2022共有馬成績振り返り

こんばんは、えーぴーでございます。
今日は年末という事で我が共有馬たちの2022年を振り返っていきたいと思います。
この中には共有を解散した馬もいますが、それも全て自分の馬主ライフを形成してくれた馬であるので
改めて、の思いで振り返りたいと思います。

1,モンタナドライブ(3戦0勝)

正月の川崎開催でこの馬の走りを見ることができました。
これが結局、最初で最後の生観戦。現在の地方競馬で一番良いと言われる馬主席に入れたのもこの馬のおかげです。

最後は故障による解散となりましたが、ちょっと方向性が違っていれば勝ち星を挙げることはできたのかなと。
無念の思いが大きいですね。通算の共有馬の中では唯一の未勝利解散。お疲れ様でした。

2,ナスノカンザン(7戦0勝)

これは直近の記事でも書きましたが、高知を足元の炎症により退厩。そして園田への移籍。
10月20日のレースは現地臨場していたので、僅差の2着には声にならない声が出ました。
なんとかもう一つ勝ちたかったなあ、お疲れ様でした。

3,ディザネイション(11戦3勝)

笠松で冬に連勝した時はこれは本格化来たか!?と思いましたがやはり甘くはありません。
その後同じような負け方を2回繰り返した後は6着を3連続。
果たしてどうなってしまうかと思いましたが、ここで佐賀移籍を決断。
これが功を奏して移籍初戦を勝利!今度こそ・・・でしたが今度はひどい夏負けに。
この馬で勝ち続けることの難しさ、順調であることの尊さ、改めて思い知らされた感じです。
かなり夏負けが長引きましたが既に入厩。新年はリスタートとなるので、もう一度やってやりたいという気持ちが大きいです。
また現地に臨場します。

4,シャルトリュー(4戦1勝)

3歳3月にようやっと能検を受け、さあいよいよデビューだ!という段階でまったく飼い葉を食べなくなるという事態に。
それでいったん放牧を挟み馬体は回復するものの、できるだけ増やしてから入厩させたい厩舎側と
もうやることやったからいつでも入厩できる施設側の状態になって、その更新が続きました。
ぶっちゃけ、その状態について正直どうなんか?と代表に直談判もしました。
その中で再入厩し、無事迎えた7月11日のデビュー戦はフラフラしながらも見事勝利!
再度馬体の成長促すために放牧に出すも、やはり体重は増えず。
もうこの馬こういうもんだろうな、レース使って傷んだり大きく減らない限り使うわ!との方針転換。
11月から3開催連続で使って、さあいよいよ年末の大井開催、初めて見れるぞ!
と思いきやここでダメージが蓄積されて放牧に。
この馬に合えるのは来年以降となりました。共有の中で唯一の牝馬という事でやっぱり難しいですね。
でも本格化すれば何個かは勝てる馬だと思うので、とにかく体質面と芯がしっかりとなってほしいですね。

5,ヴァリオ(サマーセールで落札の1歳共有馬)

春に馬主仲間の方からお誘いをいただき、はじめてのセリ馬の検討。
落札時の緊張感、自身の馬名案の採用、登録。そして先月行ったBTCでの愛馬との初対面。
本当にお誘いいただき感謝です。共有の皆さまもこの場を借りて改めてよろしくお願いします。
とにかくこの馬と歩むすべてのことが初めての事であり、サッカー日本代表じゃないけど新しい景色を見せてくれています。
早ければ来年夏にはデビュー予定で、園田のパドックを歩いている予定です。
9年前の有馬記念で渾身の1点勝負を中山現地で見た時、まさか的中をもたらした当事者の産駒を共有するとは。
そのころ地方競馬馬主なんて考えてもいなかったし、そもそも年収も足りなかったし。
あの時の自分に言ったらなんて思うんでしょうね(笑)

今はとにかく希望溢れるこの瞬間を存分に楽しみたいと思います。

6,アントラシート(15戦6勝)

大トリはこの馬です。意図的に最後にしました。という事で長くなります(笑)
思えば2022年、共有として最初の勝利もこの馬で、最後の馬もこの馬でした。
間違いなく、自分の共有馬の中ではエースです。この馬中心に1年間楽しませてもらいました。

初勝利は1月、5頭立てのレース。これで勝てなきゃどこで勝つ!という感じでしたが見事初勝利。
調教で落とされながらも乗ってくれた岩手から短期で来ていた同世代の高松騎手。本当にありがたかったです。
昇級戦2着で、その次は某有名YouTuberの馬に惜敗。初勝利を献上してます(笑)
3月は直線壮絶なたたき合いの末見事2勝目。ちなみに競り落とした馬は重賞で掲示板、B2で勝利。この馬が常に物差しになってます。
そして忘れもしない5月1日8時49分。兵庫CS出走決定の知らせ。
レース当日あの日の空気感、そしてパドック内から見たあの風景と緊張感。忘れもしない最高の経験でした。
夏は充電と名張の坂路で追われる日々。
秋は新たなパートナーとして同じ誕生日の吉村騎手を迎えC3からのリスタート。2連勝でさあどこまで行くかという所。
10月、一つ前のレースで起きた多重落馬。無事に走ってくれる事の重要さを感じました。
12月には過去最高体重で超スローを差し切る、一段階上に上がったことを予感させる勝利。
と、思いましたが12月30日のレースではやはりそう甘くはないと思い知りました。

書き記せばもっとある馬です。更には自分の全く関与しないところで、この馬の半弟を某有名歌手2名の共有でトレーニングセールで落としたり、
ラニ産駒らしく破天荒なエピソードも満載。調教師の携帯を踏みつけて壊したりもしました。
この馬の共有に携われたこと、本当に自分は運が良かったし沢山いい思いをさせてくれました。
来年は今年のように勝ちまくるのは難しいでしょうが、ゆくゆくはこの馬で重賞にもう一度挑戦したいです。

ということで全共有6頭について振り返りました。
年間通じて40戦10勝、勝率はちょうど2割5分。二ケタ勝てるなんて思ってもみませんでした。
共有馬に携わっていただいた方々にこの場を借りて感謝します。本当にありがとうございました。
そして共有を主導でやってくれてる方々、本当自分は運が良いです。マジで良すぎです。
でももっと上を目指したいです、今後ともよろしくお願いいたします!

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