【改悪?】楽天モバイルが0円プランを廃止!どこに乗り換える?
楽天モバイルが、新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を発表しました。
7月1日から楽天モバイルの目玉だった「データ利用量月1GB未満だと0円」が廃止され、全く使わないユーザーであっても月1078+α(ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料。通話・SMS利用料)円がランニングコストとして(既存ユーザー、新規ユーザー問わず)かかるようになってしまいます。
3GBまで月額1078円という価格設定は正直、高いと言わざるを得ません。
3GBで考えると、Povo2.0やLINEMOといったキャリア回線の安定して繋がり(楽天モバイルはまだエリアに不安があり、プラチナバンドがないので地下で圏外になることが多い)高速なプランが月990円で利用可能ですし、月1GBで十分であればMVNOに目を向ければ月額290円や550円で提供しているところがあるからです。
月3GBまでで足りる人であれば、後述する「ある条件に当てはまる方」を除いて乗り換えた方がいいでしょう。
一方で、これまでコンスタントに使って毎月お金を払ってきたという方(特に月20GBやそれ以上使っている方)は支払う料金に変化はないのでそのままでもいいでしょう。
「長電話」をよくする人は乗り換える必要なし
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば0570等、一部の宛先を除いて通話料が24時間無料になります。
視点を変えれば「月額1078円でかけ放題」の環境を手に入れることが出来ると言うことです。他社では24時間かけ放題を1200円~1650円で提供しているので長電話(5分~10分以上)をよくする人は乗り換えると高くなる可能性が高いです。
0GB~1GBで足りる人が乗り換えにお勧めの通信事業者3選!
①Povo2.0
通話オプションに加入しない限り、ランニングコストが発生せず月額0円で電話番号を維持することが出来ます。
通話オプションに加入しない場合は、180日毎に最低1回トッピングをするか180日間の通話・SMS利用料の合計が660円を超える必要があるので完全に0円で何年も電話番号を維持できるわけではありません。
しかし筆者の知る限り、一番安価で楽天モバイルで使っていた電話番号を維持することが出来る方法です。
その他の特徴として、eSIMに対応していること、事務手数料などの手数料がかからないことがあげられます。
トッピングしないと通信速度は最大128kbpsなので、本当に電話番号を維持したい人向けです。
②日本通信
月額290円で月1GB使えるプランの提供があります。
筆者の知る限り月1GBのプランを提供している通信事業者の中では最安値です。
楽天モバイルをサブ回線として契約していて「メイン回線のギガが足りなくなった時等に少し使ったことがあった」という方におすすめです。
ただし、1GBを超えると日本通信webページ及びマイページ以外への通信が遮断されるのでうっかり超えないようにご注意ください。
③OCNモバイルONE
ネットで契約することが出来ない(対面契約したい)、クレジットカードを持っていないという方はOCNモバイルONEがおすすめです。
OCNモバイルONEは月1GBのプランを月額550円で提供しています。
解約・乗り換え後はSIMカードの返却をお忘れなく
楽天モバイルを物理SIMカードで契約している方は、解約したり他社に乗り換え後、手元に残ったSIMカードを下記住所まで返送する必要があります。
返送する際の送料は契約者が負担する必要があります。(つまり、着払いではなく元払いである必要がある。)楽天モバイルに問い合わせしたところ返送方法に指定はないとのことでした。
一番安く送る方法は郵便局で買える「ミニレター」を使う方法です。(63円)
楽天モバイルの店舗に持って行っても対応してくれないのでご注意ください(楽天に問い合わせ済み)
すぐに乗り換える必要はない!じっくり考えよう
7月1日から既存ユーザーも自動的に「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」にアップグレードされますが、7月と8月はRakuten UN-LIMIT Ⅵの料金体系が継続(月1GBまでなら無料)9月と10月は月1GB以下だと楽天ポイントが1080ポイント還元されるので最大4か月間実質無料で利用できます。
通信業界は競争が激しいため、この4か月の間に「基本料金0円」のプランを出す業者が現れるかも知れません。
まだまだ時間はありますのですぐに乗り換えせず様子見するのもおすすめです。
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