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【Apple製品】Proモデル購入はちょっと待って!Apple製品の賢い購入方法を解説!

最終更新:2022/9/6

近年、Appleが販売する製品にはProの名を冠する製品が多数あります。
MacBook "Pro"、iPad "Pro"、 iPhone13 "Pro"、AirPods "Pro"。
Apple WatchにProモデルが登場するのも時間の問題かもしれません。

しかし、本当にProモデルは必要でしょうか?
もしかしたらProの付かないモデル(通常モデル)を買った方がいい(満足度が高い)かも知れません。

明確な目的があってProモデルを買うのは問題ない。

誤解なきよう、明言しておきますが「何が何でもProモデルは買うな!」という気はありません。
例えば「ノイズキャンセリングが必須だからAirPods Pro」「高負荷な作業を行うからファン付のMacBook Proしか選択肢がない」等、どうしてもProモデルが必要と考えるのであればお金を出し惜しみせずProモデルを買うべきでしょう。

ただし、そうでない方「Proってついている方が何か良さそう」「お金に余裕あるしProモデル買っておこう」という理由でProモデルを買うのはお勧めしません。

Apple製品は組み合わせてこそ真価を発揮する。

例えば、MacとiPadと組み合わせると簡単にサブディスプレイ環境を作り出せたり、Macにある画像をサクッと編集することが出来ます
MacとApple Watchを組み合わせるとMacのパスワード入力が不要になります。

このように、Apple製品は組み合わせることで各製品のパワー(機能)を100%引き出すことが出来ます。
組み合わせずに使うのは、その製品のパワー(機能)を100%引き出していないことになります。
高価なApple製品において、本来製品が有している機能を使わないのは勿体ない以外の何物でもありません。

Proモデルを買っても製品単体で出来ることには限界があります。
Proモデルを購入するより、その差額で他のApple製品を購入し組み合わせて使った方が満足度は高いでしょう。

Apple製品はProのつかないモデルでも多くの人にとって必要十分な性能があります。
Proのつかないモデルは製品として成り立っていないといったことはありません。
この点も考慮して製品選びすることをおすすめします。

MacBookとiPadとiPhoneを全てProモデルで買った場合の金額と、少し妥協した場合の差額は○万円!

MacBookとiPadとiPhoneを全てProモデルで購入すると、408400円。
少し妥協すると356400円となり、52000円もの差額が生まれます。

差額検証の条件は、以下の通りです。(価格は記事初出時の価格)

《全てPro》
MacBook  Pro 13インチ(M2,2022)最小構成モデル:178800円
11インチiPad Pro 256GB Wi-Fiモデル:106800円
iPhone13 Pro 128GB:122800円

《少し妥協》
MacBook Air(M2.2022)最小構成モデル:164800円
iPad Air(第5世代)256GB Wi-Fiモデル:92800円
iPhone13 128GB:98800円

※商品価格はすべてApple公式サイトでの販売価格です。

差額52000円もあれば、iPadの一番安いモデル(39800円)や、Apple Watchの最新モデル(48800円)AirPods Pro(30580円)が追加で買えて更にお釣りが来ます。
Apple WatchとAirPodsを妥協(Apple WatchSE:32800円、AirPods【第2世代】16800円)すると両方購入することが出来ます。(合計金額:49600円)

Proモデルは通常モデルとの差額ほど価値があるのか。製品別に検証

・MacBook

M2チップを搭載したもので、最小構成モデル同士の比較だとMacBook Airが164800円、MacBook Proが178800円で販売されており、その差額は14000円です。

大きな違いは、CPUファンを搭載しているかどうかぐらいです。

他は些細な違いしかありません。この僅かな違いに差額14000円も払う価値は多くの人にとって無いと言えます。
筆者であればこの差額で、外付けのHDDを購入します。

・iPad

Type-C端子とM1チップを搭載し、ほぼProモデルと言ってもいいiPad Air(第5世代)と第3世代の11インチiPad Pro(共にWi-Fi、256GBモデル)で比較します。

iPad Air(第5世代)は92800円、11インチiPad Proは106800円で販売されておりその差額は14000円です。
違いは「Proモーションテクノロジー」「カメラ」「USB-Cの転送速度」「スピーカーの数(音質)」「生体認証」です。

iPadは長く使うものなので、14000円の価値払ってこれらの機能をグレードアップさせることは悪くはないでしょう。

・iPhone

iPhone13は98800円~、iPhone13Proは122800円~販売されており、価格差は24000円です。
大きな違いはProモーションディスプレイと、LiDARスキャナ・望遠レンズの有無です。

Proモーションディスプレイと普通のディスプレイの違いを感じられる人はそこまで多くいません。
LiDARスキャナは現状使い道がかなり限られますし、望遠レンズはデジタルズームである程度補完出来ます。

このように考えると、24000円払ってProにする価値はあまりないように感じます。

・AirPods

通常モデル(AirPods 第3世代)が23800円、AirPods Proモデルが30580円で販売されており、その差額は6780円です。
大きな違いはアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込み機能の有無です。

6780円もあれば、これらの機能を搭載したワイヤレスイヤホンを購入することが出来ます。

2つのイヤホンを使い分けることで、バッテリーの劣化スピードを遅らせることが出来ることや、バッテリー切れに対応できることを考えると、AirPods Proを買う価値はあまりないように感じます。

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