5月の馬主活動
みなさんこんばんは、えーぴーでございます。
またしてもお久しぶりにはなりましたが、今月色々と動きがあったのでまとめて記事にします。
まず5月13日土曜日、石川県は小松市にある愛知ステーブルさんに2歳新馬ヴァリオの見学に行ってきました。
当日は3人で行ってきたのですが、JR小松駅から送迎に来ていただき車で15分ほどの所にあります。
当のヴァリオに会うのは昨年11月末の浦河BTC内で会って以来。
GW前に浦河→小松へ移動し、月次で送られてくる育成場からの報告写真では連休前の段階でグッと良くなってきたなーという感じで楽しみでした。
ということでこちらがヴァリオです。
いくらか蕁麻疹?は出ていますが馬体は本当イイ感じになってきたなと思います。
現在ソエが出ているとのこと。強めの調教はしていませんので坂路で17-17を行う程度。
4頭縦列で坂路を駆け上っていくのですが、坂路の横には走りが見れるようにカメラが設置されています。
他の3頭はそのカメラの方を見たり、別の所を見ながら走っているのですが
ヴァリオに関しては頭をグッと下げ如何にも集中して走っているように見えました。
走ることに対して前向きなのは個人的に非常に良い事だと思うので、嬉しく見えましたねー。
園田への移動ですが、もうちょっと大きくしてからとのことなので恐らくデビューは8月後半になりそうかな?
820mよりは1400mの馬だと思うので、多分そっちの距離でのデビューになりそうです。
デビュー時の推定馬体重は恐らく450㎏台後半でしょう。ということで、厩舎に来たらまた訪問したいと思います。
続いて5月25日木曜日、園田で共有馬アントラシートが出走。
この日は仕事を半休して現地観戦。
休養先の牧場も訪問し、帰厩後の厩舎も訪問して保利先生とも話し、手ごたえも感じてました。また前走B2戦(2着)で3着の馬は後にB1勝ち。更に追いきりで併せた馬は前日のメインC1を勝利。
こりゃーグリグリだろうなーと思いましたが、新聞の印は思ったより薄い。
しかし本紙担当と自分が一番重要視してる北防TMだけが本命を打っていたので一安心。
北防さんの本命は基本「調教が一番良かった馬」と捉えているので大丈夫と思いました。
更には念には念を重ねて口取り権利がある時に、持っていけば2戦2勝のネクタイを持参。
パドックでは先生と話しましたが、自信ありげな表情。
469㎏は過去最高馬体重で仕上がりも良し、それでも本馬場入場時で単勝4倍もつく「異常事態」
これは行くしかないだろうと普段買わない単勝をそれなりの額で購入。
結果一番人気でしたが、見事一着になってくれました。
レース自体はスタートから促して5番手で1コーナーへ。
コーナーワークと向正面で内ラチぴったりで3番手をキープ。
外から有力馬が捲ってきますが、直線向いて前が開くと一気の伸び脚。
結果外から来た人気薄の2,3着は道中後方の2頭。
思ったより展開厳しかった?を前付けして完勝ですから、明らかに一段スケールアップしましたね。
実質スタートとゴール前の直線だけの競馬でしたので、引き上げてきてからもすぐに息が入りました。
鞍上の吉村騎手とは同じ12月26日生まれなのでいつか口取りしたいと思ってましたが夢がかないました!
さて次走ですが番組見てても恐らく6月16日のその金ナイター最終に組まれてるのがありますね。ここに出てくれたら仕事終わりでも高松から車で行っても間に合いそうです。是非ここに出てほしい!
最後に悲しい知らせ、5月27日日曜日の日本ダービー当日。
ダービーのレース後2時間後でしたが大井のシャルトリューが用途変更=引退の知らせ。
昨秋から足元の不安、というほどでも無いけどなんか変な感じでしたが、
レースに使っていける状態になれなさそうなのでここで共有解散とのことです。
今後は乗馬として引き取り先を探していくとのことですが、まずは命ある状態でキャリアを終えることができたのはまだいいほうなのかなと。
先ほども書いた通りダービーの2時間後。当たり前に帰ってきてくれることの尊さを、誰もが感じた出来事があった直後ですから。
惜しむらくは現役期間中一度も会えなかった事。
それでも1勝あげてくれたわけですし、讃えて次のステージに向かってほしいなと。
もし乗馬として引き取り先がわかったとしても行くかどうかは、いろいろ考えておきます。
そもそもこの馬のおかげで地方馬主免許の最終的な決定打をもらうことができた事、そしてこの馬きっかけでYGGに入会しました。
いずれにせよ自分の共有1頭目として、キャリアを形成して来てくれました。
しかし、それ故に学んだことも色々で。
この馬の引退を以って、南関所属としての共有には今後参加しない事としました。移籍して南関になる場合は除きますが。
理由は先ほども書いた、結局一度も会えなかったこと。
自分のように地方在住、ましてや西日本となるとなかなか現地で見れないのが現状。
そうなると真剣度もどこかで落ちているという事も感じていました。
馬主たるもの、予定をつけて現地で観戦し、厩舎で愛馬や関係者を労う。
自分としてはこれをやりたいと思っていたのでなかなか行けない現状を考えるとちょっと南関(+岩手)は難しいなと。あとは開催が多いTCKならまだしも、その他3場になると遠征できなければ月1走が基本ですし、収支安定もなかなか大変。どうせやるなら損を少なく、長くやりたい考えがあるので。
ということで、今後は原則西日本中心でやっていきます。
既に色々と情報は集めていますので、上手くいけば今年、もう1頭兵庫所属の共有馬が手に入るかも?なので。
ということで今日はこんなところです。また次の機会に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?