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大阪のおばちゃんに私はなる!

関西在住歴約22年
いや、その間に東海地方に2年住んだので
正確には20年

私の地元は東京だが…
関西は自分の肌にすごく合う
特に大阪が大好きだ。

東京と何が違うかと言われたら
すぐに答えられない

もちろん
うどんの出汁が違うとか
言葉が違うとか
数え切れないほどの違いはあるが…

そうゆうことではなくて…

いつからだろうか?
東京に帰省すると数日で大阪が恋しくなるようになったのは…

あ~新喜劇見たいわぁ~
551の豚まん食べたいわぁ~

数日ぶりに大阪に帰って
テレビを付けて
ブラウン管に桂ざこばが映った時の安心感よw
桐灰カイロのCMで寒さに震え上がる桂小枝見た時の安心感よw
(関西人しか分からない話しで恐縮だが…)

桂小枝を見て安心した瞬間
あ…私…関西人になれたな…
と、確信しました。

しかし…そうなるまでには
色々な洗礼を受けてきた。

昨日の記事にも書いたが
関西上陸初日、迷子になり道を聞くも…
関西弁が分からず、ずっと迷子

関西人の友達ができ、楽しくお喋りしているつもりが…
「で?オチは?」
↑これはしょっちゅう言われたなぁ~

お笑い番組を関西人の友達と見てる時…
明らかに笑いのタイミングが自分だけ違う…
みんなの様子を伺って同じタイミングで笑うようにしみてたり…

社会人になり取引先との交渉の際
「あんた、大阪のモンとちゃうやろ?
その喋りは東京か?あ?
好かんねんなぁ~東京のモンは」

帰社して上司に報告
「すみません、東京モンだったので、契約取れませんでした。」
↑何この報告w
で、笑って納得する上司

おいっ

でも、不思議と嫌じゃなかったのだ。
何で嫌じゃなかったのか?

オチを求める友達も
東京モンを好かん取引先のおっさんも
それを笑いとばす上司も

みんな正直だから
だから嫌な気持ちにならなかったんだ…

面白くない話しに無理に笑ってもらうより
それらしい理由をくっつけて契約断られるより
東京モンであることを慰められるより

正直に言ってくれる方がいい!
笑ってくれるのがいい!
だから好きなんだ!
大阪!

まわりの様子を見ながら笑うタイミングを図っていた頃の私に言いたい

面白かったら笑えばええねん!
まわりのみんなが誰も笑ってなくても
大笑いしたったらええねん!

関西に来る前の私は
世間体や体面を気にして
体裁を繕うに必死だったかもしれない。

こんなことを言ったらどう思われるだろう?
こんなことをしたら…

でも…
心のどこかでそんな自分に息苦しさを感じて
生きずらさ感じていたんだ…

人に合わせるんじゃない
取り繕うんじゃない
見栄を張らなくてもいい
人にどう見られるかじゃない
そのまんまでいい
正直がいい

関西に来て
体裁
体面
世間体から解放された時

私はここで生きていこう
大阪のおばちゃんになったるー!
と思ったのだ。

何度も言うようだが…
大阪が…
大好きだ

いや、何回でも言う
大阪すっきやねん!


今日からしばらく1人で東京
息子と月食を見る約束をしていたので、
月食を見てからダッシュで新幹線に飛び乗った

何日で恋しくなるかなぁ~…
桂小枝…www

いや、桂小枝が恋しくなる前に
子どもたちに会いたくなるな…

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