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違和感を覚える3つのスマホ用語とその理由

更新日:2023/1/23

①(MVNOとしての)格安スマホ

いわゆる「大手キャリア」から回線を借りて通信サービスを提供している通信事業者(MVNO)のことを「格安スマホ」と表現することです。

iPhone等のスマホ端末(機種)単体と通信回線は全くの別物です。
通信費が安いことを現すのであれば「格安回線」等というべきでしょう。(ある程度知識がある人は「格安SIM」といい、相当知識がある人はMVNOと言っています。)

安価な通信回線の事を「格安スマホ」という人は1万円~3万円ぐらいで買える手ごろな価格のスマートフォン本体の事は何というのか気になります。
安価で購入可能なパソコンを格安パソコン、安価で購入可能なタブレットを格安タブレットというのであれば、格安スマホは安価で買えるスマートフォン(本体)のことを指すのが妥当でしょう。

「パンツ」といって下着のことを思い浮かべる人と、ズボンのことを思い浮かべる人がいますが、この2つを混同すると話が通じなかったり危険な場合があるように、格安スマホもスマホ本体と通信回線が混ざると話が通じなかったり危険な場合があります。

②データ無制限(3日間〇GB制限あり)

無制限とは読んで字のごとく制限がない事です。
通信関係で言えば1日数十GB、月数百GB~数TBどんな風(こと)に使っても制限にかからなければ無制限だと誰もが認めることでしょう。

3日間〇GB制限があるのに無制限を謳うのはシンプルに矛盾を感じます。

通信事業者は「月間のデータ通信量に制限がないこと」を理由に無制限だとアピールしていることがありますが3日間10GB制限だと1ヶ月で約100GBしか使えません。

とても納得できる言い分ではありません。

多くの人は3日間で10GBあれば十分な容量です。(スマホ利用者の半数は月5~6GBで足りている)そのため無制限と言いたくなる気持ちはわかります。
一方で固定環境が無かったり大容量のファイルを扱う人だと全く”無制限”ではありません。

”実質無制限”という言葉を使えば、殆どの人(一般ユーザー)には十分な通信容量であること、固定回線のない人や日々大量に通信を行うユーザーには向いていないことが伝わり、また”実質”とつけることで「どういう意味だ?」と疑問が生まれ無制限という言葉を見て安易に契約する人を減らせるため、筆者は”実質無制限”という言葉を推奨したいところであります。

③ギガが減る

身長が伸びることを「センチが伸びる」体重が増えることを「キロが増える」ガソリンが減ることを「リットルが減る」というのと同等の違和感を覚えます。


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