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この4周年に至るまでの私たちの1年半

はじめに

7月21日-23日までの3日間、タイにある『北海道寿し居酒屋えぞや』というAPRグループ店は、4周年ということで、皆様にお祝いでお越し頂き、ありがとうございます。

本日は、4周年の節目という事もあり、私たちが、この日を迎えるまでに歩んできた道を振り返らせて頂きます。

移転の予兆を感じていた日

2016年より最初の3年間は、BTSトンロー駅の真下で、営業をしてまいりました。

再開発における物件取り壊しの可能性が出たのは、2周年の時。

皆様に祝って頂いてた様子がこちら。

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お祝いは嬉しかったのですが、内心、来年の3周年は、この場所では出来ないかもと一人で感じていたのを今も覚えております。

立地選定

そこからは移転先の場所探しの日々が始まり、今の場所を初めて見にいったのは、

2018年11月。その時の様子はこちら。

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家具を販売している会社の物置スペースみたいな場所でした。

スクンビット・ソイ30という偶数側の場所の周りには、日本食のお店が少なかった事もあり、悩みました。

BTSプロンポン駅からも、前にお店があったBTSトンロー駅からも、

お客様を想像しながら何度も往復し、移転後の店の事を考えながら近隣を歩きました。

信頼出来る先輩に相談させて頂きながらも、最後は自分自身の直感で決断しました。

移転をチャンスに

それからは、移転前のお店での不便な部分を解消し、これをチャンスと出来るように、この場所での店舗イメージを固め、

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実際に工事が始まったのは、物件契約の関係で2019年の5月入ってから。

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この場所の工事には、想像していた以上の時間とお金もかかりました。

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いよいよ移転オープン

何とか形になってきたのは、2019年11月の後半。

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そして、お陰様でドタバタ移転OPENさせて頂いたのが、12月2日。

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2階に大中小の個室を合わせて70名様以上のお客様をご案内出来る2フロアの店づくりは、簡単では本当にありませんでした。

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日頃、支えてくださるサプライヤー様のご理解を頂き、お陰様で

やりたかったエントランスでの日本酒の格安販売も形にすることが出来ました。

今回の4周年という日

よし、2020年は基盤固めに集中し、堅実にこの場所でお店を作っていこうとしていた矢先での、

新型コロナウイルスの影響を受け、タイ政府から3月後半に発表されたアルコール販売禁止により、系列店舗の余市ニッカバーの契約満了に伴うCLOSEも決断し、

その後、3ヶ月近くは店内飲食の禁止やアルコール販売の禁止などを国の決まりに従いながら、粛々と出来る事で営業を続けさせて頂きました。

本当に経営としても先が見えなく厳しい状況が続く中で、現地で実際に闘ってくれたメンバー達は大変だったと思います。

そんな時を経て、迎える事ができた今回の4周年でした。

このような状況で、お店として周年を行う事には、迷いもありましたが、

最後は、現地の状況を肌感で把握しているメンバーと話しあって、実施を決めました。

このコロナ渦おいて、私自身が北海道から行くことは出来ませんでしたが、

それでも、今回の4周年を無事に迎えられ、現地で頑張ってくれているメンバー達が沢山のお客様にお祝い頂く様子を見る事が出来たのは大変有難く、そして心から嬉しかったです。

まとめに

まだまだお店作りも、上手く行くことばかりではなく、スクンビット・ソイ30での私たちの店づくりのチャレンジは始まったばかり。

難しい状況を乗り越え、この場所で皆様に長く愛され、喜んで頂けるように努めてまいりますので、今後ともAPRグループのタイ店舗をよろしくお願いいたします。

最後になりますが、店内飲食の禁止が決まった日から、昨日の4周年を終えるまで、激動の日々の中で頑張ってくれている現地の末武マネージャー、佐伯料理長、相坂店長を含む現地スタッフ達に心より感謝いたします。