多肉植物のお話

私はよく多肉植物の中でもエケベリアというお花の形をしているような物が好きでよく買うんだけど、しばらくすると花が開ききって花火みたくなってしまう。
なんでだろうと思って今日、多肉植物専門店に行って聞いてみたら「徒長」という日光不足は水やりなどの栄養過多によるものらしい。
徒長してしまうと元の形には戻らないとのこと。
そしてエケベリアは初心者には難易度が高いというのもわかった。

専門店に行くからお金が足りなくなったらどうしよう!とソワソワしてたけどもショックでなにも買わず帰ってきた。

聞いてた家族が「徒長は他の植物でもよくあることだし(私よりかなり植物に詳しい)徒長の何がいけないんだろうね?」と言ってきたので調べたら、徒長した子は病気にかかりやすくなったり枯れやすくなるということもあるらしい。
そしてエケベリアは花みたいになってるのが良い品種であるという感じだった。
それを家族に伝えたら「まあ、でも人間でも病気になりやすい人なりにくい人もいるし背の高い人、背の低い人がいるわけだし花の形をしているのが良い品種なんて人間の決めたことじゃん」といわれなにも言葉が返せなかった。
思ったことは(私もお前のような考え方ができたら色々と生きるの楽なんだろうな…)ということだがここではそれは今は関係ない。

「確かに形は崩れたかもしれないけど明らかに買って来た時より今の方が大きくなったし元気になってると思う」と言われた。
買ってきた時に撮った写真、今の姿を家に帰って比べたら確かに今は明らかに大きくなっている。
葉っぱの厚みも明らかに増してるし艶もある。

「りんこがホームセンターでカゴに入れるの見てたまに枯れるんじゃないの?てのもあるけどまだ一個も枯れてないじゃん」
と。
徒長しても愛情が変わってるわけじゃないし枯れてるわけじゃないし、初心者なんだから枯れないだけ良いんじゃないの?と言われて頭をぶん殴られた気持ちになった。
枯れたら考えよう。
って言われてそれでイイか、と思えてきた。

最近は日に当ててあげた方がいいかなっ思って外に出してたけど雨が降ってくるから一個ずついつものリビングまで運んだ。
思えば自粛生活とメンタルの凹みで少しでも癒されたいと思って一個だけのつもりが今では10個以上ある。
少しでも置く場所を広げたいと思ってずっと片付けてなかった窓辺も整理したり日陰でも育つ種類を調べて玄関にも置ける場所も作ってこれから増やすつもりだった。
正直、徒長して私の育て方がよくなかったと知りそういう行為も無駄に感じたけど

「結局は多肉植物たちとりんこが良ければそれでいいんじゃね?品評会に出すわけじゃないし」と言われて、そうだなと思えた。

調べたけどみんなほんとに徒長は悩んでる。
今日も正直欲しいのがあったけど諦めた。

「切り花だって可愛い綺麗って思って買ってきたって日々枯れてくから植物ってそういうもんだよ」

と言われてそれもそうだな、と。

だからこれからも私は一目惚れした子はどんどん買うし、徒長しても「まあうちの環境だとしょうがないな」って割り切って可愛いお花の形じゃなくても最後まで責任持って育てようって決めた。

葉挿しという方法とかもあるけど一旦それは除外で考えて。

とにかく今いる子たちはこれからは水やりの頻度は気をつけて好きなように育つのを眺めていくことにします。
私の育て方は多肉植物愛好家の人からしたら言語道断かもしれないし可哀想かもしれない。
でも家族の言う通り植物と私のことは植物と私にしかわからんからね。

と言う決意表明。
そのためだけにnote開設した笑

読んでくれてる人いたら長々ダラダラの文章にお付き合いくださってありがとうございました。


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