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Ten to Ten ツアーセミファイナル・ファイナル編
わたしにとってジャイガ以来人生2度目の遠征。テンテンツアーでは4、5公演目となったセミファイナル・ファイナルについて忘れたくないことを記そうと思う。
年明け大阪公演からこれまでのホールからアリーナに変わった。
ホールツアーの中でもセトリが変わっていった今ツアー。何がどう変わるのか楽しみだった。
セミファイナルは初めてのsumikaLIVEとなる8歳の娘と参戦。地元の八王子公演のチケットが当たらず「LIVE行けないならいろはのTシャツいらない」と言っていた娘。
一緒に遠征できることになって急遽取ったチケット。いろはTシャツも注文し、LIVE用のヘッドホンも買って準備万端の参戦だった。
開演時間。ホールツアーでは天の声も楽しみのひとつだった。それがアリーナになった事でスクリーンに映像が映るように変わっていた。
開演。スクリーンにカウントダウンが映るのも変わったところ。
1.New World
スクリーンに心電図の映像。
ここで気づく。わたしsumikaのアリーナ初めてでした。
ガイシホールの形状なのかわたしのいる位置なのか。反響がすごくて音が2段階で聴こえてきた。
2.Glitter
もう楽しい。手のあげ方とか振り方とかクラップとか、夏の頃は何となく定まらなかったのがウソみたいにみんな揃っていた。
3.ふっかつのじゅもん
MCうろ覚えなんだけど、みんな今までよく頑張ったよね。3年分のふっかつのじゅもん唱えちゃうよ、みたいに言ってた気がする。ふっかつのじゅもんで泣くとは思わなかったな。
歌詞も変えてて、この日を待ってたんだぜ、だったかな。
この曲は1日目のすってぃのベースアレンジがすごくて。TOOYの1日目に近かったかも。腰が抜けるかと思うようなゴリゴリのベース。
でも2日目はやらなかった。
あと隼ちゃんのギターソロも今までに聴いたことないアレンジだった。
4.何者
この曲も初参戦の時は手のあげ方わからなかったな。今ではバッチリ。
初めてスパラジソでちょっとだけ聴いた時から感じてたけど、やっぱりLIVE映えする曲だった。のなさんのいっちまってる、の時の仕草が可愛いんだよな。あとトモくんのカウベル。好き。この曲はライティングもすごい。
5.Lovers
あーついに来た。わたしがsumikaを好きになった一番最初のきっかけはYouTubeに上がってる城ホのLoversだった。まだsumikaが何人かも知らなくて、ひたすら楽しそうに演奏する人たちに釘付けだった。
その時にギターのストラップが短い事、キーボードソロなのにボーカルがジャマしに行くこと、観客もみんな楽しそうな事が気になって、「離れぬように」の合唱後の「歌うまいね~」って言ったボーカルの笑顔に落ちた。
それなんです。やっと歌える。今まで心の中で歌って、歌ってるつもりで全力で手をあげてた。
「ねぇ」も終盤アウフタクトで入る「ねぇ」も。
そして念願の「離れぬように」
1日目はその客席からの圧からか久しぶりだったからか健太さんの「歌うまいね~」が少し遅れた。きっと次のフレーズ歌いにくかっただろうな。
2日目は気持ちいいほどに「歌うまいね~」って言ってもらえた。
正直声が出せても出せなくてもどっちでもいいと思ってたけどどっちでも良くなかった。びっくりするほどに違うものだったし、泣いて嗚咽みたいになったのが悔やまれる。
後はキーボードソロ。2日間とも健太さんが水飲ませに行って、おがりんはストローをぺろぺろなめてた。
1日目は健太さんその後戻りが間に合わず笑
いっつも思うけどおがりんはあのフレーズ弾きながらよくできるな。
6.1.2.3..4.5.6
レフさまが関わってる曲ですから。大好きなんですよ。
でも「侍武士」って1万人で言ってるの意味わかんないよね笑
最後の「よぉ~」パンって真剣白刃取りするの好き。
7.Porter
このツアー中セトリ落ちしてた公演があるらしい。もう常連入りして欲しい大好きな曲。
音源では入ってないキーボードだけど、LIVEではおがりんがシンセもキーボードも弾いてるし弾いてないところではエアベース?やってるのも好き。
ベースかっこいいよね。井嶋さんも須藤さんもどちらもすごくかっこよかった。
8.イコール
おがりんボーカル。名古屋で聴いたイコールは貫禄すら感じたボーカル。
1日目はちょっと歌詞が怪しかったけど笑
1日目は音源通りの歌唱、2日目は健太さんのLIVEで歌うバージョンのアレンジ歌唱だった。
ちなみに山梨はアレンジ。八王子は2公演とも音源通りだった。
(痛い痛いがちゃんとわかってから~のところね。)
そしてファイナルまでイントロの後に一度歌うふりをする健太さんが可愛かったな。
9.いいのに
ジャイガで聴いて嬉しすぎてびっくりして膝から崩れ落ちた曲。
また聴けるなんて嬉しすぎた。
1日目、朝早起きで名古屋に向かった我が家。8歳の娘はここで寝た。
ハンドマイクで上手下手と動き回って歌ってくれる健太さん。
「僕によりかかればいいのに」の後でバキューンって打ってきた。
打ってきたよ!!!
そしてマイクスタンドの所に戻ってマイク投げ。見どころ多すぎるよ。
10.透明
曲前のМCで10周年を迎えるにあたって作った曲だという話をしていた。
見返りを求めない愛。
ご飯を作る事のように。作ったからと言って相手に次は作ってよ、とか次は奢ってねとか言わない。おいしく食べてくれたらいいなって気持ちで作る。それに似てる。
1日目、隣で娘が寝てる。寝ている娘の顔を見ながら生で聴く透明はすごかった。涙が溢れてきた。わたしにはこんなに近くに見返りを求めない愛があった。
歌詞がスクリーンに出るからね。さらに心に刺さってくるよね。
11.知らない誰か
ここでゲストメンバーが一旦はける。
一回コーヒータイム、紅茶タイムしてきてね~って言ってたかな?誰かコーヒー苦手なのかな。
ステージもちょっとセットチェンジするのでスタッフおねがいします。
って言った後に1日目は「スタッフ~」(狩野英孝風)って言っちゃってたね笑
編成はステージ下手から隼ちゃん・トモくん(カホン)・健太さん・おがりん(ピアニカ)
客席から飛ぶメンバーを呼ぶ声。
「おがりーん」にピアニカでピロン♪って答えてた。
「隼ちゃーん」には「はあい」って。小学生のあーそーぼの言い方ね。
「バローン」にはちょっと間が。「あ。ありがとうございます。」って。
健太さんが「慣れてないからね」って突っ込んでた。
そして「片岡さーん」に「いいよ。そんなとって付けたみたいに呼んでくれなくて。義理チョコもらったみたいな気分だよ。」
って言ったけど「嘘だよ、ごめんね」って。優しいな。
そしてマイクスタンドにマイクセットしようとするもスタンドが下がっちゃう。
健「10年やってるのにマイクも上手くつけられない」
貴「ださ」
健「埋めるよ?レゴランドの横に」
隼「たかランド」
貴「悪くないね」
健「あやまれ。レゴさんにあやまれ」
みたいなやり取り尊かった。
あとは
健「ホントはひとりずつとゆっくり話したい。仕事なにやってるんですか、辛くないですか、とか好きな人いるの、とか」って。
合コンかって思ったけどめちゃくちゃ気持ち伝わってきた。心の距離が近い。
2日目は
健「どうですか?」ってメンバーに聞く。
まごつくトモくん。
「すみませんね。これ楽器の音拾うのとしゃべるのと同じマイクなんでね。レスポンス悪くて」
健「ついついだらだら喋りたくなっちゃうんだよね。スタッフにもsumikaのブランディングが崩れるって怒られるんだけど」
貴「そうだね」
健「それでさ」
貴「え?喋るの?今の喋らない流れでしょ!」
ってcamp sessionとしては今までで最大規模のお客さん数だと言いながらグダグダ喋ってるのに2日目はテレビ収録が入ってるからステージ中央前にすごい数のテレビカメラ。何かその矛盾が不思議で面白かった。
あれ?曲の感想がないな笑
縁会行けなかったのでおがりんのピアニカ生では初聴き。
めちゃくちゃ素敵だった。
春休みに子どもが持ち帰ったら絶対マネする!
後は健太さんの曲終わりのギターが好きだからそれが聴けて嬉しかったな。
12.春風
これも公開されている動画とはちょっと違ったな。
スクリーンに桜並木が映ってて。桜の中で演奏してるみたいだった。
春が苦手だからそんな春を乗り越えられるようなって言ってたかな。
わたしも春が苦手。春の香りも雰囲気も全部苦手。体調も崩しやすい。
春風、弾き語りしてみようかな。
大阪公演では1日目だけアネモネもやってるらしい。しかもゲストメンバーあり。
さらにすってぃはアップライトベースを弾いたって。
なんだそれ。見た過ぎるぞ。お年玉にしては大きすぎないかい。
13.ファンファーレ
ついにメンバーもいなくなっちゃった。助けてって。
前のバンドを解散してからsumikaを結成するまでの間に弾き語りをしていた。最初は友達の結婚式だったけどだんだん友達の友達、とか全然知らない人の式で歌ってた。
でもその時期ってすごく大事だったなと思っていて。
というのも1人で弾き語りをして、やっぱりバンドがいいなって。
1人よりみんなで音を鳴らしたいって思った。
それに気づけたからその期間も大事でした。
というような話からのファンファーレ。
そもそもこの曲を聴くと涙が出るようになってしまっていたのに弾き語りの破壊力はすごかった。
一言ひとことを丁寧に一人ずつに届けるように歌う健太さん。
バンドバージョンではトモくんのハイハットに合わせて肘を引くのが見たい。巻き舌聞きたい。
だけど今回は曲に歌詞に集中して聴いた。すごく届いた。
エレアコ弾き語り。エフェクター踏みかえしてるのが見えた。
音の層が厚かった気がしてて、コーラスとかかけていたのか?
ああもうちょっとギター勉強しておくんだった。。。
14.ソーダ
ここで隼ちゃんのギターソロ。
これさ、弾き語りする前にホールでやってた健太さんのギターソロもかっこよかったんだよね。バチバチのギター。隼ちゃんが健太さんの紹介するのもよかったんだよ。
ちなみに1日目娘はここで起きた。「おはよー」って言って起きたんだけどヘッドホン付けてるからわりかし声が大きくてびっくりした。周りの席の方ごめんなさい。
後から聞いたらファンファーレの途中から起きてたらしい。
ギターソロからソーダのメロディラインを弾く隼ちゃん。
みなさんで歌いましょうだったかな。
最初は「ソーダ」さんはい
なんだけど後ろに間があるからその後を歌うのが正解なのかどうか。
そのあと「ソーダ 泣いちゃいそうだ」さんはい
に。結構この時間が長かった。
でもこれさ。隼ちゃんはギター弾くだけで歌うわけじゃないのよ。
最初からメロディ聴いて「ソーダ」って歌える人がほとんどってすごいことだよね。
2日目、隼ちゃんが弾くメロディラインに何回目かからおがりんが音を足してた。
健太さんも足した!と思ったらイントロ入ってた。
この曲はレディゴーをするのが好き。
ホールの時に炭酸の泡みたいな映像があった気がするんだけど、アリーナでどうだったか覚えてないな。
15.Flower
この曲も声出して歌うと変わる曲だった。
フラッワーってやる客席を見て本当に幸せそうな顔をする健太さんを見るのが幸せ。
このツアーでずっとやってたおがりんと隼ちゃんのソロ合戦。
どこかの公演でおがりんがカノンを入れていたらしいけどわたしは聴けなかったな。
16.The Flag Song
急にチカチカする照明と警告音。
髭男のLIVEだとCry Babyが始まる前に似てる。
この曲はもう「中に出して」って叫べた事に尽きる。
大人に怒られる曲をレコーディングしたって投稿をした時、健太さんはこの光景を想像していたんだろうな。
なんて思うとこの曲でも泣けてしまった。
あとはのなさんのタムさばき。髪振り乱してあの細い腕であんなにバチバチに叩く。可愛いだけじゃなくてかっこいいも持ってるのずるいなぁ。
17.イナヅマ
ホールでは曖昧な~のところでsumikaのこと好き~?ってやったりなぜかみんなトモくんのドラムに合わせてひたすらジャンプしてたり。そのあとめちゃくちゃテンポアップしたり。
「調子いい」って言うこともあったよね。
八王子では調子よすぎてライオンキングやってた。
名古屋ではそれらのお遊びはなし。
ちょっと寂しかったな。
後ろスクリーンに映る稲光がかっこよかった。
ギターソロ合戦も最高すぎる。お立ち台に2人のギタリスト。交互に当たるピンスポ。かっこよすぎるよ。
しつこいけどなんで「イナズマ」じゃなくて「イナヅマ」なの?
絶対意味あるよね。誰か教えてください。
18.Shake&Shake
ちょっと1日目の記憶なし。(娘がシャケ大好きでその娘の顔見ていたくてステージあんまり見てなかった)
2日目。今日の小川さん。
ステージ前に出てきてクラップ煽ってたら尺取り過ぎた。小走りでキーボードに戻ったけどちょっと遅れてた笑
隼ちゃん・のなさん・すってぃで集まってスクワットしてたの可愛かった。
キーボードソロの所は健太さんがおがりんをバックハグ。マイクをおがりんにむけると「あーうー」って言ってた。これも弾きながらってすごいよね。
「嫌いじゃない」の後に「むしろ愛してるぜ」って言わなくなっちゃったの?
19.Lost Found.
ここまでくると急に終わりを感じて一気に寂しさがこみ上げてくる。
健太さんの弾き語りから始まる。
だんだん増えていく音。
ライティングも美しい。
最後後ろのスクリーンにsumikaロゴのおうち部分が映し出される。
正面からみるとおうちの下にメンバーがみんないるんだよね。
20.言葉と心
言葉は透明。中身を目いっぱい詰めて届けるからその箱に思いを込めた言葉を詰めて返して欲しい、みたいな話もしてた。
小学校で習うような簡単な言葉でちゃんと伝わる。
2日間のМCはそれぞれそんな内容だったと思う。
イントロの後に「届け」って叫ぶのがものすごく刺さる。
届いてるよ。っていつも痛い位に思ってるけどわたしの「届いてるよ」は届いてますか。
1日目。ステージから一旦はける時に「愛してます sumikaでした」
っていうの初めて聞いた。
すかさず起こるアンコールの拍手。2日目は「アンコール アンコール」というコールも起きていた。
EN.21.フィクション
1日目は「さあアンコールはじめましょか」に歌詞が変わっていた。
サポートベースがすってぃの時は間奏の時におがりんのメロディラインをベースがユニゾンするのが聴きどころ。2日間とも安定に。
その後の少しバラード調になるところはジョージのシンセアレンジが炸裂する。ちょっとパイプオルガン風の音入れてるよね。
ここでメンバー1人ずつのМC。
1日目。
隼ちゃんが名古屋に来ると懐かしい感じがする。後から知ったけど自分が生まれる前に両親が名古屋に住んでいた。もし今日来てるあなたに将来子どもが生まれて、その子が何故か懐かしさを感じたらそれは今日の事かもしれない。そしてまたその子どもが。。って無限sumikaみたいになる。
(娘は無限sumikaで爆笑してた笑)
おがりんの紹介の時
健「じゃあ次、お前」
貴「後でぼこぼこにしとくんで大丈夫ですよ」
2日目。
トモくんのМCで初めて泣いた。
ちょっと聞いてもらっていいですか。一昨日名古屋入りしたんですけど入り時間がゆっくりだったんですね。と話し始める。
寒かったからエアコン付けて、お茶でも飲もうかとケトルで沸かして、それでも寒くてヒーターもつけて、洗濯機も回してレンジでご飯もあっためて・・・ブレーカーが落ちた。
ブレーカー上げるときって気持ちいい。あの大きいレバーをバチン!と上げるとまた全部復活する。だけどそこからが大変。洗濯は洗いなんだかすすぎなんだかわからなくて結局また最初から。ご飯も温まってるんだかいないんだかよくわからない。
・・ここまでは笑って聞いてた。
自分たちも同じだと思っていて。今日ツアーが終わってたぶんブレーカーが落ちる。だけど実際のブレーカーみたいにバチン!って上げるわけにはいかない。でもここまでの記憶があって、また次にやりたいこともあるから少しずつまた頑張ろうってスイッチを入れられる。
スイッチが入らないなって時はまたここに来てください。僕たちはいつでもここで待ってます。
そんなような話だった。
健「じゃあ次、力丸」
貴「わたしですね」
ちょっとスルー気味。
点を打つってどんな時か考えた時。それは音楽を辞めたくないと思った時。
今までにも色んなことがあった。前のバンドを解散させてしまったこともあった。
でもどんな時も音楽を続けたい、そう思って点を打ってきた。
「sumikaのキーボードコーラス。そしてピアノボーカル小川貴之でした」
健「みんなお話が上手ね。この後俺どうしよう。ちんこでも出すか」
隼「みんなでだそっか」
健「今日テレビの収録入ってるんだった!ここ使えないねー。まあ冗談なんですけどねー。」
貴「冗談じゃなかったら困るわ」
でもこの後はさすが。
3年前の2/19がコロナ前最後に声を出してできたLIVEだった。あれからちょうど3年。3年前何が何だか誰もわからなくて、LIVEどころか何もできなくなって。正直音楽を辞める可能性だって0じゃなかった。コロナだって今になれば悪い事だけじゃなくて。オンライン会議って便利だしね。だけどあの時ほんとに言いたいことは言えなかった。みんな色々制約があって大変な中仕事や勉強や家事や育児を頑張ってるのに俺だけがそのホントはね、を言ってしまったらただの愚痴大会になってしまう。
でも本当は・・・あなたの声が聴きたかった。
もう辞めるなんて絶対に言わないから。
雨が降っても槍が降っても辞めない覚悟
・・・からの雨天決行は号泣だよ。
22.雨天決行
2日目。
「足が動きたがってる」のところで左足をドンドンって地団駄踏むみたいにステージに打った健太さん。その足にすごく感情が詰まってる気がした。
会場大合唱の「それーだけだよー」は圧巻の景色と音だった。
その様子を見てだと思うけど健太さんが一瞬詰まって歌えなくなった。
その時おがりんがすかさず主旋律を歌っててますます泣けてしまった。
23.「伝言歌」
1日目は「伝えたい」の前に「1番は俺たちが歌うね」って言ってた。
2日目。そう言うと思ってたら言わなくて慌てて歌った。
ホールで聴いた時は「歌はまかせて」って言うのに泣いてた。
昨日今日はそのセリフがなくなって「あなたの声で」
曲中の健太さんの一言が1日目は「お守り」って言ってた気がする。
2日目は「おかえり」
この日曲の間で暗転したときに客席から「おかえりー!」
って声が飛んでた。それを聞いて健太さんが「もう今日のМCは全部それでいいんじゃないかってくらい。もうそれに尽きる」て話してて。
たった4文字。でもその4文字がすごく優しくてあったかい「おかえり」だった。
暗闇の中で守りたい点は記憶でした
「記憶」があったから乗り越えられたっていうのをものすごく感じた。
わたしはsumikaは前から知ってたけどこれほど好きになったのはコロナ以降。当然コロナ前の記憶はない。でもコロナ前のLIVE映像もフェス映像も見ていたからすごくわかった。
最後に健太さんがステージから降りるとき。
1日目は「愛してます」
2日目は「幸せにします」
だった。幸せにします、はその前のМCでも言ってて。その時言った後に思ったことがあったようで「男とか女とか関係なく」って付け加えてた。
特大の地声の「幸せにします」の後にすかさずドラムを叩いたトモくん。最高だったな。トモくんがあのいたずらっ子みたいな表情するのすごく好き。
レポは忘れたくないから正直に書くけど、1日目健太さんの調子は良くなかったと思う。
声が意図しないところで裏返ることも多くて、思うように出ていなかった印象だった。
2日目おそらく本調子ではなかったけどめちゃくちゃ調整したんだろうな。Lost Found.の弾き語り始めとか音程取りにくそうにしている個所もあったけど昨日より取り戻している印象だった。
わたしの座席は1日目はおがりん側のスタンド。ステージもわりと近い関係者席の後ろだった。前が関係者だったのでほとんど座ってゆっくりみることが出来たのが子連れには有難かった。
2日目。おがりん側スタンドなのは昨日と同じ。でも何とステージのすぐ横だった。アリーナの1列目より前。いいのに で隼ちゃんとも健太さんとも目が合った。いつも目が合った、言ったもん勝ちって言ってるけど今回のはもう紛れもなく。だってすぐそこにいた。隣に可愛い連番女子がいて、二人で手でハート作ってるのは返してもらってたし、最後健太さんに「めちゃくちゃ近かったですね」って言われてた。
ちなみにこの日わたしは単番。先ほどの連番女子と逆サイドに単番のかわいい子がいた。
最初席に行ったときあまりの近さにびっくりした。でも1人だし誰にもこの驚きを伝えられなくて。
そしたら隣に来た子が「うわ。近っっ」って笑
今までしたことなかったんだけど思わず話しかけた。それに答えてくれる子で仲良くなれた。
正に知らない誰かが知ってる誰かになる体験をした。
さらにアリーナを見るとこちらに気づいて手を振ってくれたお友達もいた。
sumikaのおかげで初めて来た土地だって全然寂しくなかった。すごいな。
![](https://assets.st-note.com/img/1677081456784-bbyE3lTYLR.jpg?width=800)
もう一つ。LIVE中に隣でゴトソーさんが写真を撮っていた。すごくかっこよくてステージよりそちらを見てしまう時間があったんだけど。
写真を撮りながらすごく素敵な笑顔で笑ってた。笑顔で笑うって変な日本語だけど本当にそうだった。
いつもわたしたちに届く写真が素敵な理由を見た気がした。
あとは裏で働いているスタッフさんがよく見える場所だった。
ステージ上で走り回ってメンバーのアップを撮ってたカメラさんが袖にはけてきて大きなペットボトルの水をたくさん飲んでまたステージに上がって行ってた。
ローディーさんかな。持ち替えのギターを曲が終わる前に準備して絶妙なタイミングでステージに走って出て行っていた。
裏の裏は自転車で移動してるスタッフさんがいるのかな。自転車のタイヤも見えた。
当たり前だけどたくさんの人に作ってもらってこのステージが観られていることに感謝した。そしてどのスタッフさんも大変そうなのに楽しそうに働かれているように見えた。
行けなかった縁会の配信で発表されたこのツアー。今度こそは、の思いでエントリーした公演は全滅だった。
スマホの中に1枚もないチケット。遠征に慣れているお友達何人かに名古屋なら日帰りできる事を教えてもらって取ったのがファイナルのチケットだった。
そして結果的には同行させてもらって山梨公演、何としても行きたかった地元八王子公演(それも2DAYS!)に参戦できた。
さらに1人で日帰り遠征のつもりが家族旅行を兼ねることになり、急遽ずっとsumikaのLIVEに行きたがってた娘を連れていくためにセミファイナルのチケットを取った。
わたしのテンテンは計5公演。十分過ぎる、そして幸せ過ぎるツアーだった。
名古屋ではたくさんの人に会うことができて、わたしの点はたくさん繋がっていることを実感した。sumikaのおかげ。
ハマスタもお祭りだね!!!
長編レポ、読んでくれてありがとうございました。
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