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【iPad】iPad Air2は2022年も現役で使える?使えない?

先日、親戚がiPadを買い替え(iPad Air2→Air3)、iPad Air2は使わないとのことだったので貰ってきました。

せっかくなのでiPad Air2は2022年現在も使えるのか検証しましたので結果を発表します。

【まず結論】思ったより悪くない。多少の遅さを許容できるのであればライトユースであれば十分使用可能

まず、動画編集やゲームは出来ません。マップアプリもグラフィック表示したりすると落ちるので利便性は△といったところです。

ある程度快適に出来るのはWeb閲覧や動画視聴などの軽い用途のみとなっています。それもサクサク読み込むわけではなくiPad(第6世代)と比べても0.5テンポから1テンポ遅れて表示されると言った感じです。
また、バッググラウンドアプリがフリーズすることがありました。

決して「遅すぎて使えない」というわけではありませんが、最近の機種に慣れていると少しストレスを感じるかも知れません。

デジタルデバイスをこれまで使ったことがない(比較対象がない)お子さんやお年寄りへのプレゼント、もしくは防水ケースに入れてお風呂で使う、車載専用にするなど限定的な使い方であれば 十分通用すると言えるでしょう。

スペックについて(ベンチマーク)

iPad Air2は2014年に発売されたモデルで2GBのメモリ、A8Xチップを搭載しています。

Geekbench5で測定したところ、シングルコアスコア384点、マルチコアスコア1068点を記録しました。

比較として翌年に発売されたiPhone6s(A9)のGeekbench5スコアを貼っておきます。

シングルコアスコアではiPhone6sと結構な差がありますが、マルチコアスコアではiPhone6sと同等以上の性能を有しています。

AntutuBenchMark(バージョン9.1.0)での測定結果がこちらです。
GPUスコアがバグってしまい変な数字になってしまいました。

iPhone6sでも測ってみたのですが途中でアプリが落ちてしまい測定不能だったので、測定できる分iPhone6sより優秀と言えるかもしれません。

今、買う価値があるかは正直「微妙」。32GB以上のモデルが10000円台前半で売ってればギリギリ購入する価値あり。

iPadAir2の後継機は4年半後に発売されました。Appleは(他のメーカーもそうだと思いますが)後継機を出すまで、基本的に終売させることはないので実に4年半もの間販売されていたことになります。

それだけ長い期間販売されていたということは、相当数が中古市場に出回っていると考えられます。中古iPadAir2を目にする機会も多いことでしょう。

iPadAir2の適正価格は状態やストレージ容量にもよりますが32GB以上で10000円台前半であれば購入する価値がギリギリあるかなといった感じです。

16GBモデルは全く推奨しません。iPadOSとシステムだけで10GBほど使われており、ユーザーが自由に使える容量はたった6GBしかないからです。
しかも容量がいっぱいいっぱいだと動作が重くなったり不安定になることを考慮すると、2GBは最低開けておきたいので、ユーザーが自由に使える容量は実質4GBほどしかありません。

豊富なアプリや高品質ディスプレイが売りのiPadで、実質4GB分しか使えない16GBモデルを買う価値は…。筆者は0円で貰った立場なので16GBモデルを使っていますが、例え5000円で売られていたとしてもiPadAir2の16GBモデルは買いません。

10000円あればAmazonのタブレット「FireHD8」が、16000円あれば「FireHD10」の購入が可能です。FireHDの性能はiPadAir2と同等です。
つまりブラウジングや動画閲覧をある程度快適に行うことが出来ます。

そして、もう一つ考えなければならないのはiPadAir2は2014年10月に発売されたモデルのためバッテリーをはじめ、あらゆる部品が弱まっている(劣化している)可能性が大いにあるということです。
iPad Air2はビンテージ製品になっており、Appleで修理を受けられるかは在庫状況に影響されます。(在庫がないからと取り寄せしてもらえる可能性は限りなく低い)

つまり、iPadAir2はバッテリーが劣化している他、購入後すぐに不具合が発生したり、壊れる可能性があるのにも関わらず(Appleで)修理を受けられる保証がない製品と言えます。
そのようなデバイスに10000円台後半以上のお金を出すのは正直お勧めしません。

CellularモデルよりWi-Fiモデルがおすすめ

もし買うのであれば、CellularモデルよりWi-Fiモデルがおすすめです。SIMフリーモデルや同じ通信事業者のSIMカードを差してもデータ通信できない可能性があるからです。
筆者はau版のiPadAir2を貰い、Povo2.0のSIMカードを差しましたが「不正なSIMです」と表示されデータ通信が行えませんでした。

CellularモデルはGPSが内蔵されているので、iPadAir2をナビ代わりに使いたい&ポケットWi-Fiやテザリング等で別の通信手段がある・iPadAir2で動作確認済みのプラン(SIMカード)を契約している、といった方にはおすすめ出来ますがそうでない方はWi-Fiモデルで十分でしょう。

たとえWi-FiモデルとCellularモデルの差額が1000円や2000円しかなかったとしてもWi-Fiモデルをおすすめします。











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