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第二創業期として業績をV字回復!!

 はじめに
皆さま、はじめまして。AppBank株式会社IR担当です。
 
私達は、スマートフォン向け総合情報サイト「AppBank.net」や動画チャンネルの運営、IPコンテンツとのシナジーを軸とした直営店舗およびコラボレーションイベントの運営しております。「業績のV字回復」「株価アップ」にコミットするため、2024年3月に代表取締役をマックスむらいこと村井智建から白石充三が引き継ぎ、新経営体制が発足しました。足元では、資本業務提携先と連携し、既存事業の強化、新規サービスの立ち上げを鋭意進めている最中です。
 
業績向上はもちろん、東証グロース市場の定める「時価総額40億円以上」という上場維持基準の達成だけでなく、日本社会の一翼を担う存在として、経済成長・社会発展に貢献したく考えています。
 
そんな私達の変化を、投資家の皆さまに広く知って頂くべく、IR活動も積極的に行っていきたいと考えており、IR noteマガジンを始めることにしました。
 
今回は、2024年5月14日に発表した中期経営計画について改めてご説明します。


第二創業期として業績V字回復を目指します

上場後のAppBankの変遷

私達は2015年10月に上場しましたが、その後に発覚した不祥事をきっかけに業績は低迷し、2015年12月期の売上40億円、営業利益9億円をピークに業績不振が続きました。
 
株価アップのためには、何より「業績のV字回復」が重要です。その実現のため、経営体制の刷新を行い、事業転換を図ってきました。
 
AppBankは、マックスむらいが立ち上げたインターネットメディアや動画チャンネルの運営を行う「メディア事業」のイメージが強いと思いますが、今後は「IP&コマース事業」という有名な作品、キャラクターやタレントさん、アーティストさん等(IP)とのコラボレーション物販事業を軸に展開をしていきます。
 
これまで培ってきた「IPとメディアを活用して人流を生み出し、その人流を収益化していく」という強みに、資本業務提携先が持つ強みや優れたリソースを掛け合わせることで、業績V字回復を実現していきます。
 
新経営陣には資本業務提携先のキーマンが多く含まれ、「チームAppBank」として、経営と事業の両面でAppBankを力強くバックアップしてくれています。

経営陣刷新:「チームAppBank」

2024年4月、資本業務提携先から、総額8.5億円の資金を調達させていただき、取締役派遣を実施しています。
①IPコラボレーションやメディア連携を軸にした独自モデルの物販事業を行うIP&コマース事業、②資本業務提携先との連携による既存・新規サービスの強化を軸に成長を目指し、今後は、「地方アセットとの協業」をキーワードに事業を進めていく予定です。
 
これらの事業推進にあたっては、資本業務提携先との密接な連携がキーになっていきますが、ここで「チームAppBank」のメンバーについてご紹介させてください。

チームAppBank

クオンタムリープ株式会社

クオンタムリープ株式会社

https://qxl.jp/
 
「人」「技術」「資本」を組み合わせて日本企業の「非連続の改革」を支援する企業です。同社には、2000社を超える優秀なパートナーとグローバルな人的ネットワークを有し、アジアでの事業展開の可能性が高い企業に対し、投資と事業化にコミットするための人材支援を行っています。企業経営力、主にアジアを中心とする海外展開力、アライアンス構築力の強みを活用させていただき、当社の事業再構築及び地方~海外展開に協力いただいております。
 
クオンタムリープ代表取締役・当社取締役中村智広
「今年2月の資本業務提携以降、この数か月で事業戦略を見直しを実施し、短期、中期で、順次実行に移しております。戦略策定中ですが、地方のアセット(資産)の収益化という方向性に可能性を感じています。STPR社、PLANA社という強力なパートナーと共に経営再建と企業価値向上のために全力で取り組みますので、ご支援宜しくお願い致します。」
 
◆株式会社STPR

株式会社STPR

https://stprcorp.com/

2.5次元アイドル史上初となる紅白出場を果たした人気ユニット「すとぷり」を中心に、動画配信を中心に活動するクリエーターの支援など、エンタメコンテンツの360°全てのプロデュースを手掛けている企業です。同社は、IP開発、クリエイティブ、また大きなファンベースに強みを有しており、海外からも注目されています。IPコラボやイベントにおいて協力いただいております。
 
STPR取締役・当社社外取締役岡崎太輔
「昨年、原宿での『すとぷり』街ジャックイベントに続き、今年も大型イベントをAppBankと共同実施の予定です。今後、イベント開催のみならず、ファンの皆様に当社のコンテンツをもっと楽しんで頂くため、地方での協業など多面的にAppBankと連携していきます。」
 
◆株式会社PLANA

株式会社PLANA

https://www.plana.co.jp/
 
ダイレクトマーケティングを中心にしつつ、広告や販促の枠を飛び越えて自社通販事業や店舗運営などを手掛けている企業です。同社は、地方メディアや生産者とのネットワーク、様々な商品の販売ノウハウに強みを有しており、当社の地方展開や新規事業の構築において協力いただいております。
 
PLANA代表取締役・当社社外取締役三好正洋
「弊社(PLANA社)は全国のテレビ局と強いネットワークを持ち、TV通販・ダイレクトマーケティングでの実績・強みがあります。今後、そうした強みとネットやIPコレボレーションに強いAppBankと連携して新しい価値を創造していきたいと思います。」

事業概要・IP&コマース事業とは?

IP&コマース事業は、IPコラボレーションやメディア連携を軸にした物販事業です。現在は、和カフェ「YURINAN」の運営をしており、収益構造が急改善しておりますが、並行して店舗や商店街を舞台に人気IPとのコラボレーションイベントを運営することで、事業単体では実現できない売上と収益性を実現する事業モデルを作っています。

IP&コマース事業

IPコラボによる付加価値に加えて、イベント実施がカギを握っており、2023年期においてはイベント実施による売上高の増加は約2.5倍と手ごたえがあります。

イベント実施で売上高は約2.5倍

今後は、各地域の産品とIPとのコラボに加え、地方テレビ局などとの連携をもって、地方→全国へのアピールや、全国→地方への人流をつくっていきたいと考えています。その他様々な地方アセットを活用した、経済活性化を図っていきます。

IP/クリエイティブと地方のシナジー

V字回復を実現する戦略

私達は、2026年12月期にCAGR+70%、コミット営業利益率8%(目標営業利益率15%)を掲げています。

売上高成長目標はCAGR+70%

その実現に向けて中心となるのは、原宿の街で私達が確立してきた事業モデル(原宿モデル)の全国への横展開です。
 
 先日、6月18日に鎌倉への出店を発表し、他地域展開に向けて前進しています。同25日に浅草の2つの商店街×ラブライブ!スーパースター!!のコラボレーションも発表しました。また今後は、出店先に限らず全国の有名地域とIPとのコラボレーション企画も積極的に展開していく方針です。

2024年浅草大型イベント

見て欲しいKPI


IP&コマース事業を軸に業績目標を達成するために、以下のKPIを重視して事業を進めていきます。

KPI
  • 「YURINAN」新規出店数
     2023年12月期:1店舗→2026年12月期:8店舗

  • 開催コラボレーションイベント数
     2023年12月期:2回→2026年12月期:10回

今後の成長に向けて

今後、チームAppBankの力を借りて色んなチャレンジをしたく、水面下で多数の新規サービスを準備中です。
 
例えば、5月15日から、PLANA社と協力してネットとテレビが連動した新しい通販動画「ABショッピング」をスタートしました。こちらは魅力的な商品調達、テレビとの連動部分などでPLANA社のリソースやノウハウを活用しています。
 
その他に、PLANA社とは地方にある魅力的なリソースやインフラを活用する事業などで協業を進めていく予定です。また、STPR社やクオンタムリープ社との協業も深めていくべく、鋭意準備中です。
 
「ABショッピング」については、別の記事で改めてご説明させて頂きたいと考えています。

投資家の皆様へのメッセージ

 ここ数年の当社は成長事業の確立に注力してきたため、積極的なIR活動を行ってきませんでした。新経営体制の発足以降、株主の皆様からIR活動に関するご質問などを受けることも増え、皆様からの期待と激励をひしひしと感じています。
 
新経営体制発足の大きな目的のひとつである「時価総額40億円以上の早期達成」に向けて、業績成長をお示しすることが第一ではありますが、IRでの情報発信や投資家説明会なども積極的に行っていきます。

これからの新生AppBankにどうぞご期待ください。

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