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ネット付き物件(マンション等)の落とし穴について解説!VDSLだと遅いです

更新日:2022/8/30
この記事では、インターネット付物件の落とし穴について解説します。

VDSL物件は遅い!VDSLとは

まず結論から書きましょう。
インターネット接続の方法としてVDSLという方式を採用している物件は遅いのでインターネットが重要であればVDSL方式を採用している物件を選ばないことをおすすめします。

VDSLとは、マンションやアパート等の共用部分までは光ファイバーを通しているが、そこから先の個々の部屋までは電話回線で繋がっている(何とも中途半端な)接続回線のことです。

電話回線の部分がボトルネックとなり、下り最大100Mbpsしか出ないことが多いです。

VDSL物件かどうかの見分け方

その物件の管理人や不動屋さんに「部屋まで光ファイバーですか?」と聞くことです。

物件の入り口や紹介サイト等に「光回線」「高速インターネット」等と書いていても実はVDSL物件だった、ということがあるので直接質問するのが安全・確実です。

意外と、都会(東京)のマンション・アパートでもVDSL物件が残っています。

VDSL物件で高速通信を行うことは難しい

VDSL物件は、先述したように電話回線部分がボトルネックになるため例え「下り最大10Gbps」を謳う業者と契約しても100Mbpsぐらいが限度となってしまい全く意味がありません。

では、電話回線部分を光ファイバーに変更する工事をすればいいのではないかと思う方もいるかも知れません。
確かに、電話回線部分を光ファイバーに変更すれば通信速度の向上が見込めます。
ただし、電話回線部分を光ファイバーに変更するのは簡単なことではありません。
かなり大規模な工事となるため他にマンションやアパートに住んでいる方々の大多数の許可や管理人の許可が必要です。あまり現実的でないでしょう。

それなら、ポケットWi-Fiやコンセントに挿すだけで使えるWi-Fi(SoftBankAir/ docomoHome5G)を使って高速通信しようと考える方もいると思います。残念ながら、これもあまり期待できない状況です。

「特定の時間帯に全く速度出ず使えなかったのが、少し使えるようになった」程度の効果は見込めるかも知れませんがいわゆる「爆速」は期待できないと思った方がいいでしょう。

インターネットを重要視する人は、VDSL物件を選んでしまうとどうあがいても部屋で高速・無制限なネットは楽しめないと思って物件探しすることをおすすめします



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