【youtube】画質別1GBあたりの平均データ消費量、必要な通信速度を徹底解説

更新日:2022/10/12

この記事では、youtubeの画質の目安と1GBあれば平均どれぐらい視聴出来るか、再生するのに必要な通信速度をまとめています。

144P

画質

144Pは「超低画質」です。
音声を聞く分には問題ありませんが、動画を普通に楽しむ/動画の内容を理解するのはほぼ不可能なレベルです。

1GBの目安

約8時間視聴することが出来ます。

必要な通信速度

144P画質の動画を再生するのに必要な通信速度は200kbpsです。
低速（200Kbps以上）使い放題のプランであれば通信容量を気にする必要はないでしょう。

ロケットモバイルやmineo等が200Kbps無制限を提供しています。

240P

画質

240Pは「低画質」です。
パソコン/タブレット等の大画面デバイスだと「超低画質」です。
スマホだと動画の内容によっては内容を確認できる、程度で快適に動画視聴できるレベルではありません。

1GBの目安

約4時間30分視聴することが出来ます。

必要な通信速度

300Kbps～400Kbps必要です。
300Kbpsだと時々止まることがあります。（少し待てば再生再開されることが多いです）400Kbpsあれば殆ど止まることなく再生できますが筆者の知る限り400Kbpsで使い放題を提供している通信事業者/プランSIMはありません。

IIJmioやUQmobile/Y!mobileの3GBプラン、LINEMOミニプランの通信制限時（低速モード/節約モード時）の通信速度やmineoのマイそくライト プランが300Kbpsです。
IIJmioは低速通信時、直近3日間で366MB以上通信すると翌日低速通信の速度がさらに制限されるので使い過ぎに注意が必要です。

360P

画質

360Pは「標準画質（中画質）」です。
パソコン/タブレット等の大画面デバイスだと「低画質」です。

スマホだと、情報量の少ない内容であれば普通に見て楽しむことが出来ます。出演人数が多い、動きが激しい（スポーツ等）、テロップが多い等の要素があると快適に楽しめないこともあるかも知れません。

1GBの目安

約2時間30分視聴できます。

必要な通信速度

500Kbps～700Kbps必要です。
500Kbpsだと時々止まることがあります。
（少し待てば再生再開されることが多いです）

現行契約できるSIMで低速500Kbps～700Kbps使い放題のSIMカードは筆者の知る限りありません。

500Kbps～700Kbpsに通信速度が制限されるSIMとしてイオンモバイルのやさしいプラン（60歳以上限定）やDTIのServersMan SIM LTE（記事執筆時点で新規契約受付停止中）が500Kbps（～600Kbps)、Panasonicが提供するMVNOサービス「Wonderlink」のFシリーズ（月間データ容量を超過すると700Kbpsに制限。1日1GB以上使うと翌日最大100Kbpsに制限される）があります。

言い換えればこれらのSIMカードでは360P画質までがスムーズに再生できる限度ということになります。

480P

画質

480Pは「高画質」です。
パソコン/タブレット等の大画面デバイスだと「低画質～標準画質（中画質）」です。
スマホだと多くの動画を普通に楽しむことが出来ます。

1GBの目安

約1時間30分視聴できます。

必要な通信速度

1Mbps必要です。

通信制限（低速モード/節約モード状態）でも1Mbps出るSIMとしてUQ Mobile/Y!mobile ahamo、LINEMOスマホプラン等があります。
Nuroモバイル NEOプラン等格安SIMでも大容量プラン中心に通信制限でも1Mbps出るSIMカードも増えています。

mineoのパケット放題Plusオプションやマイそく スタンダードプランを契約すれば1.5Mbpsの速度が使い放題になり、他のデータ通信も含めて直近3日間のデータ量が10GBを超えない範囲で480P画質の動画が見放題になります。

720P

画質

720Pは「超高画質」です。
パソコン/タブレット等の大画面デバイスでは「中画質～高画質」です。

スマホでは、ほぼ全ての動画を存分に楽しむことが出来ます。
というよりこれ以上画質を上げてもスマホでは殆ど違いが分かりません。
大画面デバイスでも、多くの動画を普通に楽しむことが出来るでしょう。

1GBの目安

約50分視聴できます。

必要な通信速度

2.5Mbps必要です。
楽天モバイルで1日10GB以上使ったときの速度制限が3Mbpsなので、もし楽天モバイルをお使いの方で通信速度にひっかかったという場合は720Pまで画質を落とさないとスムーズに再生できないかも知れません。

mineoのマイそくプレミアム プラン（3Mbps使い放題）を契約すれば他のデータ通信も含めて直近3日間のデータ量が10GBを超えない範囲で720P画質の動画が見放題になります。

1080P

画質

1080Pは「かなり高画質です」
大画面デバイスでもほぼ全ての動画を存分に楽しむことが出来ます。
スマホでは、720Pとの違いがほぼなく無駄にデータ量を消費するだけといっても過言ではないのであまりこの画質で動画を見るのはおすすめしません

1GBの目安

約30分視聴できます。

必要な通信速度

5Mbps必要です。
筆者の知る限り5Mbpsの速度で使い放題になる安価なSIMはないので、1080Pの動画を通信量を気にせず見るといったことは出来ません。
1080P動画を通信量を気にせず見たいという方は大手キャリアの無制限プランの契約がおすすめです｡

Youtubeをよく見る人におすすめの格安SIM2選！どっちがおすすめ？

Youtubeの画質設定は1080Pが最大ではないですが1080P時点で通信量を気にせず見放題といったことが出来なくなった以上、これ以上解説しても無意味なのでここからはYoutubeをよく見る人におすすめの格安SIMを2つ紹介します｡

BIGLOBEモバイル

エンタメフリーオプションに加入すればyoutubeがカウントフリーで楽しめます。

mineo

パケット放題Plusオプションに加入、もしくはマイそくプランを契約すれば最大1.5Mbps(マイそくプレミアムは3Mbps)でデータ使い放題（月曜日～金曜日の12時から13時は32Kbps。また直近3日間10GB制限あり）になるためあまりデータ量を気にせずyoutubeを見ることが出来ます。

「BIGLOBEモバイル」と「mineo」どちらがおすすめ？

基本的には、mineoをおすすめします。

BIGLOBEモバイルはエンタメフリーオプションをオンにすると帯域制限がかかり1Mbpsぐらいしか速度が出なくなります。
mineoの方が0.5Mbps速いため安定して動画を閲覧することが出来ます。

また、BIGLOBEモバイルはyoutube公式アプリから見る必要がある、広告はカウントフリーの対象外など縛りも多いです。
mineoは通信速度制限によって実質的にカウントフリーとする仕組みのためこういった縛りがなく自由度が高いです。

これらの理由から筆者はyoutubeをよく見るならmineoをおすすめします。

3日間で10GB/1日を超えるほどの通信、動画閲覧を行うという方はBIGLOBEモバイルがおすすめです。