ヴァリオ的ダートグレード挑戦(後編)

こんばんは、えーぴーてございます。
今回は後編と書いてるように、前編ではヴァリオの兵庫ジュニアグランプリ参戦までの経緯を書いていったのですが
今回は昨日行われたレースを踏まえて、参戦する事のメリットの続きにも触れていこうかなと思います。

レースについてですが着順は12頭立ての12着、まあ言うなれば最下位です。
結果に関しては高い確率でそうなるかなと自分自身も想定はしていました。
人気も最低人気だったので、というかこのレースはとにかくJRA勢はもとより地方他地区勢、とくに門別勢が強いんです。

同じ世代限定のダートグレード競走、兵庫CSは他地区勢の参戦がほとんど無くて地元馬が出やすいのですが
(但し、兵庫CSは来年から1400mに短縮、3歳ダート短距離路線の頂点に位置付けられるので、この傾向が変わる可能性有り)
とにかく兵庫ジュニアグランプリでは他地区含めてメンバー揃うので、
兵庫で強い馬もあまり出ないレースなんですよね。なので割と出るだけならば出やすい重賞なんです。


正直出るだけってとか言うとなんだよとか思われそうですが、
そこら辺は前編でも書いた通り早い流れのレースで、経験値を積む事に意義があると思ってます。
なので、とにかく一周回ってきてくれればと言う感じだったので。

では金銭面という事においてですが、
実は兵庫県競馬の規定によりダートグレード競走の着外手当は20万(進上金で4万引かれる)
プラス重賞での出走手当16万が貰えるのです。
ヴァリオは11月上旬に1回使っているのですが、その手当と今回の手当て含めたら約2ヶ月分の預託料を賄えるんです。(もちろん各厩舎の預託料にもよりますが)

なので経験させてもらえる上に預託料までいただけるから、見方によってはお得なんです。
あとヴァリオ自体もこれからどんどん良くなる馬ですし、今ごく軽度のソエが出ているということであまり調教もそこまで攻めていません。
3歳春にどう完成させるかを考えてやっているんで伸びしろだらけなんです。

それでも、個人的な視点で見れば
共有馬が、ましてや自分の命名案を採用してもらって新馬勝ちしてダートグレードに挑戦できる。
これから先どうなるかわかりませんが、満足度としては今の時点でもかなり高いです。
自分の中で極々小さいながらも地方馬主的視点として、
どうせやるなら楽しくやって、なお勝ちたい。(主に金銭面)
でもたまには夢を見たい。(重賞出走とか)
というのが根底にあります。

現実と理想の間のバランスを見ながらやるのが自分の現状のベストと思ってるので、
馬を見る力、判断力、それらが無い自分にとってはサラオクよりも新馬のほうが良いだろうなと判断した上で今こうして動いているので、
現状の結果でもある程度満たされてはいます。

但し、ヴァリオは絶対にもっとやれる馬と思ってますので、
そこだけは譲らずに今後を見守っていこうかなと思います。
という事で今後もヴァリオを見守っていただければと思います!

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