【iPad】祖母へのプレゼントを断念した理由。Wi-Fi環境のない人へのiPad/タブレットのプレゼントは要注意。

更新日:2022/11/28

その記事では、祖母にiPadをプレゼントしようと計画したものの、最終的にプレゼントをしなかった理由(経緯)を紹介します。

誰かにiPad(タブレット)をプレゼントしようとしている方は少し考え直した方がいいかもしれません。

祖母にiPadをプレゼントしようと思った理由

祖母がiPhoneデビューをして約6か月が経過し操作にもかなり慣れてきたことから、画面の大きいiPadがあれば祖母のQOL(Quality OF Life:生活の質)が上がるのではないか、またビデオ通話が出来るようになる※ので何かあった時にわざわざいちいち家に行かなくてもよくなり(家から祖母の家まで車で片道40分ぐらいの距離にあり、行けないことはないが割と負担。)こちらにもメリットがあるのではないか、といった考えからプレゼントを考えました。


※iPhone1台でもビデオ通話可能ですが、PIPでビデオ通話画面が出たまま操作できるのか不安、またiPhoneの操作をサポートするにあたってiPhoneの画面を見る必要がある時に、iPhone一台ではそれが不可能。
iPadだとビデオ通話が快適に行える等の理由から、祖母と(が)ビデオ通話するにはiPadが必要と判断。

プレゼントを断念した理由:Wi-Fi環境がなく金銭的負担を増やすことになるため

iPad/タブレットはネット環境がなければ、端末が持っている性能を殆ど発揮することが出来ません。
祖母の家にはWi-Fi環境がありません。
Wi-Fi環境が無いとなると、Cellularモデルを購入しどこかの通信事業者と契約しSIMカードを挿してプレゼントする必要が出てきますがその際の通信費を誰が負担するのかといった問題が生じます。

プレゼントする側が通信費を負担するのが筋だろう、と言われそうですが筆者の祖母は他人に金銭的な負担をかけさせるのが嫌いな性格のため「私が払うよ」というのは目に見えています。

祖母目線で考えると「プレゼントは嬉しいけど欲しいと言ったわけじゃないのに毎月の出費が増えた」ということになり、お互い心の底から気持ちの良い思いをすることが出来ませんし、最悪トラブルになる(関係性が悪化する)ことも考えられるため、購入を断念しました。

テザリングをすればいい、という話でもない

この記事を読んでいて「テザリングを使えば(教えれば)いいじゃないか、iPhoneなら自動接続も出来るんだし」と思われた方もいるかも知れません。

しかし、テザリングはうまく機能しないことがあります。

こうなった時に、ある程度知識がある人であれば、テザリングが出来ないときに色々試して対処することが出来ますが、それが出来ない(知識のない)人にテザリングの方法を教えてそれで繋げればいいというのは不親切でしょう。

「テザリングが出来ないときの対処法も一緒に教えたらいいじゃないか」という意見もあると思いますが、知識がある人でも問題解決するのに時間がかかることがあることを踏まえると、知識がない人に対処法を教えてもあまり有効でないように思います。「まずこれを試して、解決しなかったら次にこれを試して、それでも解決しなかったら次にこれを試して、」と一生懸命テザリングが出来なかった時の対処法を複数教示しても「覚えられない」「よく分からない」と一蹴される可能性が高いです。

更にテザリングするとスマホのバッテリーがすぐに消費される、Androidと一部のSIMの組み合わせだと、APN(アクセスポイント)編集画面を開いてAPNタイプの部分に「,dun」を追加する必要がある等、知っておかないと(対処しないと)いけないこともあります。

こういった理由から「Wi-Fi環境なくてもテザリングを教えれば問題ないとは言えない」と筆者は考えます。




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