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【MVNO解説】IIjmioの料金プラン・特徴(メリット・デメリット)を完全解説

更新日:2022/06/29

このページでは格安SIM(MVNO)のIIjmioの料金プラン・特徴(メリット・デメリット)について解説しています。

情報が古くなっている可能性があるため、必ずiijmio公式サイトで最新情報をご確認ください。記事中の金額表示は10%税込みです。

IIJmio公式サイトはこちら↓

運営会社

IIJmioの運営会社は株式会社インターネットイニシアティブです。インターネットイニシアティブはインターネット黎明期の時代(1992年)からインターネットに関わっていた会社で、2008年にMVNO事業者として、初めてデータ通信用SIMを提供するなど、MVNO業者のパイオニア的な存在です。

ギガを使いきってしまい低速になった状態でも、通信し始めの数秒間(一定量)だけ高速通信が可能な「バースト転送」機能を最初に開発(?)実装したのもこの会社です。

歴史と実績のある運営会社のため安心して契約出来ます。
また、NTTが資本として入っています。

提供回線・料金プランについて

・ギガプラン

Docomo回線・Au回線から選ぶことが出来ます。

低容量帯が特に安く、eSIMにいたっては2GB440円と破格の値段設定です。
ここまで安くできた理由としてIIJmioの中の人曰く「データ容量を使い切らない人がいることを前提に料金設定した」とのことです。

・従量制プラン(Au回線限定)

1GB~10GBまで
11GB~20GB

Au回線限定で従量制プランも提供されています。従量制プランとは「使った分だけお支払い」するプランです。
簡単言うと楽天モバイルと同じタイプです。
毎月、データ量が変わる(全く使わない月もあればたくさん使う月もあり、事前に予測できない)方は無駄なく支払えるのでおすすめです。

…と言いたいところですが1GBでも1298円とかなり高く(相場は3GB990円、1GBだと最安270円~提供している通信事業者がある。)9GB以上使うとAhamo等より高くなるので特別な理由がない限りは選ばないことをおすすめします。

支払い関連

初期費用

事務手数料3300円、SIM発行手数料433.4円(Docomo回線)、446.6円(Au回線)220円(eSIM)ががかります。

エントリーパッケージを購入したり、キャンペーン中に契約する、提携サイトから申し込むことで初期費用を抑えることが出来ます。

エントリーパッケージを利用すると、端末が買えないことがあるのでご注意ください。

初月の料金

ギガプランは日割り、従量制プランは満額請求となります。

支払い手段

クレジットカード限定です。デビットカード・口座振替は利用できません。
現在、スルガ銀行がIIJmioに対してスルガ銀行デビットカードをIIJmioの支払いに設定できるよう要請中であること(数年前から要請されていて使えるようになっていないので期待薄ですが)、過去にはデビットカードも利用出来ていたことから今後状況が変わる可能性があります。

端末販売の有無

IIJmioでは端末販売が行われています。
ラインナップとしては、中性能・中価格機種がメインとなっています。
新規契約やMNPだと安く買えるキャンペーンがよく開催されるので、狙ってみるのもおすすめです。

IIjmioのメリット・デメリット

IIjmioのメリット・デメリットを解説します。
他のMVNOとの比較ポイントです。

・メリット

メリット①端末を定期的に再入荷する

端末のセール販売時、他社は在庫を一度に放出して売切れ次第販売終了する「早い者勝ち」スタイルが主流ですが、IIjmioでは「毎日一定数を販売し、その日の分が売切れたらその日は在庫切れとするが、翌日また販売再開する」など特殊な販売形態をとっているため、目当ての端末が売り切れとなっていてもまだ入手できる機会があります。

メリット②eSIMに対応している

eSIMはネットで365日24時間申し込みができ、最短、即日使えます。
普通のSIMだと申し込んでから、発送されるのを待ち、それが自宅に来るのを待たないといけないのでタイムロスが発生しますが、eSIMならタイムロスがありません。

ただしeSIMはデータ通信(ネット)専用でSMSや音声通話(090~070から始まる電話番号を用いた電話)が出来ないこと、docomo回線のみであることに注意が必要です。

メリット③5G通信に対応している

出典https://help.iijmio.jp/answer/6111f594d12d3b001af1e345

混雑した場所では、5G通信を行うことで通信速度に期待できる可能性があります。ただし平日の昼12時~13時、夕方の帰宅ラッシュの時間などは5G通信を行ったからといって高速に通信できるとは限らないので、あまり期待しない方がいいです。

メリット④データシェア/データプレゼントが出来る

https://www.iijmio.jp/gigaplan/dataoption/


同一mioID(IIJmioを契約するのに必要なアカウント)で契約した全てのSIMカード間でデータ容量をシェアしたり、プレゼントすることが出来ます。
家族で使ったり、複数端末で使う際に便利です。

メリット⑤光回線とセットで660円値引きされる

https://www.iijmio.jp/imh/miowari.html

IIJmioひかりとIIJmioを同時に契約すると、毎月660円割引されます。
eSIMなら4GBプランが実質的に無料になります。

メリット⑥通話オプションが充実している

多くのMVNOは10分かけ放題と完全かけ放題の2つしか提供していませんが、IIJmioでは5分かけ放題オプションも提供しています。

メリット⑦家電量販店店頭で契約できる

BICカメラやヨドバシカメラで契約出来ます。
(BIC SIMとして販売されていることがありますが、中身は完全にIIJmioです)
家電量販店店頭で契約すると、家電量販店のポイントがもらえたり、そのポイントを毎月の料金の支払いに充当することが出来ます。(BIC SIM)

メリット⑧クーポン(データ容量・ギガ)の追加購入が安い

1GB220円で追加チャージできます。これは業界最安値クラスです。
他社だと1GB550円ぐらいします。

デメリット

デメリット①低速通信時3日間366MB制限がある

低速モード、あるいはデータ容量を使い切って速度制限がかかった際に直近3日間で366MB以上の通信を行うと更に低速になってしまいます。

デメリット②初月のデータ容量も日割りになる

例えば、月2GBのプランを15日に利用開始すると、その月は1GBしか使うことが出来ません。
初月の料金は日割りになるので、金銭的に「損」しているわけではないですが、他社は殆ど初月料金日割りでもデータ容量は1か月分丸々貰えることを考えるとデメリットと言わざるを得ません。
(他に、初月のデータ容量が日割りになるMVNOとしてリンクスメイト、J:comモバイルのDプラン等があります)

デメリット③オンラインで追加購入したクーポン(データ容量・ギガ)が余っても繰り越しできない。《ギガプラン》

ギガプランでは、オンラインで追加購入したクーポン(高速データ容量・ギガ)の有効期限が当月末までとなっており、データ容量が余っても翌月に繰り越せません。
安いからとあまりたくさん買うと使い切れず無駄になってしまう可能性があるので必要最低限だけ購入し、足りなければ追加で購入することをおすすめします


総評:安くスマホを買いたい人・ライトユーザー・サブ機におすすめのMVNO

IIJmioはよく端末をセール販売する、数少ないMVNOです。
そのため、何かスマホを安く買いたいのであればまずはiiJmioの検討をおすすめします。(他にはOCNモバイルONEやBIGLOBEモバイルがセール販売をよく行います。)

スマホをあまり使わない(LINE/メールの返信したり、少し検索する程度)人にもおすすめできます。
2GB850円(音声通話SIM)は最安ではありませんが、端末が安く買えることを考慮するとかなりおすすめできます。
(※2GBの最安値は、筆者の知る限り日本通信の合理的シンプル290プラン+1GB220円追加=510円です。)
端末要らない、という方でも安く買って転売することをおすすめします。
利益10200円で売ることが出来れば(送料や手数料などを引いて手元に残った金額)2GB850円プランを1年間実質基本料無料で使うことが出来ます。

サブ機用のSIMとしてもおすすめです。
eSIMであれば2GB440円とかなり安価で持てます。
(一番安いのはリンクスメイトで2GB418円ですが、総合的に考えるとIIJmioの方がおすすめです)





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