【iCloud＋】2TBプラン（月額1300円）が安いと考える3つの理由

更新日:2023/1/10

この記事では、筆者がiCloud＋の2TBプラン（月額1300円）が安いと考える理由を紹介します。

2TBプラン（月額1300円）が安いと考える3つの理由

理由①プラン展開の中で1GBあたりの値段が一番安い。

現在、iCloud＋のプラン展開は「50GB/月額130円」「200GB/月額400円」「2TB/月額1300円」と３つのプランが展開されています。

それぞれのプランを1GBあたりに換算すると50GBプランは1GBあたり2.6円、200GBプランは1GBあたり2円、2TBプランは1GBあたり0.65円です。

理由②複数のクラウドを使うよりコスパが高い。交渉次第でかなり安くできる。

例えばiCloud＋の200GBプランとGoogle Oneの200GBプランを契約すると月額780円かかり使えるストレージ容量は400GBです。（1GBあたり1.95円）
iCloud＋に一本化すればあと500円ほど足すだけで、5倍のストレージ容量が使用可能です。（ちなみにGoogle Oneの2TBプランも月額1300円です。）
しかも１つのクラウドストレージにデータがすべてデータ管理ができるため管理が簡単です。

このように考えると、2TBプランのコスパの高さが際立ちます。
月500円の節約はそんなに難しくないと思います。
毎日自販機で商品を購入している人であれば、週1回我慢する、スーパーでまとめ買いして家から持参する等すれば簡単に今より月500円節約できるはずです。

また、iCloud＋はストレージ容量を（最大5人、自分も含めて6人まで）家族で共有することが出来ます。
交渉を行い、余るストレージ容量を共有してその分お金を貰えば実質的に複数のクラウドストレージを契約するのと変わらない出費でより多くのストレージ容量を使うことができるでしょう。

例えば、2TBのうち1TB分のストレージを月600円で共有する交渉が成功すると、自身は実質月額700円で1TB使用可能です。

400GB400円で共有する交渉が3人に成功すると、自身は100円で800GB使うことが出来ます。
交渉を受けた側もAppleと直接契約する時と同じ価格で2倍のiCloudストレージ容量が使えるのでWin-Winでしょう。

なお、iCloudストレージの共有を行っても写真等が勝手に見られるといった心配はありません。

理由③データ管理のストレスから解放される

2TBもあると、普段から大量に写真や動画を撮影しない限り、数年～十数年分のデータを溜めておくことができます。
外付けストレージ運用だと、外付けストレージを持ち歩かないとデータを使えなかったり、外付けストレージの故障リスクや盗難紛失リスクに備える必要がありますが、iCloudに保存すればデータ管理を考えるのは数年～十数年に1度、2TBのiCloud容量が埋まってきた時だけでよくなります。

直近に使ったファイルが必要になることは多くても、数年前や数十年前に使ったファイルが必要になる事が少ない事を考えると、2TBのiCloudストレージを契約すれば、外付けストレージを使う回数が減るため、外付けストレージの故障によるデータ消失リスクを極限まで下げることが出来るといえます。

データ消失リスクを極限まで下げることができ、重要なファイルを安全かつ便利に保存できると考えれば1300円は安いでしょう。

iCloud＋2TBプランを契約しない方が良い３つのケース

以下の３つのケースのいずれかに当てはまる方はiCloud2TB＋プランの契約はおすすめしません

Apple製品をあまり（3つ以上）持っていない場合

iPhone使っているけど、パソコンはWindows、タブレットは持っていない。
iPad持っているけどスマホはAndroid、パソコンはWindows。
といった具合にApple製品をあまり持っていない方は他のクラウドサービスの有料プランへの加入をおすすめします。

iCloudはApple製品では使いやすいですが、他社製品では使いにくいといった特性があります。
Apple製品を3つ以上使っていないとiCloud＋の真価が発揮できないため、他のクラウドサービスの利用をおすすめします。（２つまでであればAirDropやUSBメモリなどの外付けストレージで十分です。）

高速なネット環境がない場合

iCloudに保存したファイル（データ）はローカルストレージにダウンロードしてから使えるようになります。
高速なネット環境がないと、大きいファイルをすぐに見る事が出来ないので他のクラウドサービスを利用した方が便利に感じるでしょう。

iCloudの利便性にSSDの4倍払うほどの価値を感じない人

2TBの外付けSSDは安いものでも20000円ぐらいします。（あまり安いものは品質が悪かったり、容量偽装の可能性があるので注意が必要です）
また、一般的に外付けSSDの寿命は5年と言われています。

このデータから2TBの外付けSSD運用する際のランニングコストは年間4000円、月額約333円と計算することができます。
つまり、iCloud＋の2TBプランは外付けSSDを購入してそこにデータを保存する場合と比べて4倍ものコストがかかると言えます｡

iCloud＋にそこまでの価値を感じないのであれば外付けSSDの購入がおすすめです｡