見出し画像

【MVNO解説】BIGLOBEモバイルの料金プラン徹底解説&評価。

更新日:2022/08/02

このページでは格安SIM(MVNO)のBIGLOBEモバイルについて解説&評価していきます。

情報が古くなっている可能性があるため、必ずBIGLOBEモバイル公式サイトで最新情報をご確認ください。記事中の金額表示は10%税込みです。

運営会社

BIGLOBEモバイルはKDDIが運営しています。

提供回線、料金プランについて

au回線およびdocomo回線の2回線扱っています。

音声通話SIM


画像9
データ通信専用SIM

今の相場が「音声通話SIM3GB:990円」なのでかなり高い印象です。
プランM(6GB)とほぼ変わらない価格で、他社だと20GB使うことが出来ます。
12GB以上のプランだとAhamoや楽天モバイルで20GB以上使った金額より高くなります。

支払い関連について

初期費用

事務手数料3300円、SIM発行手数料433.4円。
この内、事務手数料に関しては「エントリーパッケージ」を購入することで手数料を抑えることが出来ます。
>>エントリーパッケージ(BIGLOBE)

画像6
メルカリでの検索結果

エントリーパッケージは家電量販店店頭、ECサイト、メルカリ等で購入可能です。

エントリーパッケージは何種類か混在しており、契約出来る回線の種類(Au回線、Docomo回線)やSIMのタイプ(音声通話SIM、データ通信専用SIM)が限定されているものもあるので購入の際はしっかりと確認することをおすすめします。

【注意!】エントリーパッケージを利用するときに注意すること2つ!

①端末購入時のエントリーパッケージの利用は不可能
SIMのみ契約する場合のみエントリーパッケージが利用できます。BIGLOBEモバイルで端末を同時に購入する際は利用できないので注意してください。

②支払いがクレジットカードに限定される
BIGLOBEモバイルでは口座振替も利用可能ですが、エントリーパッケージを使って申し込む際はSIMのタイプを問わず支払方法がクレジットカードに限定されます。

初月の料金

BIGLOBEモバイルの初月の基本料金は無料です。

支払方法

BIGLOBEモバイルの支払い方法は音声通話SIMの場合はクレジットカードのみ、データ通信SIM単体の場合は口座振替も利用できます。
ただし口座振替を利用する場合、220円/回の手数料がかかります。

端末について

BIGLOBEモバイルでは端末の購入も可能です。
ただし、原則24回払いとなります。
BIGLOBEモバイルを途中で解約した場合でも端末の残債は一括払いではなく引き続き分割で請求されることになります。分割手数料は0円です。(BIGLOBE自体退会する場合は残債の一括払いが必要です。)

なお、端末購入時はデータ通信SIMでも口座振替は利用できません。

端末の値引きはあまりありませんが、その代わりに「Gポイント還元」があります。
GポイントはBIGLOBEモバイルの毎月の料金の支払いに充当できる他、連携している120種類以上のポイントやギフト券、現金に交換することが出来ます。

BIGLOBEモバイルならでは7つのメリット、4つのデメリット

ここからはBIGLOBEモバイルならではのメリット、デメリットを解説します。他のMVNOとの比較ポイントです。

メリット①youtube等が見放題/使い放題のエンタメフリーオプションがある

画像7

(対象サービス一覧。変更される可能性もあるので公式サイトで確認することをおすすめします)

音声通話SIMなら308円、データ通信専用SIMなら月額料金に1078円プラスすることでyoutube等のサービスがカウントフリーで楽しめるようになります。

エンタメフリーオプション利用中は専用の帯域に接続されるため画質や音質が制限されることに注意が必要です。(音質は求められるビットレートが低いのでそこまで影響はありません)

メリット②キャンペーンがお得&豪華!

BIGLOBEモバイルはほぼ常時と言っていいほど豪華なキャンペーンが開催されています。

メリット③シェアSIMがある

BIGLOBEモバイルは1つの契約(主契約SIM)に対しシェアSIMカードを最大4枚まで発行することが出来ます。

スマホとタブレットなど複数端末持っている方や家族でパケット(ギガ)を共有したい方に便利です。

主契約SIMとシェアSIMで回線種別をバラバラにする(例、主契約SIM:au回線 シェアSIM:Docomo回線)という事も可能です。

シェアSIMを利用したい場合の条件と注意点!

<条件>
・シェアSIMを申し込むには主契約SIMが3GB以上。
・音声通話SIMをシェアSIMとして申し込む場合、主契約SIMも音声通話である必要がある。(電話番号はSIM毎に変わります)

<注意点>
・初期費用(SIMカード追加手数料3300円、SIMカード準備料433円)およびシェアSIMの月額費用(データ220円、SMS付352円、音声990円)がかかる。
BIGLOBE SIM端末保証サービス以外のオプション・サービスはSIM毎に契約が必要。(例:主契約SIMでエンタメフリーオプションを契約していても、シェアSIMではカウントフリーにならない。シェアSIMでも別途オプション加入が必要。)

メリット④光回線セット割、家族割がある

家族割がいいのか、シェアSIMがいいのかは要検討です。

メリット⓹6GB以上契約でWi-Fiが無料で利用可能

6GB以上のプランを契約するとBIGLOBEが提供する公共Wi-Fiサービスが無料(通常275円)で使えます。

ただし、今は会員登録さえすれば誰でも使える「d Wi-Fi」や、アプリをインストールし簡単な初期設定をすれば自動的に公衆Wi-Fiに自動接続される「タウンWi-Fi」というアプリがあるのであまりメリットと言えないかもしれません。

メリット⑥エディオン店頭で契約できる

家電量販店のエディオン店頭で契約出来ます。(全店舗対象かどうかは不明。)「エディオンSIM」と宣伝や紹介されていることがありますが、中身はBIGLOBEモバイルです。

エディオンで契約すると、端末料金の値引きやエディオンポイントの付与といったエディオンならではの特典がある場合があります。

メリット⑦プレフィックス経由の通話で30秒9.9円/60分・90分無料通話パックがある

プレフィックス経由で通話を行うと30秒9.9円で通話できます。
他社は30秒11円のところが多いので少し安いです。

また、1か月60分もしくは90分までの電話代が定額になる通話パックがあります。そんなに電話するわけではないが1回の電話がそこそこ長い方(5分や10分かけ放題ではカバーしきれないという方)に最適です。

デメリット①高速/低速の切り替えが出来ない

高速通信と低速通信を任意のタイミングで切り替えることが出来ません。
「週末たくさんインターネット使う予定があるからそれまで低速モードで我慢しよう」といった使い方が出来ないので、自分で注意するしかありません。

デメリット②パケット追加料金が高い

100MB330円もかかります。これは業界でもトップクラスの高さです。
急を要する状況以外では極力使わないことをおすすめします。

デメリット③最低利用期間がある

音声通話SIMに12か月の最低利用期間が設けられています。
12か月以内に解約する場合は違約金1100円が請求されます。
(12か月の自動更新ではありません。13か月目以降は好きなタイミングで違約金・解約金等不要で解約できます。)

デメリット④データSIMの扱いが不遇

1年間の利用料金の割引がないこと、最小容量が3GB(990円)~と超ライトユーザーには容量多い&高いこと、エンタメフリーオプションの料金が1078円と高いこと等、データSIMの扱いに関して不遇と言わざるを得ません

総評:キャンペーン開催中の契約がおすすめ!キャンペーンが終了すれば乗り換えるが吉!

キャンペーン開催中に契約すれば、端末が(Gポイント還元で実質的に)安く買えたり、毎月の料金がかなり安くなるのでおすすめです。
しかしキャンペーンが開催されていないと、ただの割高なMVNOなので契約はおすすめしません。

キャンペーンが終了したら、なるべく早く他のMVNOに乗り換えることをおすすめします。

解約・乗り換える際は「ベーシックプラン」の解約を忘れないように注意しましょう。解約し忘れるとただただ毎月220円取られ続けてしまいます。

また、解約締め切りは毎月25日までです。
26日以降に解約すると翌月解約扱いとなり月額料金が1か月分余計にかかってしまいます。MNPも25日までに済ましておく(MNP先で開通手続きまで終わらせる)ことをおすすめします。




最後まで拙い記事をお読みいただきありがとうございました。 文章に間違いなどありましたらお気軽にコメントください。 コメント、スキ、外部サイトへのシェアもよろしくお願いします