ダイソーで発見!220円のPD対応Type-C to Type-Cケーブルは使えるのか?

先日、ダイソーに行った際にこんなものを発見しました。

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ノートパソコンの充電も出来るぐらいの電力を流せるケーブルが220円!?気になったので購入&検証してみました。

パッケージ

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表面

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裏面

重要なところは後で解説するためここではあまり多くは書きません。「KW-15」というのが商品名(型番名?)のようです。

ケーブル本体

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MacBookに付属してくるケーブルと同じぐらいの太さです。
あまり細いと「60W流して大丈夫?」となるので安心できます。

触った感じはしなやかで絡みにくいように思います。

【検証1】ちゃんと60W出るのか

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これに関しては問題ありません。しっかりと60W出ることを確認しました。

【検証2】安全性について

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加熱検知センサー機能付き
PTC温度保護素子により、発熱を感知し電流を減少する

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・素材に難燃剤(UL94 V-0相当)を含む事でショートなど発生した際も、燃え上がらずに自己消化します。

とのことなので、一応最低限の安全性は確保されていると言っていいでしょう。

「難燃剤(UL94 V-0相当)」については以下の記事が参考になるかと思います

参考リンク:『難燃グレード』とは?各等級(HBやV-0など)や試験について詳しく説明!

※※※

方向が一応決まっている、USB2.0の転送速度がデメリット

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Type-Cといえばどちらの端子をどちらのポートに挿してもいいのが特徴ですが、この製品はIN側を電源にOUT側を電子機器に挿しこむように指示されています。
反対に挿しこんでも動作するようですが、もしかしたら充電効率や安全性が落ちてしまうかも知れません。

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転送速度がUSB2.0なところもデメリットでしょう。
20W以上の給電に対応している電子機器はUSB3.1以上のデータ転送速度に対応したType-Cポートを備えていることが多く「最大60Wで高速に充電できるのにデータ転送は遅い」(充電とデータ転送の両立が出来ない)という惜しい仕様になっています。

あと、筆者は特にデメリットにはなりませんでしたが、長さが1Mというのも人によってはデメリットになるかもしれません。

【総評】安さを考えれば十分な商品。

後半にデメリットを2つ(3つ)紹介しましたが220円という販売価格を考えれば我慢できる製品ではないでしょうか。

安全性に関しては上述したように、一応「最低限の安全性」は確保されているようですがあまり信用しないほうが良いかもしれません。
必ず目の届く範囲内で使うことや(寝てる間にこのケーブルを使って充電する、このケーブルを使って充電してる間に別室で何か他のこと(食事など)をするのは止めたほうが良いと思います。)信用のできるAC充電器ACアダプターを使うことをおすすめしますします。

最後に、筆者が行った店舗ではストレートタイプしかありませんでしたが、コネクタ部分が「L字型」や「コの字型」になっている製品もあるようです


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