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【製品別】AppleCare+は必要?不要?徹底解説します。

最終更新:2022/07/22

この記事ではApple製品別(MacBook/iPhone/iPad別)に「AppleCare+」は必要なのかどうかについて解説しています。

・MacBook

MacBookはAppleCare+に加入することを強くおすすめします。

加入していないと修理を依頼した時に、新品のMacBookが買えるぐらいの金額を請求されることがあるからです。
「バッテリー交換してもらおうと思ったら、内部(基盤)に深刻なダメージがあり予想外の金額を請求された」という事例が何件もあります。

AppleCare+に加入すれば、そのような心配がなくなり安心して使えるようになるでしょう。

・iPhone/iPad

iPhone/iPadは、初めて持つ場合など端末の操作に不慣れな場合は加入することをおすすめします。

AppleCare+に加入することでAppleに操作方法を懇切丁寧に教えてもらうことが出来るからです。

「操作方法に困ったら検索すればいい」と思われるかも知れませんが、検索するにも一定の知識が必要です。

例えばiPhoneの時刻やアンテナピクト、バッテリーアイコン等が表示されている部分を「ステータスバー」というのですが、そこに不具合が発生したとして知識があれば「ステータスバー おかしい」等で検索できますが。知識がないと「バッテリーアイコンのところ おかしい」等で検索しなければならず、答えを見つけるのに苦労したり、見つけられない可能性があります。

赤線で囲った所を、ステータスバーと言います。

AppleCare+に加入すれば、iPhone/iPadの画面をAppleサポートの人と共有して手取り足取り教えてもらうことが出来ます。

筆者も、iPhone/iPadではなくMacですが、操作方法で分からないことがありAppleの人に相談すると画面を共有して、矢印を出してもらい「ここをクリックしてください」と物凄く丁寧に対応してもらい、無事に解決できたことがありました。

AppleCare+の本当の価値は「安く修理できること」ではなく「懇切丁寧にサポートしてくれること(操作方法や疑問点にこたえてくれること)」と言っても過言ではないでしょう。

「修理費を安くする」のが目的であれば、AppleCare+よりさくら少額短期保険株式会社の「モバイル保険」に加入する方をおすすめします。

補償目的ならAppleCare+より「モバイル保険」の方がおすすめな4(5)つの理由【iPhone/iPad】

・修理費負担がない

モバイル保険はデバイスが壊れた時に、その修理費が年間100000円以内であれば全額補償してくれるので、手出しゼロ円で修理可能です。

AppleCare+は「AppleCare+ サービス料」という名目で修理費が請求されます。
あくまで「修理費用の”割引”」という形になるため

・修理回数の上限がない

モバイル保険は修理代金の合計が年間100000円に達するまでは何回でも補償請求することが出来ます。
AppleCare+は年に2回までしか補償(保証)を受けることが出来ません。

機種によってはモバイル保険だと、例えば画面を3回以上割っても全額補償してくれますがAppleCare+だと3回目以降分は自腹になってしまいます。

・補償台数

モバイル保険は「人」に紐づく保険のため、1契約で追加料金なしで最大3台まで補償してくれます。

AppleCare+は「端末」に紐づく保険のためデバイス1台ごとにAppleCare+に加入する必要があります。

・修理店舗の指定がない

モバイル保険はAppleでの修理はもちろん、非正規修理店…いわゆる「街の修理屋さん」で修理しても補償を請求出来ます。

AppleCare+ではApple(正規サービスプロパイダ含む)で修理しないと割引サービスで修理を受けることが出来ません。
また、一度でも非正規修理店で修理を行うとAppleCare+の効力が失われてしまいます。

・安い(※モデルによる)

モバイル保険の料金は月々700円です
AppleCare+は、iPhone13の場合、月々950円または2年で18800円(月額に換算すると約783円)です。

ただしiPhoneSE(月額480円、2年間9680円=月額換算403円)等、モバイル保険の方が高いケースもあります。
もっとも、AppleCare+は修理費用の支払いが必要なことを考えると、結局はモバイル保険の方が結局安いとも考えられますが。

AppleCare+が優れているところ

・保証(補償)の範囲

モバイル保険は、バッテリー交換は保障の対象外ですが、AppleCare+はバッテリーの最大容量(蓄電容量)が新品時の80%以下になった際に無償でバッテリー交換することが出来ます。

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ただし、バッテリー交換代金はAppleCare+の料金より安いので「バッテリー交換目当て」で入るのはおすすめしません。

また、AppleCare+はApplePencilやApple製キーボードに加えACアダプターやケーブルといった充電器類も保証対象です。
モバイル保険は「ApplePencil」等BlutoothやWi-Fiを搭載するものは保障してくれますが充電器類は対象外です。

・手持ちに余裕が無くても修理できる

モバイル保険は、一度自分で修理代金を払い、修理を証明する書類を提出することで修理金額が後日補償される…「修理代金を立て替える」ような形になります。
そのためお金に余裕がないと修理できません。
後からお金が戻って来るとは言え、修理内容によっては、iPhoneの場合最大77480円、iPadの場合最大91080円も一時的に負担しなければなりません。

AppleCare+はiPhoneの場合最大12900円、iPadの場合は4400円その場で払うだけで修理できるので、お金にあまり余裕がない状態でも修理することが出来ます

・面倒な手続きがない

モバイル保険は「修理を証明する書類を提出する」という面倒な工程があります。
AppleCare+は一切そんな工程はありません。「AppleCare+に入っている」と伝える必要さえありません(Appleの人が調べて対応してくれます。)

「元を取る」という考え方はしないほうが良いと思う理由。

よく「AppleCare+は得か?元を取れるか?」と議論されたり、ネット上に考察記事がありますが、筆者はそういった考えは全くの無駄だと考えます。

※AppleCare+以外の類似のサービスについても同様です。

「元を取る」という考えが無駄だと思う理由①結果論に過ぎないため

いつ(何回)iPhoneを壊してしまうか、バッテリーが劣化してバッテリー交換するかなんて購入段階では分かりません。

「2回画面割ったから入っててよかった(得だった)」「1回バッテリー交換しただけだったから入らない方がお金かからなかった」というのは結果論でしかありません。

「画面を2回割ったら元が取れる」としても、わざと壊す人もいないでしょう。

「元を取る」という考えが無駄だと思う理由②そういうものじゃないため

AppleCare+は、万が一の事故に備えるためのサービスです。
言ってみれば保険です。

火災保険に入ったからといって「家が燃えても構わない」とはならないでしょうし、「保険の元を取るぞ」ともならないでしょう。

それと同じで、AppleCare+の元を取るという考えはバカバカしいことと筆者は考えます。






























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