楽天モバイル、Povo2.0、ahamo、LINEMOのどれがいいか徹底解説。

この記事では、楽天モバイル、Povo2.0、ahamo、LINEMOのそれぞれの特徴およびおすすめの人について解説しています。

・楽天モバイルの特徴、おすすめな人

楽天モバイルの特徴は従量制プランであること、そして楽天リンクを使えば通話料金がかからないことにあります。
人によっては店頭でのサポートがあることも特徴かもしれません。

データ利用量(何ギガ使うか)が毎月変動する人におすすめします。

また、1GBまでであればデータ利用料金もかからないため、殆ど外でネットを使わない(電話メイン、あるいはポケットWi-Fiを契約している)という人にもお勧めできます。

逆に、毎月のデータ利用量が1GB以上~3GBの人には金額的に不利なのであまりおすすめ出来ません。後述するLINEMOをおすすめします。

・Povo2.0の特徴、おすすめな人

Povo2.0の特徴は自分で好きなトッピング(オプション)を組み合わせて自分(のその時々の状況)に合ったプランを組める(作れる)ことにあります。

何もトッピングをしていない状態だと0円で回線を持つことが出来ますが、通話代は30秒22円の従量制、データ通信速度は最大128Kpbsです。
また、6ヶ月間で一度もトッピングもしくは660円を超える電話・SMSの利用をしていない場合は自動的に回線停止→解約されてしまいます。

柔軟にプランを組める反面、あまりスマホに詳しくない方にとってはどのトッピングを選択すればいいか分からないなど難易度が高く感じるかもしれません。
サポートがチャットのみということもあり完全に上級者向けのSIMといった印象です。

よって、現状一般の方にはおすすめすることが出来ません。
少なくとも、メイン回線としてMNPすることは止めたほうが良いと思います。
先ほども書きましたが下手すると6か月後に自動的に解約され電話番号を失うリスクがあるからです。

とりあえずは新規で契約し、サブ端末やタブレットに入れるといった使い方がおすすめです。

ahamoの特徴、おすすめな人

ahamoの特徴はとにかく内容がシンプルなことです。データ容量20GB、1回5分以内の通話が何回でも無料で月額2970円という1プランしかありません。
5分を超える電話をしたりSMSを送信したりしない限り、基本的に料金が大幅に変動することはありません。
また、信頼性の高いDocomo回線なのもポイントです。

ahamoは外でネットをガンガン使う人・動画を見まくる人(月に20GBをほぼ消費する人)におすすめです。
20GB使い切った後の速度も1Mbpsと日常利用にはあまり支障のない速度が出るので満足度は高いでしょう。

その一方で、あまりデータ量を使わない方にはおすすめすることは出来ません

LINEMOの特徴、お勧めな人

LINEMOの特徴は20GB使える「スマホプラン(月額2728円)」と3GB使える「ミニプラン(月額990円)」の2つのプランが用意されていることです。
また、LINEがカウントフリーで使うことが出来ます。

LINEMOはLINEやメール、ちょっとネットするぐらいのライトユーザー(月3GBで足りる人)におすすめです。
ソフトバンク本家と同じ通信品質(MNO品質)で3GB990円はかなり安いです。
加えてLINEカウントフリーなのは特に小容量だと大きなアドバンテージです。

しかしスマホプランはあまりおすすめすることが出来ません。
SoftBankは(他社と比較すると)通信障害をよく起こすからです。
もう200円ほど出せばより高品質なahamoが契約出来るのでそちらの方を強く推奨します。
一般的に繋がりやすい(エリアが広範囲)なのもahamo(Docomo)ですからね。

【まとめ】結局どれがおすすめ?

一番おすすめなのはLINEMOミニプランです。
多くの人にとって十分な容量(総務省によるとスマホ契約者の60%は月3GBで足りている)がありますし、通信速度も速い上に安いからです。

1GBで足りる人・データ通信より電話がメインの人や毎月のデータ量が一定でない人は楽天モバイルが最適解でしょう。

反対に、毎月大容量を信頼のネットワークで使いたいのであればahamoがおすすめです。
Docomo回線の右に出るものはいません。更に1回5分間以内の無料通話もついてきます。
個人事業主の方にもおすすめです。(留守番電話や転送電話に非対応なのでそこはご注意ください)

Povo2.0は自分がどのようにスマホを使うか(どれぐらいデータ量が必要か)操作方法も含めて熟知している人、データ量の管理が出来る人におすすめします。
とにかくサポートが貧弱なのでそこは気に留めておく必要があるでしょう。
最低限、何か分からないことがあった時に検索する癖のある人でないと厳しいと思います。

まずはeSIMで試すのもあり

楽天モバイル、Povo2.0、ahamo、LINEMOこれらは全てeSIMに対応しているので、eSIM対応機種(iPhoneの場合、2018年以降に発売された機種が対応。iPhoneXR/XS/XSMAX以降です。)を持っている場合はまずはeSIMで繋がり具合や速度などの使い勝手を試してみるのもおすすめです。

もちろん、物理SIMであっても使い勝手を試すのには何の問題もないですがeSIMは契約から利用開始まで早ければ1時間かからないので気軽に試すことが出来ます。

また、乗り換えも簡単なのでもしどこか契約して自分に合わなかったら違うところに乗り換えやすいのもeSIMのメリットです。















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