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Ten to Ten to 10

開演40分ほど前に入場。
とにかくすごい人

33000人。
フェス並みに人がいる。
でもフェスと違って全員sumikaを観に来ている。
それを思うだけで胸がいっぱいだった。

どんどん強まる雨足。

スタジアム内に入った瞬間に息をのんだ。
ステージのセットがすごい。
街が建築されていた。

FC先行でもスタンド席だったが、席に行ってみたら1塁側のかなり前。
ステージも花道もよく見える。 
センターステージは肉眼で見える。
ここなら演出も客席の様子も全部よく見える。

席についてまずは雨対策。
レインコートを着て荷物をビニール袋に入れる。

会場内BGMはOle Miss Blues。
sumikaのLIVEに来たっていう実感がひしひしと。

入場が間に合わなかったのか開演は少し遅れた。

※MCの場所はどこなのか覚えていないので違うところもあると思います。
内容も全てニュアンスです。

開演。

スクリーンに映し出される映像。

SEはStarting Overをベースにしたストリングスの音楽。

花鳥風月のファイナルのオープニングSEに雰囲気が似ていて、もしかしてレフティさん作なのでは‥と思いながら観ていた。

(終演後レフティさんご本人がオープニングSEを手掛けたとツイート。)

1雨天決行

「1曲目から!」と声が出てしまった。

雨の中アリーナからスタンドから、レインコートでたくさん挙がる手を観て泣いた。

すごい。すごい光景。

センタースクリーンの上の屋根に煙突があるんだけど、そこから煙が出ていた。

スクリーンには4分割の画面。

隼ちゃんのところは隼ちゃんのギターが映っていた。

2 Lovers

春フェスで観ていたがどうしても曲中の隼ちゃんの動きが脳内で再生される。

ハンドマイクのLovers。

アコギ弾きながら歌うこと、これからもあるのかな。
「歌うまいね」をありがとう。

3 フィクション

この曲もストリングスの美しさ。
綺麗な音だったなぁ。

4 ふっかつのじゅもん

特効。炎が上がった。
フェスじゃないのに。

今日はハマスタだからできること、たくさんやるんだねきっと。

これも春フェスで聴いていた。

ギターソロは健太さんだよね。
‥‥って思ってたらソロのターンでギター置いて隼ちゃんのギターへ。

持ちかえて弾いた。

ストラップ短めのあの位置で。

ねぇ。
辛さも悲しさもその大きさを比べる事はできないけど。
メンバーはわたしたちより辛い日々を過ごしたよね。

でもわたしたちに色んなお知らせを発表するより前にもう動いていて。
どんな想いであのギターを弾いたの。

ありがとうございます。

MC

想像もしなかったような、起きてほしくない悲しいことが起きた。

隼のギターで弾いたけど隼の代わりをやろうなんて気持ちはさらさらないし、そもそもできない。

難しすぎるんだよ、ギターが。

そりゃあの位置にもなるよ。

あのギターを弾いたら今度は俺は歌えなくなる。

どっちがいい?

10周年でこんな質問をなげかける笑

と言うと客席からあがる声。

両方?
鬼畜ぅ~
だって。

5 1.2.3..4.5.6

ハマスタのこの曲、すごいね。

33000人でサムライ武士!って言ってるの意味わからんよ笑

白い月は今日もちゃんと後ろに揺れて映ってました。

6 ソーダ

これも春フェスで散々泣いた。

テンテンファイナルを思い出さないわけがないから。

ギターソロはおがりんが。

間奏のドラムが素晴らしくて。

聞き惚れてた。

そしたら‥‥ん?歌入らない。おがりんは弾き続けてるしこういうアレンジ?

って思ってたら

「ちょっと待って。やり直していい?ドラムがスゴすぎて入れなかった」

だって笑

仕切り直し。

スクリーンには炭酸のような泡のような模様が映されてた。

7 Porter

繋ぎの演奏で何の曲が始まるのか全くわからず。

春フェスでは井嶋さんが緊張する曲って言われてた。

今回はジョージシンセ始まり。

新しいアレンジだった。

井嶋さん、めちゃくちゃぴょんぴょん跳んでて。

あんなに跳びながら演奏するってすごいよね!

猫をなでるなでるのところ。スクリーンにジョージが映る。眼鏡?外して。

シンセで出した音は何だったんだろう‥

8 惰星のマーチ

わーーーー!!これやりますか。

ありがとうございます!

花道歩いてセンターステージで歌う健太さん。

このステージセットの魅力が早くも発揮されてた。

歌詞に出てくるいとをかし。
レフティさんをどうしても思い出す。
セトリ入りの理由をわたしはそう思ってもいいよね。

9 イコール

フェスではよくスクリーンにsumikaの旗が映し出されていた。

今回はハマスタで実際にあがっていた旗の映像だった。

降りだした雨と強い風

雨のち晴れのち雨だって

の歌詞。

雨に濡れながら聴いたのは初めてのイコールはいつもとは違う聴こえ方だった。

間奏のストリングス豪華だよね‥

10 enn

ハマスタの前日か前々日に大阪のFM802でこの曲が流れた。

おがりんのボーカル。

わたしはおがりんがsumikaの前に組んでいたバンドのメンバーが今やってるユニットも好きなので色んなエピソードを聞いている。

今はない会場で何バンドかで企画して3000人だったかな?のキャパを埋めようというイベント。

そのチケットを売るために横浜で路上ライブをしていた。

そんなエピソードを聞いていたから、自分のバンドたったひとつで33000人のキャパを埋めて、そこで歌っているおがりんに涙が止まらなかった。

11 わすれもの

続けてのこの曲。

大事なことは言葉にしなきゃな

の歌詞がとにかく刺さる

また会えるさって気を抜くと

いつかが永遠に変わる

これを痛い程実感したよね、みんな。

MC

ハマスタで歌ってどう?

今日家族来てるんでしょ?

内野席の上で手を振るおがりんのご家族。

けん「住所公開しちゃいなよ」

たか「それはのぶこ(お母さま)に全面的に迷惑がかかるから」

前日の入りの時に物販を見たらお母さんが並んでいたそう。
なんて素敵なご家族なんだろう。

12 New World

テンテンファイナルの時と同じスクリーン。

カウントダウンや心電図?のような波形が映し出される。

13 Strawberry Fields

この曲ね。聴く度に健太さんの色気が増していくと思ってたんだけど。

ハマスタはホントにヤバかった。

一番最後ロングトーンで息を抜くところ。

果てたのかと思うような色気だった。

14 No.5

なんばーふぁいぶ⁉️⁉️

わたし聴きたい曲って話題になる度にこの曲を挙げてました。

まさかハマスタで叶うとは!!

ネットの上では善人

ベッドの上では賢人

だけど朝には別人ね

のところの声の出し方がヤバかった。

サイコパス出てくる片岡健太好きです。

生のNo.5すごかったなぁ~

センステで歌って最後はステージに戻ったんだけど、歌い終わったあと膝からステージに崩れ落ちてて。

すぐには立たずに、その間さえも曲の一部みたいだった。

15 秘密

ここまで14曲歌ってのバラード。

健太さんの歌い出しの低音の安定感がすごかった。

どれだけの努力をしているんだろう。

音源を越すんじゃないかという勢いの安定感。

相当走ったりして体幹鍛えてないと無理だよね。

そしてもうこの曲は間奏のストリングスが生っていう贅沢。

美央ストリングス。
先日のZepp新宿のこけら落とし。
BEAVER はテレビ生中継があったので観てたけど。

美央ストリングスは客席の2階で演奏してた。
普通のストリングス奏者はのらないような場所に立つ美央ストリングスがかっこいい。

16 透明

もうね。初めて聴いた時から必ず泣く曲で。

また聴こえ方が変わった、と思った曲だった。

MC

次はセンターステージでキャンプセッションやります!

楽器とか全部動かすのでね、ちょっとお時間下さいね。

寒いし、今のうちにトイレとか行ってきて大丈夫ですからね。

俺もトイレ行ってこよう。

舞台袖にはける健太さん。

その間に他のメンバーとゲストメンバーは花道歩いてセンステへ。

「どうもどうも」って言いながら歩きまわるおがりん。

健太さんが戻り、キャンプの火を囲んでる時に聴く雰囲気で。

みたいな話から会場みんなでカウントダウンして点火。

ここでもまたおがりんに住所言っちゃいなよ、って言ってたな笑

健太さんメラメラ燃える炎を見て

「あの女を絶対に渡さない」

小芝居は略奪系ドラマの再現らしい笑

17 知らない誰か

キャンプセッションと言えば、なこの曲。

雨が降っているので楽器が大丈夫なのか心配になる。

センターステージは火を囲むように丸くなっていて。

切り株の椅子に座ってた。

その椅子は隼ちゃんの分もあって、健太さんは自分の椅子だったり立って移動して隼ちゃんの椅子に座って歌ったりしてた。

たろさんとのなちゃんの笑顔が印象的だった。

18 ユートピア

大好きな曲。やっと聴けた。

8歳の娘はこの曲が好き。

今回は一緒に行かなかったから帰ってからユートピアやったことを伝えると

「えーいいなー!」

「ユートピア好きだね」

「好きっていうか‥何か頭に突然浮かんで、一度そうなるとなかなか離れない曲なんだよ」

だそう。

どんどん強まる雨足。

のなちゃんの衣装が白かったから雨に濡れて大丈夫なのか‥

楽器の心配できるスタッフはたくさんいるけど、のなちゃんの衣装の心配できる人はいますか?と心配してた。

19 Traveling

トラベリング⁉️キャンプで⁉️

キャンプセッションだからマイクの加工や同期がない。

「排水溝にからまった‥」

のところを健太さんが言ってるのを初めて聞いた。

「言ってる!」って思わず言ってしまった。

曲中の「聞く黙るどっちがまし」

のところもマイクの加工ないから健太さんの声のままだったよね?

ここで雨が強すぎるのでセンステにテントを立てます、と。

ステージに戻るメンバー。

なにもしないで雨に濡れるだけの時間は辛いよね。何か歌おうか。

客席から色んな曲名が飛び交う。

「え?ちょっとホントに何言ってるかわかんない」

「この後のセトリもあるからさ。今言った中にこの後やる曲あったわ。当たり!」

「じゃあホントに打ち合わせにない曲やるから、着いてこられるメンバーは着いてきて。

ここから見える景色」

えー!!もう大好きな曲。

ラジオの番組でsumikaのリクエスト特集の時にも送った曲。

花鳥風月第二幕のセミファイナル、ファイナルで歌ってくれた時に吐くほど泣いた記憶の曲。

ホントに打ち合わせなしなの⁉️

っていうほどにスムーズ。

メンバーはまだしも井嶋さんもいけるのさすがだな!

大好きなおがりんのピアノソロ。

濡れてるし寒いし。

指動きにくそうだったけど、やっぱりさすがだった。

ギターのところはおがりんが。

健太さん「いいね、ピアノ!」って。

曲が終わり

「よくいけたね。いじーいけたの?」

「弾いてないの?弾いた振り⁉️どうりでイヤモニに音返ってこないと思った。そういうところ憎めないんだよな~」

‥‥弾いてなかったんかい!!

めっちゃ弾いてるように見えてたよ笑

この短時間で同期出すのもすごくない⁉️

sumikaチームすごいな。

けん「いつぶり?この曲やるの?」

トモ「何年ぶりだろうね」

けん「ね。すごい久しぶりだよね」

‥え?去年の花鳥風月第二幕のファイナルは?

ツアーのセトリには入ってなかったからノーカウントなんですか?

健太さんのアコギ弾き語りから始まって、sumikaに加入した順番にメンバーが演奏に加わっていく。涙なしでは観られない演奏でしたけど!!

きっとキャンプセッションがまだあったはずだったんだよね。

でもここ見え聴けた。

どうやらリハとはずいぶん違うことがたくさん起きているらしい。

21 IN THE FLIGHT 

実はまだ公開してないMVがあるのでそれを観ながら聴いてください、と。

そしてホーン隊からトランペットの方がセンターに。

この生演奏は贅沢だ。

あーこの曲。隼ちゃんのギターの音聴きたかった。きっと新しく導入したエフェクターの音なんだよ。わたしは最初シンセだと思ったあの音。

MVも涙が溢れて仕方ない。

楽しそうな4人。幸せそうなMV。

ハマスタに曲のモデルの加藤さんはいらしてたのかな。

このMV、公開してくれて良かった。

22 溶けた体温、蕩けた魔法

ここでトモくんもはけて健太さんとおがりんだけに。

「初めておがりんが加入した日もキャンプセッションやったじゃない」

「やったねぇ」

「それをハマスタでやるってすごいよね」

振り返るいい機会じゃないですか、とおがりんが言ったのがじーんと来た。

映像では観ていた2人のとけとろ。

おがりんが終始健太さんの方を見て、ブレスや緩急に合わせてるのが印象的だった。

曲が終わった後に握手だったかなハグだったかな、してたんだよね。

泣けちゃうよね。

映像で観たのは隼ちゃんはコーラスで参加してた。

弾かないギターをぎゅっと抱き締めてコーラス歌ってる姿も思い起こされた。

23 絶叫セレナーデ

とけとろの後つなぎの演奏が。

メロディとか覚えてないけど次の絶叫に繋ぐためにアップテンポな感じだった。

のなちゃんのスネアがすごかった!

え?スネアも叩けるの?

始まる絶叫。

大きな大きな風船がたくさん出てきて、アリーナの上を飛び交う。

割れると中に小さい風船がたくさん入っていた。

これはホーン隊かっこ良すぎ。

生演奏の絶叫は贅沢の極み。

特効もたくさん。

サイン入りタオルのバズーカ砲はこの辺りでやってたかな?

24 Flower

来たね、きっとここから畳み掛けだね!

「どでかいの」

ハマスタのFlowerはホントにどでかかった。

25 マイリッチサマーブルース

えーーーー!!
夏じゃないのに!!
しかももう暗くなってきてるのに。

やるんですね!!

10周年タオルってサイズ大きいじゃない。
それまでレインコートの中になるべく入れてたけど、それでもやっぱり濡れてるわけで。

ラブシャぶりの濡れたタオルのぶんまわし。
わたしの隣は空席だったので遠慮なくまわした。

途中のクラップ。わたし完璧なんですよ。
でも今回スクリーンにクラップが太鼓の達人の画面で表示されて。

それ見たらぜんっぜんできなかった。
面白いから映像見たけど観なきゃ良かったんだな。

そして何よりおがりんハンドマイクの破壊力!
去年のアラバキの映像は観てたけど生で観るのは初!!

「透き通る海と~」
の少し前の時に上手の端にいて、急にダッシュしたからキーボード戻るの⁉️間に合う⁉️

って思ったら花道ーーーー!!

普段座って歌ってるけどね、歩きながらも歌えるのね。
これはやっぱりジム効果なんだろうな。
全然ボーカルぶれてなかった。
すごいなぁ‥

26 メドレー

「今日ね過去にないほどの曲数なんですよ。でもそれでもまだやりたい曲がたくさんある」
とのことでなんとメドレー!

・The Flag Song

いきなりーーー!!
しかもそこからじゃ‥

なんて思ってると
「皆さんお待ちかね」って言ったよね、確か?
間に合ったよ。

「中に出して!!」

・チェスターコパーポッド

周りから歓声があがった。
メドレーはスクリーンに曲名が出た。
少ししか演奏しなくても、誰でも何の曲かわかるように。

・KOKYU 

ハマスタでもやりましたか。
去年のジャイガでフェスの大トリでやるのかとびっくりしたけど、ハマスタでもやるのね。

吸って吐くだけの歌。
この曲実は深いよねぇ‥

・ライラ

メドレーに入れるのか。
このツインボーカルがかっこよすぎるのよね。
健太さんとおがりんって全然声質違うのにすごく合うの、不思議だよねぇ。

・Late Show

ハマスタで聴くのはZeppで聴くのとは違うように聴こえた。
テンポ早かった?気のせいかな?

・Lamp

メドレーの最後に持ってくるのがさすが。
多幸感。
うーいぇい!みんなでするの楽しいね。

MC

奇跡みたいな夜だね。
3日後、sumikaは結成10周年を迎えます。

正直こんな気持ちで迎えることになるなんて思ってもいなかった。

でも気づいたことがある。10年前はただバンドがやりたくて曲を作って聴いて欲しくてやってたけど今はsumikaの音楽が聴きたい。10年やってる間に俺はsumikaのファンになった。sumikaの音楽が聴けなくなることが悲しい。sumikaの音楽がずっと続いて欲しい。

だからトモが作った曲も聴くし、おがりんが作った曲も、隼之介が作った曲も聴く。この曲を残していきたい。

33000人でも3人でも一人ひとりに届けるLIVEをやっていきたい。

俺たちはsumikaを続けます。

27 ファンファーレ

あぁ。フィナーレに向かってるんだね、と寂しくなる。

何度も何度もこの曲に救われて。
何度も何度も夜を越えて闇を抜けて迎えに来てもらって。

トモくんのハイハットに合わせて健太さんが肘を引くのも定番になったね。

28 明日晴れるさ

少し前のセトリくらいから健太さんの喉が心配になる声に変わってて。
そこでこの曲。

でも全く問題なかった。
アコギ弾き語り始まり。

大好きな隼ちゃんのギターソロ。
鳴ってないのにわたしにはしっかり聴こえた。
不思議なんだけどちゃんと鳴ってた。
敢えて同期も他の楽器への差し替えもしないことでむしろより聴こえることに驚いた。

でも涙が止まらなかったよ。

29 Shake&Shake 

最後は俺たちらしく笑って

ホントにそれよね。
この曲はずっとずっと楽しい曲で、ホントにタイアップだったのかなっていうくらいsumikaのLIVEの為の曲になった。

声が出せるようになってより一層楽しさが増した。

花道をダッシュする健太さん。

aikoさんとの対談でいつかやってみたいって言ってたから「やったー!」って思ったけど何せ下が濡れてるから。
転ばないかひやひやしたよね。
対談でダッシュするとおしっこ漏れそうになるって言ってたから先にトイレに行っておいたのかな笑

30 オレンジ

最後の曲。

照明がオレンジ色に。

すごくすごくあったかくて綺麗だった。

シンガロングってすごいね。

人の声って合わさるとすごいパワーだ。

一度退場。

おそらく時間は押してた。

ここで帰らないといけない人も多かった。

寒くてトイレに行く人もいて。

客席の動きが大きくなった。

もうすっかり日は落ちていて。

スタッフさんがライトを付けて足元を照らしていた。

それもあったと思う。

わたしはスタンド前方だからスタッフさんがライトを点けてるってわかった。

でもスタンドの上からは見えない。

スマホライトに見えたかもしれない。

確かに綺麗だったけど、ハマスタ33000人。

全員がアンコールを拍手で迎えたらどれだけの音だっただろう‥とちょっと悔やまれる。

でもね、やっぱりさすがなんですようちのフロントマン。

自分たちがグッズで光るものを作れば良かった。

本当は作る話も出てたけど色々あってできなかった。

次は作るからさ。だからライトを点けた人の事を責めないで。

実際綺麗だったしね。

もうどうですか。

誰も傷つけない。

LIVE終わった後にこの事で嫌な思いをする人がいないように。

SNSが荒れる事を見越して先手を打った。

光るグッズ、腕とか指とかにはめられて拍手たくさんできるやつがいいね。

31 Starting Over

新曲やります

来た!!!

ホントに初披露なのかな⁉️ってほど。

途中手の上げ方とかバラつくところもあったけど、コーラスみんなすごくない⁉️

そしてツインボーカル。

予想はしてたけど、やっぱり好きなんだわ。

2人で歌うの。

描く覚悟

ラスサビ前のキメに歌いにくい言葉持ってきちゃって‥って思ってたらおがりーーーん!

噛まないようにたくさん練習したのかな。

めちゃくちゃかっこいい描く覚悟だった。

スクリーンに映ったキメ顔忘れない。

描く覚悟の後花火が上がった。

これね、すごいことに花火が上がる瞬間曲止めたのよね。

原曲はすぐサビに入るけど、花火が上がる最初だけたぶん1小節くらいタメて。

花火のタイミングも曲の入りのタイミングも完璧だった。

32 願い

きっと健太さんの喉はもう限界だったと思う。

でもセトリのこの位置に願いを持ってきた。

すごく意味のあること。

レインコートを頭までかぶってると音が少し遮断される。

もう濡れていいから耳をしっかり出して一音も逃さないようにしっかり聴いた。

伝え忘れはないですか?とメンバーに話を振る。

おがりんから。

愛してますって。

こっぱずかしいけど今日くらい言わせてよ。

メンバーをスタッフをこうやって足を運んでくれるあなたたちを愛してます。

今日の為に1人の音楽家としてできることを全部やった。

でもまだやりたいことがある。作りたい音楽がある。

‥話しながら目に涙を浮かべるおがりん。

泣いてるのはね、悲しくて泣いてるんじゃないんだ。未来が楽しみな涙なんです。
まだまだやれる。sumikaはこれからも続いていきます。

続いてトモくん。

いやーあんまり長く話してもさ、雨も降ってるし寒いじゃない。

けん「もうここまで来たら変わんないんじゃない?」

そう?とマイク持って前に出てくる。

そしてステージを端から端まで歩きながら話してくれる。

(後にTwitterでこの様子をジョブズスピーチって言ってる人を何人か見て、秀逸な例えだと思った!)

印象的だったのは想像もしないような悲しいことが起きた。でもこれから生きていたらもっと悲しいこともきっと起こる。朝起きてこの世界おかしいんじゃないかって思うこともある。

そして花道へ。

前回のツアーの大阪城ホールの時にこの感じのMCをやった。

そしたら楽屋に戻ってから隼ちゃんが

「荒井さん今日めちゃくちゃかっこよかったです。一生ついていきます!」
って言うんだよ。

でもその時はさ、もうこっちはオフモードだし
「ああ‥ありがとね」

くらいの返ししかできなかった。

だけどあの時伝える言葉は違った。

だから最後にメンバー、ゲストメンバー、関係者、お前らもそう、そして黒田隼之介にも伝えさせてくれ。

お前ら、一生ついてこいやー!!

花道で拳を突き上げて言ってくれた。
もう号泣。

トモくんはいつだってそうだ。
まごうことなくsumikaのキャプテンだ。
いつだってsumikaを支えてる。
すごい人だな。

sumikaは末っ子の集まり。
でも実年齢だけじゃなくてトモくんの実はsumikaを引っ張っていたり後ろから押していたりするところ。お兄さん感が出るよね。

けん「みんなこんないい話してさ、捕まったりしないでよ。未成年に手出したりとかさ。おがりんとかほら、未成年に手出しそうな顔してるし」

たか「おい、すげー偏見だな!」

けん「いいメンバーでしょ?俺はさっきも伝えたしあと足りないのは音楽かな。あともう少し聴いていってもらえますか」

33 「伝言歌」

イントロから涙が止まらない。

シンガロング

「きっと届くから!」

空に向かって歌った。
泣きながら、めちゃくちゃ音痴になりながら。
雨が口に入ってきながら。

それでも届けるように思い切り歌った。

スクリーンの歌詞が「最期」になってたけど、これは名古屋もそうだった。‥って思ってるんだけど記憶違いかな‥

ここでメンバー退場。

あっさりだな‥なんて思ってるとスクリーンに流れるエンドロール。

今日の映像がもう流れていて(結婚式みたいだな‥なんて思ってしまった。)

すると花道に1人で現れた健太さん。

ピンスポで照らされてる。

アコギで始まる弾き語り。

雨天決行第二楽章だ‥

トモくん、おがりんと順に登場して演奏に加わる。

Too late Tonight 

この声が君に届くように

ここで客席にマイクを向ける。

健太さんと客席の掛け合い。

これを繰り返す。

繰り返しながら3人でステージに戻っていく。

ステージで待っているゲストメンバー。

「この声が君に届くように」

がどんどん歌詞が変わっていく。

歌詞は覚えてない。

あなたの世界を変えるように

とかだったな。

最後は全員で演奏して終わった。

やっぱり必ず幸せにします

テンテンファイナルで幸せにしますって言ってからsumikaを取り巻く世界が変わった。

だから。
それでもやっぱり。
幸せにします、なんだね。

この公演中、キャンプセッションもゲストメンバー有りだった。

春フェスからずっと。
写真もゲストメンバーを交えたもののみ。
フェス企画のコメント動画も出さず。

3人だけの映像は避けてきていた。
ステージの真ん中で3人で肩を組む。

これがsumikaの決意だ。

これからsumikaを続けていくため。

今日はその出発なんだよね。

もちろん隼ちゃんはずっと一緒。

でもこれから続けていくためにここで3人だけの姿を見せた。

いつものグタグタのありがとうございました、もいつも通りだ。

最後の最後。

健太さんからの愛してます、はマイクを通さなくてもスタンド席にもしっかり聴こえた。

スクリーンに映るこのLIVEのロゴ。
サインが1人ずつ書かれていく。
3人分。

再び始まる映像。

映画の再公開。

そして新しいツアー。

雨と涙で全身ぐしゃぐしゃ。

時計見て時間にびっくり。

膨大な情報量に呆然。

ただただすごかった。

ハマスタはsumikaにとってもわたしにとっても必要なLIVEだったと思う。

ここからまた始まる。

これからどんなことを思うのか自分でもわからない。

でもわたしは。

sumikaがsumikaでい続けてくれるなら。

側にいたいと思ううちはいたいと思った。

先のことなんてわからないけど。

今は。
これからも応援させて下さい。

共に歩かせて下さい。

そんな事を思った。

一閃と Lost Found.はやらなかったんじゃなくてできなかったのかな。

フレアは?

そして個人的にはいじーかすってぃか、じゃなくてハマスタはいじーだよね。と思う。

ずっと支えてきてくれた井嶋さん。

この日この場所にいられた事を幸せに思う。

もうLIVEが開催されることも自分が参戦できることも、全部当たり前じゃないって痛い程知ったから。

そして雨は演出なんじゃないかと思うほどだった。
むしろ必然だったのかもしれない。

たくさんのアーティストや関係者の方が観に来ていた。
お祝いのお花の数もすごかった。
たくさんの人から愛されるバンド。

そんな素敵なバンドにわたしも出会えて良かった。

ありがとう
そしてこれからも
どうぞよろしくね

最後に備忘録。

4時間に渡る雨の中のLIVE。
ワークマンのレインコートは最強だった。どこも濡れてなかったし、長靴履いてヒートテック着ていったわたしの判断は合ってた◎

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