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馬の収支(アントラシートの場合)

こんにちは、えーぴーでございます。
今日はずばり、お金の話です。
タイトルにもある通り、兵庫の共有馬アントラシートについて現時点の収支を報告します。
ざっくり簡潔に振り返りますが、皆さんの参考になればと思います。

まずアントラシートの近況ですが、今週16日に姫路6R「3歳C1」に出走。
3番人気でクビ差の2着でした。
(ご存知の方も多いでしょうが、勝ち馬のオーナーはYouTuberのあの方です)
昇級してからどこまで、という感じでしたが2戦連続2着と完全にクラス卒業間近というところまで来ることができました!

レース後も調教師の落とした携帯を踏んで破壊したり、
昨日の報告でも12月3日に復帰してからもう6戦目、ほぼ中1週でずっと使ってきているにもかかわらず開口一番「絶好調です!」と完全に中畑清状態と元気いっぱいです。
パドックでもこんな感じでマイペースですからね(写真提供:のぶぅさん)

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さてそんなアントラシートの収支ですが、現時点では以下の通りです。
馬代金は総額440万(一口22万)ですが、それは度外視するものとします。

アントラシート

まず収入面ですが、8月20日にデビューしたことにより主催者より早期デビューの奨励金が20万出ています。(但し、代表馬主が兵庫県馬主協会所属に限る)
そして兵庫の場合、初出走の場合22万が支給されます。(こちらは馬主協会所属に関係なく支給)
で、初戦・2戦目と着外でしたが着外手当として1万、進上金を引いて8千円支給となります。
その後は5戦中4戦で馬券内に入って賞金もたくさん獲得してきてくれました。
兵庫デビュー馬に対しては手当も厚く、2歳時なら出走ごとに12万、3歳でも10万が毎レースごとに支給されます。
(大体の地方競馬場でも地元デビュー馬に対する手当が厚くなってきました)

次に支出面ですがアントラシートは5月から募集が開始されたので5月からの収支で考えます。
育成施設から保利厩舎への入厩、初出走戦を使って名張への修行、そして帰厩後の連戦という形となっています。
費用にはもちろん移動時の馬運車代もみています。
11月が異様に高くなっていますが、これは名張からの馬運車代、外厩と厩舎の請求締め日の違いにより高くなっています。
(外厩は締め日が20日だが、厩舎は月末が締め日の為)

それともう一つ、12月に比べ1月の費用がグンと上がっています。
大体いつもならば預託料+税+サプリや蹄鉄打ち換えなどの諸費用で20万台後半なんですが30万を超えています。
こちらには理由があって、昨年11月末に先生から
1、飼料などの価格高騰
2、優秀なスタッフ確保のための給料増額
3、来年度から1人当たりの担当馬を4頭→3頭にしてよりよいケアができるように
との理由で月ベースで約3万円+税の値上げとなっています。
こちらに関しては代表でもないので何も言うつもりはありませんが、アントラシートに関して結果が出始めているのもあって、むしろ僕は歓迎です。
なぜならばその影響か、保利良平厩舎は昨年の兵庫リーディングは8位でしたが、
今年はまだ2月半ばという事もありますが3位に躍進しています。
(かつ連対率は兵庫唯一の5割越え!)

結果が出るのであるならば、情勢に適した値上げは必然と思いますし
馬主への手当も上がっているのでバランスが取れるのではないかな、と思ってます。
これからもよろしくお願いいたします!

で、収支ですが馬代金に関しては回収を考えていません。
ちょっとでも回収出来たらいいよなーぐらいにしか考えてません。その代わり食い扶持はしっかり確保してほしいというのが僕の考えです。
先の収支表を見て分かる通り現時点では募集後の収支は約-61万です。
これを20口で割ると1口当たり約3万、更にこれを9ヶ月で割ると月3400円弱のマイナスで済んでいます。
つまり月に1回、呑みに行くよりも安い費用で済んでいますし
自分の今住んでるところの駐車代よりも全然安いことになります。

それでいて、しっかり勝った時の口取りなど「馬主」としての活動もできるし、予定さえ合えば厩舎へ馬に会いに行くこともできる。
競馬ファンの趣味代として考えれば最高の趣味だと思います。
もちろん、コンスタントに走れる馬を選ぶという運と勉強は必要ですが、本当に楽しいですね。

で、アントラシートですが。上手くいけばGWには・・・
この先は夢がかなってからにしましょう。
という事でまたどれかの共有馬の収支報告をしたいと思います!

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