共有の新馬を落札しました

みなさんこんにちは、えーぴーでございます。
結構遅れましたが、先日行われたHBAサマーセールで1頭共有の新馬をグループで落札しましたのでご報告いたします。

それがこちらのシーズババズディライトの2021です。
ウインバリアシオン産駒の牡馬です。

当日私は現地に行っていませんが、代表馬主の方や共有仲間の方、そして預託予定の調教師さんに行っていただきました。写真は代表馬主の方の写真です。写真ありがとうございます。

思えばこの馬ですが、8月に入ってから共有仲間でオンライン検討会を行い、それぞれの推薦馬をあげていきましたが、
今回落札した馬はその推薦の中には入っていません。
当日は調教師の方を中心に展示やレポジトリーを見て、参加する馬を決定していきました。
その中でシーズババズディライト2021は調教師の方から「面白いかも」という推薦があり、参加したという経緯です。

後出しにはなってしまいますが、自分もセリカタログから血統面中心にで評価していきましたが、この馬は実は満点を獲得していました。
ただ、どうしても他の満点を獲得した馬が最終的に評価が高く、自身の推薦までには至りませんでした。

実際のセリですが、スタートの200万ワンビットで落札となり、今年のサマーセール全体でも牡馬落札価格としては下から2番目タイというお手頃価格となりました。

さて、こちらのシーズババズディライト2021ですが、血統面を自分なりに解説します。
まず父のウインバリアシオンですが、現役時代はG1には手が届かなかったものの3度のG1 2着(いずれも勝ち馬はオルフェーヴル)。
本馬の祖父にあたるハーツクライですが、ハーツとディープは共通項があって、いずれもフランス血統にサンデーを種付けして生まれた、中長距離タイプという事。
そしてウインバリアシオンの母系を見ると母父はストームバードで母母父はダマスカス系。
以上の内容とかなり似ている馬が居て、それがキズナです。(詳しくは血統表参照)

ウインバリアシオン血統表
キズナ血統表


キズナは牡馬の場合、馬力とスタミナが強化され、またダートもこなします。
なのでウインバリアシオンの牡馬のこの馬にとってもダートはまず良いと思います。
更にいいのが母父のDistorted Humorですが、この馬は系統でいけばミスプロ系です。もっと言えばアメリカ型のミスプロ系が良いです。
特に園田の大規模馬場改修を行った2020年4月以降では、兵庫の重賞で勝った馬の多くが父か母父にアメリカ型のミスプロ系を持っていたので、
そこもプラスだと思っています。
スケールの大きい話にはなりますが、母父Distorted Humorはモーニンやアロゲート、ゴールデンシックスティーを輩出しています。
そう言った面でも馬力・スタミナ型のウインバリアシオンに母父としてスピードを補完させる組み合わせは非常に良いと思いました。

今後は育成を経て来夏デビューになればいいなあという感じです。
ちなみに共有に参加してる方は個人で何頭も持っている方、過去に南関で連戦連勝した馬、交流G1出走馬を共有・所有している方ばかりなので、
むしろ勉強です。これからもよろしくお願いします。

ということで、モンタナドライブの共有解散で4頭になったわが軍が再び5頭体制に戻りました。
仕事頑張ります(笑)それではまた次回。

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