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初七日
火葬が終わって 次の日からは仕事仕事。
とにかく家に一人でいたくなくて 夜も早く寝た。
そして今日4月29日で一週間が経ち、お世話になった動物病院に報告に行きました。
GW中で午前診療だけだったので、なるべく混み合わない時間に。
いつもの助手の奥様が受付にいて、先生を呼んでもらって、「先週、桃が亡くなりました。生前は大変お世話になりました」と伝えた。
だいぶ気持ちも落ち着いてきたけれど、こうして言葉にするとやっぱりまた泣いてしまった。
先生も呼ばれた時点で察していたようで、「……そうですか。残念です。でも、桃ちゃんよく頑張ってくれましたね。大往生ですよ」と言ってくれた。奥様も涙を流してくれていた。
桃は去年11月頃に子宮に腫瘍が出来て、全摘手術をしていた。
術後も、経過がとても良くて、先生には本当にお世話になった。
トリミングも、旅行の時のお泊りも、注射も、治療も、手術も全部ここでしてもらって、でも、実家ではもうペットを飼うことはないので、もう関わりが無いのだと思うと不思議だ。伺った時にも言ったけれど、
先生、桃をたくさん 助けてくださり 本当にありがとうございました。
四十九日までは魂は現世に残るらしいので
桃の寝床はそのままにしてある。リビングと、寝室と、ベランダの前。
お水と、ご飯のお皿も、まだ定位置に置いてある。
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母は骨壺の前に毎日お水とご飯をお供えしている。
こないだ、頼まれて おやつのワンチュールをお皿に絞り出したら、その感触で涙が出た。気温が上がった時に会社で 今日暑いな、桃大丈夫かな と普通に心配して、あ、と思うこともあった。
家族は、桃、全然夢に出てこないね~と嘆いていたけど、
夢の中で桃がしゃべるわけがないし、べったりくっついてくるような犬でもなかったし、たぶん夢を見ていて、その風景の中に、当たり前に存在してるから気付かないのかもしれない。
それに、きっと今頃 自由になった身体で、公園行ったり、家の中を走り回ったり、忙しいはずだ。
桃ちゃん。
四十九日までの間、お散歩行ったり、好きなとこで日向ぼっこしたり、ぬくぬくお家を満喫してね。
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