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【iPadアクセサリー】PayPayフリマで売られている”怪しげな”Apple Pencil互換ペンを買った結果!

PayPayフリマで怪しげなApple Pencil互換ペンを購入したので紹介します。

PayPayフリマでApple Pencil互換ペンが売られている件と筆者が購入した商品

2000円前後で発売されています。

Apple Pencil互換ペンの購入先はAmazonが一般的だと思いますが、PayPayフリマでも購入可能です。
「iPad タッチペン」で検索すると多様な製品がヒットします。

筆者はそのうち、以下のリンクの製品を購入しました

数多く売られているスタイラスペンの中でこのペンを選んだ理由は①替え芯が付いていること②Type-Cで充電出来ること③磁気吸着機能が付いていることです。

実際に届いた商品をLogiCool「Crayon」と比較しながらレビュー

筆者はApple Pencilを持っていないため、Apple Pencilと比較したレビューを書くことが出来ませんが、代わりにLogiCool社の「Crayon」(iP10)と比較したレビューしていきます。
「Crayon」に関しては別の記事でレビューしています

パッケージ、同梱品

奥に見えるのはおまけのペン収納ケースです。


箱のどこにもメーカー名の記載がありませんでしたが、おそらく中国製のもの(それもOEM品)だと思います。

同梱品

同梱品は、簡単な説明書、充電ケーブル、互換ペン本体、替えのペン先(2本)でした。

替えのペン先がかなり小さいので無くさないように注意が必要です

本体デザイン

Apple Pencil(第2世代)と同じ、円柱の一部が平面になっていて転がりにくいデザインになっており、長さはCrayonとほぼ一緒です。

互換ペンの頭の部分をダブルタップすると電源をオンオフすることができ、電源オンの状態だとインジケーターが青く光ります。

描写(書き心地)について

特に「線が途切れる」ということもなくスムーズに書けました。遅延も特に感じられなかったので「全く使い物にならない」ということはありません。

ペン先がCrayonより硬いのか書いた時の「コツコツ」という音が大きいのが気になりました。
ペン先の摩耗のしやすさや画面の傷の付きやすさに影響があるかもしれません。(筆者の気のせいの可能性も十分あります)

商品説明欄に「傾き検知機能がついている」との説明がありましたが、これは使い物になりませんでした。
一応、傾きを変えることで線の太さが変わることは変わるのですが、精度が悪いのか傾けても変わらなかったり、一度傾かせて太くすると、今度は互換ペンを立てても線の太さが太いままだったりといった挙動をしてしまいます。(Crayonではそのような挙動をしなかったため、筆者の使い方が悪いということはないと思います。)

そのため「傾き検知機能」に関しては無いものとして考えることをおすすめします。メモを取るだけ、指の代わりとして(ポインティングデバイスとして)使う目的であれば買っても問題ないですが、線の太さを変える必要がある作業をしたいのであればこの製品はおすすめできません

磁気吸着機能について

iPadmini(第6世代)にくっつけて逆さにしても落ちない程度には磁力がありますが、軽く振ったところ、いとも簡単に外れてしまいました。
過信は禁物です。なお、くっつくだけで充電は出来ません。

スクリブルに対応しているのは高評価。

こちらの互換ペン、スクリブルに対応しています。

互換ペンの中にはスクリブルに対応していないものもあることを考えると評価できるポイントです。

ただし、あくまで筆者の環境でスクリブルが使えているだけであらゆる環境(デバイスの種類、OSのバージョン)でスクリブルが利用できることを保証するものではありません。もしこのレビューを参考に同じものをスクリブル購入され、スクリブルが使えなくても苦情は受け付けませんのでご了承ください

その他:指との切り替えが気になる

iPadを指で操作した直後に、互換ペンを使うと反応しない、動きが鈍くなるといったことがありました。Crayonでは切り替えがスムーズでしたので互換ペンの問題だと思います。

総評:価格を考えれば十分満足できる一品。サブペンシルにおすすめ

2000円という価格を考えると多少のデメリット(ペン先の硬さ?、傾き検知、指との併用)は妥協できる製品だと思います。
ApplePencil (第2世代)の8分の1ですからね。

安さを生かした運用がおすすめです。例えば、家用、職場に置く用、リュックの中に入れる用と複数買うと、性能はともかく「ペンシル忘れ」を防ぐことが出来ます。3本買っても6000円です。
また、壊れた(壊した)ときや無くしたときのダメージが少なくて済むので、外使い用として買ってもいいかもしれません。

最後まで拙い記事をお読みいただきありがとうございました。 文章に間違いなどありましたらお気軽にコメントください。 コメント、スキ、外部サイトへのシェアもよろしくお願いします