、現在の世界が戦争へと進んでいると感じたのはいつですか?

私が気付き始めたのはいつだったのかは忘れてしまいましたが、
トランプ政権の誕生が非常に印象的で象徴的だった事は確かです。



【続き執筆中!!!-投票日までには間に合わせたい!><】


ご参考まで、良ければ、現状の日本把握の為に書いた記事もどうぞ↓
陰キャの私が世界中どこでも友を作る単純な戦略と出会って直ぐにでも政治の話をする方法



参考に最近送ったメールのフッター的文章

急に冷え込んできましたがお元気でしょうか。
私は相変わらず自粛生活ベースですが
このコロナを防ぐのが世界一簡単だった日本で
こんなに人が死に、大規模なコロナ禍が起った理由は
自公維が「自分の利益/自分の権威(オリンピック)」のみを優先し
科学者の提言を全て無視したせい、
つまり国民が政治に無関心で政治を放置したせい、
しいては自分自身が政治に無関心であったせいだと反省し、
衆院選の情報集めと、情報の共有の為、地元議員の出発式などにも顔を出しました。
このコロナで政治がおかしいと気づき、選挙に行こうと呼びかける若者も増えています。
前回のアメリカ大統領選の時もY&Z世代が呼びかけ頑張っていましたね。
日本も良い方に変ってくれるといいですね。

尚、私自身の意見としては
自民/公明は新興宗教団体がベースとなっており、
維新は競争社会が生み出した拝金主義、
自己肯定感が低く、自分に金を集める事しか頭になく、
日本の格差を広げ、医療福祉を縮小化し、社会の幸福度安全度を下げているNHK(略)党は、ロスジェネ世代であり、
社会に対する怒りと中国/北朝鮮に対する恐怖から極右であり、
やはり日本の全体主義・戦争への道のりを加速させる主張をしているな、
というのが個人的な感想です。

お医者さんを始めとした医療関係者が高評価しているのは
立憲民主/社民/れいわ/共産 のようです。
https://twitter.com/x__ok/status/1448948220227297282/photo/1

以上、ご参考まで

ポイントとしては
1:日本は世界的にコロナ防ぐの超簡単だったよ!
2:政治が悪いのは自分のせいだと反省したよ!
3:自分の意見としてnotおすすめ政党と理由
4:こういう人はこういう政党おすすめみたいだね!
(not1党のみを熱烈にお勧めする事)
です。
尚出発式では、ご近所さんにもう少し詳しく維新がなぜお勧めできないか?や自分でネット検索するY&Z世代にはれいわが人気みたいだよ、でもれいわは現状の把握&指摘においては正しいけど、未来展開は弱いね、という個人の感想を付け加えてます。あと、「良かったら、インターネットを使って自分で調べてみてください」って言ってます。


↓↓以下没原稿↓↓

「無償の愛の不在」章の「厳しく「しつける」事が、世間的に求められていなかったでしょうか?」以下に書いていた文章ですが、殿下が興味あるのは「自分の事」「何故日本男児は優秀なのに、自分のように勇気を持って挑戦しないのか?」であり、「他人の家の不幸話」には興味がなくイライラしそうなタイプだな、と思い没にした原稿。

最近認知症で心がこどもになった母の世話をするにあたり、
非常に母の若い頃の苦労を思いますし、
いっその事あの頃の逆を行われているのではないかなと、
こちらの「大人力」が試されてるのではないかとよく思います。
物を自分で隠して無くし、結果盗られたと騒ぐ、
妄想による被害を何度も訴えてくるし、それに対し科学や論理的説得は一切通用しない、
(ex:隣の家から毒農薬が来る→ガラス窓があるから農薬は入ってこないし、そもそもそんな事をする人はいない→お前が物を知らないだけだ、今の農薬はガラス戸を通す、でなければハウス栽培できないだろう、そして隣の人は悪人だ…といった事を日に何回も繰り返す※説得は1回で諦めました)
とにかく「かまって」欲しくてたまらない、
それはこちらが仕事をしていようが家事で忙しかろうが、こちらの状況は一切考慮してくれない。
他にも水を出しっぱなしにしたり、病院へ行くのを嫌がったり、
健康や好みを思いやって手をかけて作った料理を食べてくれなかったり、
薬を飲む事を拒否したりetcetc…色々あります。

私は認知症の現場で、中年男性や中年女性が、認知症の母を叱りつけている場面にしばしば遭遇しています。

その気持ちは良く解るのですが、同時に、叱りつけると、つまり、介護する側が「怒り」をあらわにすると、
被介護者の症状が悪化する、という事も知っています。


…話が逸れましたが、「こども」を「母」ひとりで世話をする、
つまり最近の用語で「ワンオペ育児」は非常に忍耐力を要する、という事であり、そんな中で、どれほど、自分を困らせる苛立たしい存在である「こども」に対して『無償の愛』を示す事ができるか、という事を言いたかったんです。

もちろん出来ていた人もいたでしょう、ただ、我が家の母はできませんでした。

そもそも厳しい家父長制度下、競争主義下で育った母は、
「こどもを立派に育て上げる」ため、
「こどもに理想の超人人間像を押し付け、常に他の人間の優秀さと比較し、尻を叩く」
という「しつけ」をされた人間であり、同じ「しつけ」をこどもに行いました。

結果、こども達に自己肯定感は一切育ちませんでした。


…個人的には、ワンオペ育児も、ワンオペ介護も、非常に個人に負担なので、「どんどん外部委託しよう!」推奨派です。
特にワンオペ介護の方々は、介護認定とったり、介護施設利用したりする事に、金銭面でも「世間の目」的にも、躊躇される方が多く見られるのですが、まず、是非とも、行政や「家族の会」などしかるべきところに相談して欲しいなと思います。
思ってるより高くなかったりするので。
そして、全部預けるホームじゃなくて、デイケア利用や、ヘルパーさんに来て貰うという解決策でも、ずっと生活が楽になり、金銭以上の価値があると思うので。

「ひとりで抱え込む」事ほど辛い事はありません。
特に男性は「黙って耐えろ」という教育を受けた方が多く、
辛くても「相談する事」それ自体を躊躇する人、
そもそも「相談する事」「頼る事」を思い付かない人が多い気がします。

因みに、母の行った「しつけ」は、現在なら、「DV」「精神的DV」「虐待」と呼ばれる類のものであり、
要は「虐待の連鎖」が起っていただけの話です。

日本における「年齢差別」という壁

ところで、殿下は「7040問題」をご存知でしょうか?
「8020運動」じゃないですよ、「70代の親が40代の引籠りの子の面倒をみる」という現代日本の社会問題です。

最近では元官僚退職者が、引きこもりの息子を殺害した、という事件がありましたね。
また、ニート問題、引きこもり問題において、40代以上の引籠りの数が非常に多い事も判明しています。

あれ、我が家において、全くひとごとじゃないんですよ。

「昭和生まれ」をおおざっぱに分けますと、
「バブルを経験した昭和生まれ」と
「バブルを経験できなかった、成人した時にはバブルが弾けていた昭和生まれ」がいます。

世界的な話をすると、もう一段階の分け方
ミレニアル世代、つまり1980年代生まれ以降の「成人した時にはある程度ITインフラが整っていた」世代があるのですが、
面倒なのでひとまとめで「昭和生まれ=notインターネットネイティブ」のくくりで書かせて頂きますがご容赦ください。
IT革命にも、「世界がインターネットで繋がる」の後に「スマホ」という大きな第二次の革命があるのですが、
面倒なので(略

バブル経験昭和生まれ、つまり高度経済成長に乗れた世代は、幸運世代です。
我が家の父は所謂「就職活動」を行っていません。
大学の教授の所に企業側から打診があり、学生は「選ぶ側」だったんです。
大学にさえ入れれば、もっと言えば偏差値上位大学であれば、いい企業に入れる時代だったんです。
終身雇用であり、老後も補償されていました。「考えなくても生きていけるサラリーマン」世代ともいえます。

一方、その子世代である、バブル未経験昭和生まれは、不運世代です。
企業における一番のコストは「人件費」です。終身雇用なんて言っていられません。
多くの企業がアメリカ型社会を目指し、「能力主義」をお題目にリストラに舵を切りました。
「就職氷河期」という呼称もありました。
親世代は「良い大学に入れさえすれば」と考え偏差値主義/能力主義/競争主義で詰め込み教育を行いましたが、実際の子世代は、大学に入ろうが大学院に入ろうが、そもそもの「雇用」がありませんでした。

若い内はまだいいんです。アルバイトや派遣、契約社員といった非正規雇用でも。
ただ、男尊女卑もですが、孔子思想から続く「年齢差別」の強い日本社会では

「40代」が大きな壁になります。

NHKの「スーパープレゼンテーション」という番組は言ってしまえば
TEDの中から良いプレゼンをピックアップして放送してくれる番組でしたが、確か幸福学系のTEDで、人の幸福度は20代後半を境に落ち始め、40代が最下層になる、
そして、他の国では再び幸福度が上昇していくが、

日本だけはなぜか幸福度がほとんど上がらない

というプレゼンを見た事があります。
スピーカーは欧米の研究者だったと思います。

※該当TEDを探してみたけど見つからなかったので代わりにこの二つのリンクを置いておきます
ご興味あればどうぞ
https://www.ted.com/talks/robert_waldinger_what_makes_a_good_life_lessons_from_the_longest_study_on_happiness/transcript?language=ja
https://www.ted.com/talks/nic_marks_the_happy_planet_index/transcript?language=ja

私としては「そうだろうな」と思いました。
日本は現在「年齢差別」が非常に強い社会だからです。

他の国では、日本ほど地域や社会・世代間のコミュニケーションが薄くなっておらず、
40代あたりで一度「若者」だった自分像を失ったとしても、
次は「尊敬される、愛される老年期」である自分像を獲得していくと思います。
教会やご近所付き合いや、家族・親族付き合いには、世代がMixされていてとてもいいなと思います。
現在の日本はご近所付き合い薄いですし、世代間の分裂も多いですね。特に都会では。
宗教やっていない人は毎週通う教会的な物もありませんしね。
昔ながらのシステムを維持している場所であれば「青年団」「祭り」等があるかもしれませんが、農村の過疎化問題は叫ばれて長いです。

ところで殿下はご自身の「老い」を感じられますか?
もちろん肉体的には、20代と同じとは行かないでしょうが、精神の「老い」は感じられるでしょうか?
また、老年の方が書かれた文章を読まれたり、公演を聞かれたり、対話された事はあるでしょうか?

私は、精神は基本老いないんじゃないかと思っているんです。

どこで、何に対して、どういう風に「諦めるか」はその人次第ですが、
頑固で全く聞き分けのない子供のような方もいれば、
物凄く素直で人を疑う事を全くしないようなご年配とお会いする事もあります。

何が言いたいかと言うと、年齢に囚われているのは
「日本社会」と「日本社会の常識(空気)を無条件で受け入れてしまっている個人」だと思います。
つまり「日本」という思想・宗教に所属する方々。

そして、その宗教の中で何が行われているかというと、「年齢差別」であり「年齢いじめ」です。
本来の『その方自身』の精神は特に何も変らないのに、
日本では「齢を重ねる事」が「尊敬される事」ではなく、
「不要人物と化していく事」「価値のない物として見られるようになる事」視されている、と私は感じています。

最近、20代の男性が「年を取る事」、「30代になる事」に対し不安を覚える、自分が無価値化すると感じている事例に複数遇い、個人的に苦笑しました。
その事象は以前は20代女性特有のものだったのですが、昨今では男性にも顕れているのか、と。

話が逸れましたが、40代というのは、「若い頃と同じ身体に悪い事を続けている人」は肉体的にガクっとくる年代ですね。女性の妊娠のし易さ/男性の精子の質も衰える時期です。

そして、多く企業の採用現場の「年齢縛り」に引っかかる齢でもあります。

私の「一回り年上」の兄弟は、残念ながら新卒時に正規雇用の口はなく、
私から見れば努力家だし非常に優秀でしたが、非正規雇用、契約社員や派遣を転々とし、
最後の職場で同性の上司から職場イジメに遭い、
(苦笑する事に、その職場には「イジメポスト」という、
その上司に苛められ数年で辞める席が固定されていたそうです。
同僚達は上司抜きの飲み会では上司の批判に花を咲かせますが、
次のイジメのターゲットになりたくなくて、正面からは刃向わないとの事。
そして上司の上の組織に一度訴えたけれど、無視され諦めたとの事でした)
辞めた後、都会で一人暮らしを続けながら貯金が底をつくまで就職活動をしましたが、何より年齢の壁が大きく、結局実家に戻り、最終的に7040問題の当事者、「部屋に籠って家族とも顔を合わせない」状態になりました。

そんな40代の引籠りを70代の父は「やっかい者」として扱いました。

自分は幸運世代であっただけ、という事を理解せず、
正規雇用になれなかったのは本人に能力がないせいだ、と馬鹿にしました。

全体主義である家父長制度と「躾」という名の虐待

近年「機能不全家族」という言葉が生まれましたが、
個人的には多くの昭和生まれの家庭は機能不全家族、つまり家族の構成員、
特に年齢的に「大人」である親のコミュニケーション技術が低く、子供たちに「命令」し、
「しつけ」という名の虐待を行ってきている可能性があるのではないかと思っています。
そもそも日本の家父長制度というのは「家長=その家の大黒柱(祖父→父→長男)の言う事が『絶対』」
つまり「一人/少数の偏った意見・命令でその集団(家族)の全てが決められてしまう」
=全体主義的な思想の制度ではなかったでしょうか?

高度経済成長期の人の移動で、核家族化・地縁のリセットにより、こどもたちは祖父母や親戚や近所の大人、つまり親以外の意見を聞く機会や、親の横暴行為から逃げ込める他の場所も少なくなりました。

↓↓途中入れようと思ってたり没となった文章のカケラ達↓↓

因みに世界的人気を誇る画家である北斎が大成したのは72歳だそうで、それまでは鳴かず飛ばずだったそうですよ。
もちろん「鳴かず飛ばず」という言葉は、「大器晩成」と同じく良い言葉です。

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もちろん、上司を尊敬しているし、幸せになって欲しいなとは思っているんです。
ただ、車椅子を使うのは大変なので、あまり車椅子移動を強いないで頂ければありがいな、と思ってるんです。

あと、何度も言いますが、女性も上司も「自分の出来ない分野で活躍」されているんです。

↓途中使えるかもしれないと思ってメモった記事達

会社にとって「一番お荷物になる社員」
https://toyokeizai.net/articles/-/437325
1.能力やパフォーマンスが低いことへの自覚がない
2.自責的に考えることができない
3.自発的に行動しない
4.周囲に悪影響をまき散らす
5.自分自身としっかり向き合い、態度や行動を変えていく、ということができていない

「上司の言うことを素直に聞く」部下が果たしてBreakThroughの要となるでしょうか?

元レンタル彼氏「男の生きづらさ」
https://toyokeizai.net/articles/-/458777
近代以降の男性性は「所有」「優越」「権力」

「頭のいい人」の思考習慣-「考え続ける人」と「気合い系の人」の違い
https://toyokeizai.net/articles/-/438146

「実力も運のうち」-マイケルサンデルインタビュー
-正義を問う質問
https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/blog/bl/pzvl7wDPqn/bp/pgj3WpLDBQ/

年上男性による年下男性/女性への論理的説明なき自己価値観の押付「風あたりが強くなる=最前線にいる」
https://toyokeizai.net/articles/-/438523

AI教「日本はコミュ力マジ低い」
https://toyokeizai.net/articles/-/433408

ひとは鏡に結果的になる
https://toyokeizai.net/articles/-/396653

1970年代は分子生物学の創世記
@ETV特集 カタリン・カリコ博士x山中伸弥
「科学者はロックバンドと似ている、
聴く人がいる限り演奏し続ける様に、
エネルギーのある限り科学者も研究し続ける」
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2021114773SA000/


NY大学リハビリテーション研究室の壁に刻まれる詞
 大きなことを成し遂げる為に、力を与えて欲しいと神に求めたのに
  謙遜を学ぶようにと弱さを授かった
 偉大な事が出来るように、健康を求めたのに
  より良きことをするようにと、病気を賜った
 幸せになろうとして、富を求めたのに
  賢明であるようにと、貧困を授かった
 世の人の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに
  得意にならぬようにと、失敗を授かった
 求めた物は一つとして与えられなかったが、
  願いはすべて聞き届けられた
 神の意に沿わぬものであるにもかかわらず、
  心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられた
 私は最も豊かに、祝福されたのだ。


執筆BGM

Welcome to the dawn of new era-2021(令和3)/LiSA
https://youtu.be/9JUVJLF6XWI

TANZ DER VAMPIRE BERLIN original-1997(平成)/Michael Kunze
https://en.wikipedia.org/wiki/Dance_of_the_Vampires_(musical)
https://youtu.be/FvA7SeErpGg

あの鐘を鳴らすのはあなた-昭和47/阿久悠
https://youtu.be/ohF1v5DErNU

Cry Baby-2021/Official髭男dism
https://youtu.be/O1bhZgkC4Gw


という訳で衆院選がんばりましょう

無理せず、無理強いせず


私が大好きなガンジーの名言

「良い事はかたつむりのようにゆっくり進む」

…良い事、正しい事というのはすぐには広がらないものです。
なぜなら「社会の価値観」を変える為に、ひとりひとりから「昔への憧れ」という固執を少しづつ捨てて貰わないといけないから。その憧れは個人個人の大切な想い出と結びついてたりするんです。
あなたの想い出は、想い出として大切にとっておいていいんだよ、でも昔の因習で苦しんでいる人がいるから、みんなが幸せになる為に、変えていく必要があるんだよ、変える事で未来はずっといい社会になるんだよ、という事を納得してもらうのは本当に時間がかかるんです。
だから今回の衆院選でガラっと変わるとは思っていないんです。でも、良い方へ変える努力は続けるし、選挙は多くの人に「考えてもらう」チャンスでもある。


「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」
ー日本国憲法第12条


「すべての人」にとってより良い未来へ
だれも取り残さない未来へ

不断の努力、がんばりましょう



現状の日本把握
陰キャの私が世界中どこでも友を作る単純な戦略と出会って直ぐにでも政治の話をする方法

日本を世界を良くする為の記事集
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宝くじは地元で買うと決めてます。 確率は何処で買っても同じ、地元で買えばそのお金は地域を良くする事に使われる→即ち自分に還元されるので。誕生日には一年生きれた事を感謝し地球環境保護系団体に寄付します。地球が良くなる事はつまり自分に還元される。あなたの幸せは私の幸せ。長生きしてね。